たわわちゃん 宇多丸に語る 2013年紅白歌合戦『アイドル枠』大予想

たわわちゃん 宇多丸に語る 2013年紅白歌合戦『アイドル枠』大予想 宇多丸のウィークエンド・シャッフル

TBSラジオ『タマフル』に毎年、紅白歌合戦の様々な予想をロジック込みで行うたわわちゃんが出演。2013年紅白歌合戦アイドル枠についてYOSOUしました。

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(たわわちゃん)次はですね、『アイドル枠』。

(宇多丸)そうですね。アイドル、いま花盛りすぎてちょっとね。

(たわわちゃん)今年、アイドル枠が結構増えると思ってまして。その理由、ロジックといたしましては、昨今のアイドルブームと紅白の相性がすごいいいと思うんですよね。ちょっと以前だと演歌歌手が苦節◯年でやっと紅白に出れましたっていう涙ぐましいエピソードがあるんですけど。それがいま、アイドルに当てはめてて。

(宇多丸)ストーリーがね。ようやくここに立てましたっていう。作れますもんね。

(たわわちゃん)そういう相性の良さもありますし。あと、今年日本シリーズで楽天ゴールデンイーグルスが優勝したじゃないですか。そのことによって、田中将大投手が審査員をやる可能性がある。そうなった時、彼は大のアイドルファンでありますし。

(宇多丸)奥さんがね・・・

(たわわちゃん)そう。アイドルですから。いま、メジャー移籍するかどうかで悩んでて。日本に彼を引き止めておくものは、アイドルしかないと思うんですよ(笑)。

(宇多丸)アイドルで引き止める。マーくんを。

(たわわちゃん)それで紅白でアイドルをたくさん見て、『あ、やっぱりメジャーよりも日本かな』って思わせるっていう(笑)。そういうことも加味しつつ、アイドル枠は増えるんじゃないかっていうYOSOUをしていて。それで、仮に2枠増えると考えまして、1枠は48グループ。AKBのグループから1枠になるんじゃないかと。

(宇多丸)AKBはね。

(たわわちゃん)増える部分なんで、今年NMB48と、乃木坂46がそこを争うんじゃないかなっていう感じになって。やっぱりNMB48、今年紅白を意識した活動が多かったんで。

(宇多丸)というと?

(たわわちゃん)今年、出したアルバムに『12月31日』っていう曲を出して。これが完全に、紅白に立てなかった悔しい思いを歌った歌で。そういう感じで、紅白を意識した活動が多かったNMB48が有利な。しかも売上も他のグループよりはって感じですし。NMB48が有利なのかな?って思うのと、あと1枠も、他のアイドルも今年、すごかったっていう。

(宇多丸)そうですね。

(たわわちゃん)発想のもとで、可能性のあるアイドルを挙げていきますと・・・今年いちばん期待されている、勢いが再び盛り返してきたモーニング娘。

(宇多丸)モーニングね。

(たわわちゃん)あと、EXILEの妹分のE-girls。

(宇多丸)E-girlsも売れてるんだもんね。

(たわわちゃん)あとavex所属のSUPER☆GiRLSとか。あと、世界照準で活動しているっていうことも考えて、でんぱ組.incとかも可能性はあるんじゃないかと。

(宇多丸)ええー?そこまで行きます?

(たわわちゃん)あの、『W.W.D』っていう曲のオープニングで世界各国の言葉で自己紹介するんですけど、もう紅白で歌う画しか思い浮かばないぐらいになっちゃって(笑)。

(宇多丸)本当に?本当?

(たわわちゃん)完全にこれ、紅白を意識した曲だなって思いながら聞いてて(笑)。

(宇多丸)意識するのはあれだけど。でんぱ組.incね。

(たわわちゃん)ただですね、今年あまちゃんブームじゃないですか。あまちゃんも要はアイドルを描いてきたドラマだって考えた時に、あまちゃんがどういう感じでアイドルを描いてきたか?って考える必要があると思うんですよ。そうなった時にですね、古田新太さん演じるキャラクターの太巻っていうプロデューサーがいまして。これが、秋元康さんに酷似してるっていう世間の見られ方があったんですけど。

(宇多丸)ええ。

(たわわちゃん)僕、ちょっとその見方とは違う見方をしてまして。その太巻っていうプロデューサーがですね、東京・上野を拠点としたアイドルを中心にプロデュースしつつ、その傍らで全国の地元のアイドルを東京に集めて、アイドルグループを作るっていう。そういうアイドルの作り方をしてるんです。これ、AKBとは違うじゃないですか。AKBは各地に点々とやってみたいな。

(宇多丸)それぞれに支店があるわけだもんね。

(たわわちゃん)東京に集めるっていうの、これ、誰に近いか?って考えた時に東京・フジテレビを拠点にしているアイドルをプロデュースしつつ、全国の地元アイドルを一気に東京に集めて開催させた東京アイドルフェスティバルをプロデュースしている。フジテレビのアイドリング!!!をプロデュースしている門澤清太プロデューサーがいちばん近いんじゃないかなと(笑)。その根拠になる部分が1個ありまして。

(宇多丸)根拠になる部分(笑)。はい。

(たわわちゃん)ここが全国の地元アイドルを集めたGMTっていうアイドルグループなんですけど、松岡茉優さんっていう方が演じてる役なんですけど。完全にこの衣装がNegiccoを意識している衣装。

(宇多丸)たしかにこの服はそうですね。本当だ。Negiccoっぽい。

(たわわちゃん)ってことは、完全に東京アイドルフェスティバルの方を意識してるんじゃないかと。GMTは。

(宇多丸)まあね。地方アイドル。はいはいはい。

(たわわちゃん)となると、もう1枠は僕、アイドリング!!!じゃないかと予想してるんです。

(宇多丸)いきなり?だったら、地方アイドル連合軍みたいなのとかさ。そういう方があれなんじゃない?

(たわわちゃん)いや、違うんですよ。要はアイドリング!!!って、そういう地方のアイドルが全然東京に来れない状況を、東京アイドルフェスティバルを作ることによって、戦える場を作った感じがある。そう考えた時、アイドル文化っていうのを背負っているグループなんじゃないかっていう。

(宇多丸)本当ですか?

(たわわちゃん)本当です!

(宇多丸)そうか。まあ、アイドリング!!!、無しとは言わないけどね。

(たわわちゃん)売上もそこそこ。5万枚くらいは売れてますし。

(宇多丸)苦しいな、これ。

(たわわちゃん)でもアイドル文化を絶やさぬように引き受けたっていう、そこを加味しつつ、アイドリング!!!をもう1枠に推したいっていう。

(宇多丸)入れたい!っていう気持ちも込みじゃないですかね。ロジックっていうか、気持ち?

(たわわちゃん)気持ちです。

(宇多丸)気持ちも大事ですね。

(たわわちゃん)というのが今回のアイドル枠の予想です。

<書き起こしおわり>

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