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西森路代と宇多丸『大豆田とわ子と三人の元夫』を語る

西森路代と宇多丸『大豆田とわ子と三人の元夫』を語る アフター6ジャンクション
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西森路代さんが2021年6月9日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション』に出演。宇多丸さんとドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』について話していました。

(宇多丸)次のパート、行ってみよう。日比さん、お願いします。

(日比麻音子)アトロクリスナーに捧ぐ。後追い上等。2021年の今だからこそ間に合う、今注目すべき脚本家&日本のテレビドラマはこれだ!

(宇多丸)まあ、端的に申し上げまして日本のテレビドラマ弱者と化してしまった私、宇多丸。この節穴を埋めていただく……そんなに卑下しなくてもいいのに(笑)。ということで、今からでも後追いできる具体的な作品について、西森さんにうかがっていきたいんですけども。これ、ちょっと西森さんなりにこの番組に寄せた紹介の仕方を考えていただいたようで。

(西森路代)そうですね。やっぱり注目の脚本家さんと、あとは今放送をしているというもので選んでみたいなと思いました。

(宇多丸)やっぱり作家性というところで追っていくのが一番わかりやすいですからね。

(西森路代)だと思います。

(宇多丸)ということで、まず注目すべき脚本家、お一人目はどなたでしょうか?

(西森路代)『大豆田とわ子と三人の元夫』の脚本家、坂元裕二さんです。

(宇多丸)恐るべしですね! まあ、今日はここが焦点になるかとは思っておりましたが。改めてこの『大豆田とわ子と三人の元夫』の説明を日比さんからお願いします。

(日比麻音子)はい。ご紹介します。フジテレビ系火曜21時枠で4月から放送が開始されています。現在も放送中。制作はカンテレです。主演は松たか子さん。バツ3の主人公、松たか子さん演じる大豆田とわ子が3人の元夫に振り回されながらも幸せを求めて奮闘する新感覚ロマンティックコメディです。

(宇多丸)はい。これはもういろんな切り口があるとは思いますが、西森さん、ぜひお願いします。

(西森路代)これ、宇多丸さんもご覧になっていますか?

(宇多丸)はい。でもね、まだ全部は行けてなくて。全然まだ序盤。2話目なんですけども。今、後ろで流れているのは、いつもエンディングでね、ベースはSTUTSが作った松たか子さんが歌う曲なんだけども。毎回、ラッパーがフィーチャリングされていて。しかも、それが劇中の登場人物がやったこととか、それが反映されていて。だからこれだったら岡田将生さんがBIMとラップして。しかも劇中のソファーの話をしたりしていて。

(西森路代)うんうん。

(宇多丸)まあ、これがラッパーの使い方……人選と出し方と映像と、そして曲のクオリティーと。もうね、俺はテレビで日本のラップが使われた中で一番かっこいい使われ方かもしれない。マジでこれはもう、やられました!

(日比麻音子)「一番」が出ました!

(宇多丸)超わかっているし! もう1話目のKID FRESINOの、あのボウリング場にいて。やつのかっこよさとかもよーくわかった上で、そこから松さんがこっちにカメラ目線が入って。で、曲が始まって。そのまま同じ場所でKID FRESINOがラップをしだすっていう。なに、これ!? もう夢なんですけども。夢みたいな感じ。すいません。興奮しちゃって(笑)。

(西森路代)フフフ(笑)。

テレビで日本のラップが使われた中で一番かっこいい

(西森路代)いや、よかったです。そういう風に。そうですね。本当になにから話したらいいのかがわからないぐらい切り口はあって。今の放送分とかが印象に残っていたりはするんですけども。

(宇多丸)なんかすごいらしいですね。最新回は。

(西森路代)そうなんですよ。

(宇多丸)そして衣装はもちろん伊賀大介さん。伊賀ニイがやっています。

(西森路代)最初の方は元夫と松さんのことが1話、1話明らかになっていくのかなと思いながら見ていったら……これ、宇多丸さんはまだっていうところなのであれですが。とても意外なことが起こって。

