おぎやはぎの小木さんがTBSラジオ『おぎやはぎのメガネびいき』で、東京オリンピック招致プレゼンで滝川クリステルが言った『おもてなし』という言葉について語っていました。
(小木)(矢作が半沢直樹を熱く語っているのを遮って)あの、すっげー話してるからね(笑)。止めるとか言ってた割りには。さっき、止めるって言ってから、すごいしゃべってるよ!
(矢作)もう半沢直樹の話なんてゴメンだよ!いまさらよー。いまさら、恥ずかしい。えっ?こんなに世間がさ。もう古いよ!
(小木)古い古い古い。
(矢作)もう『倍返しだ!』なんて。みんなが言い過ぎちゃって。
(小木)もう、死語みたいになってるもんね。
(矢作)もうだって、『おもてなし』が死語だからね。
(小木)おもてなしはね、たしかに。
(矢作)もう古く感じちゃったんだから。
(小木)おもてなしは・・・いい言葉じゃないもんね。
(矢作)んっ!?
『おもてなし』は、いい言葉じゃない
(小木)おもてなしは、いい言葉じゃなくない?
(矢作)どういうこと?(笑)
(小木)なんだろう・・・おもてなし、いまさらの言葉じゃない?倍返しってなんか・・・あと、『じぇじぇじぇ』も。
(矢作)あ、じぇじぇじぇは初めて聞いた言葉だ。
(小木)なんかいいじゃん?おもてなしって・・・あと、『お・も・て・な・し』ってリズムも悪いじゃん。あれ、言いたくないじゃん。おもてなし。あのリズムの悪さ。
(矢作)あー。なるほどね。
(小木)なんか、イヤな感じするよ。
(矢作)違う。だから難しいんだよ。そういう流行る言葉ってあるじゃん?倍返しだ!でもいいし、『今でしょ!?』とかも。こう、パッとすぐに芸人って、なんか引っかかった言葉を使うっていうクセあるじゃない?なんだけど、おもてなしに関してはだよ、もう次の日とかに全っ然面白くないヤツとかが言ってるから。もう芸人が言えない言葉になっちゃった。
(小木)(笑)
(矢作)全っ然面白くねー。
(小木)あー、そうだね。お・も・て・な・し、ね。
(矢作)テレビとかラジオとか聞いてみてると。ワケわかんない人たちが、もうギャグで。
(小木)言っちゃう言っちゃう。すぐ取り入れちゃうからね。
(矢作)だから芸人は言っちゃいけないやつだなっていう感じがしちゃってんだよね。
(小木)おもてなしはダメでしょ。リズムが悪いんだもん。
(矢作)今でしょ!?はさ、リズムいいもんね。
(小木)あれはいい。で、振って応えられるしね。今でしょ!?って言わされた感もあるじゃん。そういう振りも。おもてなしはちょっと・・・2秒ぐらい待たなくちゃいけないでしょ。おもてなしって人が言ってる間もね、リズム悪いから。
(矢作)うん。あと、元々『なんだ、あいつ?』って言われてたじゃん。林先生って。だからいいんだけど、おもてなしに関してはちょっと絶賛されすぎちゃって。もう言えなくなっちゃったよね。
(小木)恥ずかしいよ。
(矢作)この天邪鬼なんだからさ。俺たちは。もう無理だよ。
(小木)無理。
(矢作)本当は言いたいよ。だけどあんなに絶賛されちゃったら無理だよ。人が絶賛してないのを言いたいんだもん。
(小木)そう。1回で、1日で全国行っちゃったからね。
(矢作)そう!早かった!
(小木)あれはダメだよー。次の日にはもうバンバンあれが使われてんだもん。
(矢作)ちょっと早すぎるよね。だからあれ、日曜日の朝?言って、で、いま木曜深夜にはもう廃れてんだから。やっぱりすぐ上がるものは、すぐ廃れるね。
(小木)一発屋の原理だね。
(矢作)たぶんおもてなしを来週あたり、わかんないけど一般の人はちょっとどっかで使ってたら、もう古い感じしない?
(小木)もうダメだ。
(矢作)こんなに早いの、あんだね。いままでで1番早いんじゃない?
(小木)早いよ。そうだよ。だって、1日で全員知っちゃった的なものだから。ドラマだと、一部しか見てないじゃん。だからまだ使える。
(矢作)そうだね。『なにそれ?』みたいなのとか始まってね。徐々にくるもんね。あんな1日でいっちゃったらダメなんだね。
(小木)ありゃー、インパクトありすぎたもんね。
(矢作)そうだな。
(小木)かわいいんだもん。かわいいんだ。俺、大好きになっちゃった。滝川クリステル。
(矢作)だってお前、昔から好きじゃん。
(小木)そうなんだけど、もっと。
(矢作)劇団ひとりか?
(小木)劇団ひとりもそうなんだけど。俺も実は好きだったんだけどさ。
(矢作)だってお前、ああいう知的なハーフに弱いじゃん。
(小木)まあね。でもあれ見て、もうすっげーかわいくて。あと、トルコのテニスプレーヤー。あれもかわいかった。
(矢作)かわいいだけでしょ?
(小木)かわいいだけ。
(矢作)かわいいの、いいよね。
<書き起こしおわり>