おぎやはぎのお二人がTBSラジオ『おぎやはぎのメガネびいき』で、劇場版まどか☆マギカ新編・叛逆の物語を見た感想を話していました。
(矢作)その間、3時間ぐらい空いたから、ヒゲちゃん(宮嵜P)と小木と俺の3人でね、行ってきました。映画に。
(小木)映画、行きましたよ。豊洲の方のね、映画館に。
(矢作)豊洲のららぽーと。『まどか☆マギカ』。ついに行って参りました。楽しみにしてまして。平日の1時ということもありまして、劇場の方は結構空いてましたね。見やすかったですよ。
(小木)いい映画館だったからね。あれはよかったなー。広くて。
(矢作)見ました。『どうやって(話を)つなげるのかな?』って、それがものすごいテーマだったんだけど。
(小木)前回から言ってましたけども。
(矢作)『なるほど!』という感じだったですけども。
(小木)いい感じでした。言えないからね(笑)。全然、なかなか。そういうことを。
(矢作)これね、前回俺がまどか☆マギカの内容を説明しているのを聞いている人がいたらわかると思うんですけど。前回、まどか☆マギカを見たんだよね。それを小木に説明しようと思ったんだけど、ネタバレになっちゃいけないということで。説明がすごい下手だったっていう事件があるわけ。なにをしゃべっていいかわかんないっていう。今回の劇場版のまどか☆マギカ、これもまさにしゃべれないでしょ?何も。
(小木)何もしゃべっちゃいけないでしょ。
(矢作)何ひとつ。だからどうしていいかわかんないよ。
(小木)話ね。難しいよ。
(矢作)だから基本的に映像は、映画館で見るからなのかしらないけどさ、いわゆる魔界みたいなシーン、あるじゃない?が、すごいね!
(小木)あー、やっぱり素晴らしいんですね。
(矢作)デビット・リンチのようだよ。鮮やかな。急に変わる世界観がね。
(小木)そう。急に変わって。アートなんですよ。アート。
(矢作)もうアートだよな。本当に。
(小木)いま言えるのはそれぐらいなんだよ(笑)。
(矢作)もう差し込む・・・なんせ、洒落てるの。
(小木)やっぱりちょっと違いますよ。テレビで見た時と。やっぱりすごいなって。
(矢作)単純に、センスがあるね(笑)。
(小木)デザイナーを入れてるんじゃないか?
(矢作)あれ、デザイナー優秀なやつ、入ってるね。
(小木)入ったね。あれね。デザイナー入れたよ、あれ。
(矢作)だってもう、かっこいいんだもん。まず。お洒落。まどか☆マギカ見に行っておいてこんなこと言うのもアレだけど、お洒落。断言します。まどか☆マギカはね、お洒落映画だね。
(小木)お洒落だよ、あれは。あれはお洒落だった。だから、サラリーマンとかも、ちゃんとおっさんがいるの。
(鈴木工務店)客層、そんな感じですか?
(小木)オタクっぽくないの。今日いたのは。
(矢作)よくね、(日産)スカイラインとかが『羊の皮をかぶった狼』とか言われるけど。あれは本当にそうだよ。『アニメの皮をかぶったお洒落』。
(小木・工務店)(笑)
(小木)お洒落ですよ。
(矢作)あれ、お洒落映画だよ。内容はだから、言えないんだけど。いま言ったお洒落はいいとこでしょ。悪いところと言ったらね、前回終わって、『どうやって、これ話を続けるの?どうやって話をもう1個、ストーリー作るの?』って思ったでしょ?で、ちゃんと作ったの。新たな物語を。なんだけどね、やっぱり辻褄が合うようになんだけど、すっごい説明が多い。
(鈴木工務店)(笑)
(小木)まあ、合わせに行ってますから。だから2時間っつーのが足りないんだよね。ああいう複雑なさ、結構いりくんだものなんだから。アニメでちゃんと海外ドラマのようにさ、やっていかないと。あれはやっぱりなっちゃうよ。2時間だと。
(矢作)そっか。ちゃんと12話でやったら・・・
(小木)ちょうどいいぐらいの内容だよ。
(矢作)2時間ぐらいに詰め込むから、説明が多くなるのね。説明でいくしかないじゃない。悪いところで言ったら、説明が多い。ぐらいかなー。これでしか、言えないよね。
(小木)そう、説明。会話劇みたいな感じ。2人の。まあ、あんまり言っちゃいけないからね。そういうシーンもあるんですよ。説明のところとかも。
(矢作)あと、こういうまどか☆マギカとか、なんでもそうだけど、映画版・劇場版になるじゃない。ドラマでもなんでも。劇場版から見ても、結構面白いって言うじゃない。これさ、前の見てなかったら、わからないよね。絶対。どう?だからハナから相手にしないだろ、たぶん。新しい客を。って俺は思ったけど。
(鈴木工務店)そんな感じでした?
(矢作)なんでもそうじゃん。劇場版って、劇場版しか見なくても楽しめるように一応作るでしょ。これは俺は、最初からそこのターゲットを捨てているように見える。
(小木)完全につながっているんだもん。
(鈴木工務店)なるほど。じゃあこの世界を大事にしてるっていうか。
(矢作)だから偉いと思う。むしろ。潔い。いちいちそんなわかりやすくとかしないで、前の大好きな人が喜べばいいって感じ。
(小木)そうね。ファンが多いから、いいんだろうな。それで。
(矢作)いいんだよ。これは俺はお洒落映画だと認識しました。これ、ビンセント・ギャロですよ。
(小木)こういうのもさ、海外とかって、持っていけばいいのにね。
(鈴木工務店)されるんですよね?
(小木)やっぱり、するんだ。持ってってもいいけど、こっから見なきゃいけないの?外国の人たち。あ、前回の行ってるんだ。前回の、ダイジェスト的なものなんでしょ?
(矢作)前回の映画を見てれば、わかるよね。
(小木)そうだよね。こういうの、すごいの獲ると思うよ。これは。
(矢作)いやー、お洒落だよ。まあ、そんな感じかな?まどか☆マギカに関しては。
<書き起こし終わり>