(宇多丸)匂わせでお願いします(笑)。

(西森路代)そうですね。意外なことが起こって。それが私たちにすごく衝撃で。「これをどう捉えたらいいの?」っていうぐらい突然であり……なんか説明が少ないんですね。

(日比麻音子)そこがちょっと坂元さんっぽさなのか、自然と入ってくるからこその打撃の大きさというのを感じました。

(西森路代)ありましたよね。ちょっとざわつきまくりましたよね。

(日比麻音子)ズシンと来ましたよね。

(西森路代)で、その後も説明がすごく少なくて。日常が続いていくので。なんか置いていかれたような気がしたんですけども。ところどころに、こうやって心に深い何かを残しているんだなっていうようなところが出てくるので。それを集めながら、なにかを感じていくみたいなところなんですよ。すごいネタバレしないように言うと。

(宇多丸)でも、坂元裕二さんのこれまでの様々なお仕事……当然、この間の映画『花束みたいな恋をした』も含めて、やっぱりその会話劇の、もちろんベテラン中のベテランで。名人だから。そういう中にピリッとしたものを入れてくるみたいなのは、まあ想像はつくんだけども。「想像がつく」というか、そうなると言われると納得はするんだけども。えっ、でも俺、まだ2話だから。結構ほんわかしているんですよ。まだ全然。

(西森路代)そうでしょうね(笑)。

(日比麻音子)宇多丸さん、来ますよ?

(宇多丸)なんたることでしょうか。

(西森路代)しかもオダギリジョーさんが……。

(宇多丸)出ているらしいですね。

(日比麻音子)はい! 私はもう7話でオダギリさんの言葉に涙が止まらなくなりました。日本のドラマでここ最近、私もあまりたくさん見れてはいないんですけども。こんなに泣いたのはちょっと久しぶりなぐらいに。坂元さんの言葉選び。そしてオダギリさんの空気感。また来ちゃった!っていう感じでした。

(西森路代)なんか、オダギリさんはああじゃなければ、みたいな感じでしたよね。

(宇多丸)『花束』でもオダギリジョー力をいかんなく発揮されていましたからね。

(日比麻音子)オダギリジョー!っていう感じでしたけども。

(宇多丸)そうなんだ。そこまで……日比さんをしてそこまで言わしめるのか。

(日比麻音子)でも、やっぱり松たか子さんと坂元さんの言葉たちのこのマッチングというか。『カルテット』の時も非常に感じましたけども。ええ。そこもすごいいいなと思いましたね。

視聴者の想像通りには行かない展開

(西森路代)あと、やっぱりなんかもう、私たちの想像通りには行かないんですよね。ドラマの展開とかも。意外な……最後まで本当にわからなくて。この前の放送が本当に最終回みたいな回になっていて。それはそのドラマの公式もツイートしていたので。そういう意図があるとは思うんですけども。この先にまた、どういう最終回があるのか?っていう感じになっているところですね。

(宇多丸)でも当然、意図的というかね。そういうタイプのドラマってありますよね。完全に終わったその後があって。そこが重要なタイプのドラマってあるから。って、私はまだ2話目で何を言っているんだ?っていう。すいませんね。まだ玄関口なんですけども。

(西森路代)あとはやっぱり最近の坂元さんを見ていると、『花束みたいな恋をした』にしても人生ってままならぬことが突然起こったりして。その後にどう、日常を続けていくのか、みたいなのがすごい重要な感じがこのドラマにしても思いましたね。

(宇多丸)うんうん。『花束』も「それでも人生は続いていく」っていうところが最大の味わいでもありましたしね。そうなんだ。ということで、とにかく坂元さん。90年代からトップを走り続けて。しかも常に更新しているというか。『問題のあるレストラン』とかも社会意識の盛り込みみたいなところも本当に早いし、鋭いし。なんか、すごいっすね。坂元さん。

(西森路代)そうなんです。やっぱりドラマ、すごい面白いですよ。

(宇多丸)僕もだから『花束』の時に「今さら何を言っているんだっていう話だけど、やっぱり坂元裕二印は見なきゃダメなんだっていうことがわかりました」って言いましたけども。まさにこれもそういうことですね。

(西森路代)はい。

(宇多丸)この『大豆田とわ子と三人の元夫』はU-NEXT、FOD等で初回から全話ご覧いただけます。安い! 見やすい! 追いかけやすい!

<書き起こしおわり>

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