おぎやはぎ小木 義母・森山良子との気を遣わない関係構築を語る

おぎやはぎ小木 義母・森山良子との気を遣わない関係構築を語る おぎやはぎのメガネびいき

おぎやはぎ小木さんが2023年1月26日放送のTBSラジオ『おぎやはぎのメガネびいき』の中で義母である森山良子さんと全く気を遣わない関係であることについてトーク。その関係を築くためにしたことを話していました。

(矢作兼)あと、良子さんがまた小木のことを話していたってよ?

(小木博明)良子?

(矢作兼)これ、でもやっぱりさ、良子さんが『徹子の部屋』に出てね、小木のことを「本当に裏表がない。言いたいことも言います。遠慮もしないですね。一度も気を遣ったことがないし、たぶん気を遣わせまいというか……そういうんじゃなくて、気を遣わせないで済む人柄なんでしょう」って。これはね、まさにそうなんだよね。

(小木博明)そうだね。

(矢作兼)小木は不思議なところがあってね。「気を遣わせないようにしている」とかっていう、そういう次元の人間じゃないのよ。もう、「あの人はね変に気を遣わせないし、いい人ですよね」っていうのって、究極の気遣いじゃん? そういう人って、むしろ。そういうんじゃないのよ。もう、そんな人じゃないのよ。

(小木博明)俺は、人間がそうなんだな。

(矢作兼)小木なんかに気を遣ったって、しょうがないんだよ(笑)。

(小木博明)「俺なんか」ってことなんだね。「お前なんかに気を遣う必要ねえよ」っていうことなんだよ。

(矢作兼)でも俺、これがすごいみんなが学ばなきゃいけないことだ実は思っていて。

(小木博明)嬉しいね。

(矢作兼)「気を遣わせないようにする」っていうことは、「すごくこの人は気を遣ってくれてる人なんだな」って思っちゃうから、気を遣っちゃうのよ。ということは、相手に気を遣ってほしくない場合は、こっちは……こっちから、嫌われてもいいけど相手に気を遣わないの。そうすると、向こうも「ああ、この人、私に気を遣わないんだから私も気を遣うのやめよう」って思うからお互い様になるんだけども。人間、最初に嫌われたくないから、気を遣わないっていう行為ができないんだよ。やっぱり。でも、小木はそれができるのよ。嫌われてもいいから。

嫌われてもいいから、相手に気を遣わない

(小木博明)ああ、でもすごいいいところ、突いているかもしれない。たしかに俺、良子には嫌われてもいいと思っているからね。全然。

(矢作兼)フフフ(笑)。やっぱり普通はね、奥さんの親……義理の母や父に嫌われたら終わりなんだから、「嫌われたくない」って思うのよ。なのに……。

(小木博明)そうなの。

(矢作兼)「そこに嫌われてもいい」って思って行ったら、最終的には一番いい関係になるのよ。

(小木博明)いい関係になるよね? だからこれは本当にね、相手もそうなのよ。なんか、嫌われてもいいような感じの……なんだろうな? 懐が広いのかな? なんだろうな?

(矢作兼)いや、これは絶対、小木が先だと思うよ。どっちが先かの話なのよ。良子さんは常識がある人だから、絶対に気を遣ってくれる人なのよ。だから小木が絶対に先なのよ。

(小木博明)うん。たしかにいろいろ気を遣ってくれたのかもしれない。そこに俺は全く、そんなのをなんとも思っていなかったから。

(矢作兼)本当は良子さんは気を遣いたくない人なんだけど。でもちゃんとした人だから、気を遣う。初対面の人には気を遣うタイプなんだけど、小木みたいなのが現れた時に、「あら? こんな気遣わないなんて……かえって楽だわ」って思ってくれたのがすごいんだけどね。

(小木博明)だから、考え方がすごいよね。向こうのね。

(矢作兼)そう。普通だったら「私がこんな気を遣ってるのに、この子は気を遣わない。なんて失礼なの? 嫌い!」ってなるんだけども。「ああ、楽な子ね」ってなったんだよ。

(小木博明)たしかに。そこなんだよ。

(矢作兼)だからね、でもこれを参考にしていいのかどうかなんだよな。思い切ってチャレンジするといいんだけどね。

(小木博明)いやいや、難しいよ?

(矢作兼)難しいよね? だって、嫌われる可能性があるんだから。

なかなか難しいチャレンジ

(小木博明)そうよ。でも良子さんだって、常識人とか言うけど、やっぱりちょっとおかしいもんね。やっぱりこの世界にいるってことは、ちょっとおかしくなっちゃってるもん。

(矢作兼)ただ、あれよ? 根本的にはおかしいかもしれないけど、ちゃんと人としての常識はあった方がいいんだからね?

(小木博明)もちろん、そこはあるんだけどね。

(矢作兼)それは持っているじゃない? 大人だから。

(小木博明)ちょっとおかしいよ。この世界にいる人間は。

(矢作兼)だからね、思い切って小木戦法を使うといいかもしれないね。

(小木博明)ねえ。やってみるのも手かもね。これはね。そしたら、うまくいくかもしれない。楽になる。楽に行けるよ。

(矢作兼)でも、特殊だよね。

<書き起こしおわり>

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