菊地成孔さんがTBSラジオ 粋な夜電波でNHK朝ドラ『あまちゃん』の音楽についてこんな風に語っていました。
(菊地成孔)(菊地成孔と宮藤官九郎が似ているか?という話から続き)宮藤官九郎さんのこと、本当に不勉強ながらほとんど何も知らないんですけど。写真ぐらい見たことあるじゃないですか。あと、『あまちゃん』の音楽は本来なら私じゃないですか(笑)。絶対私ですよ。だって・・・海女が好きなんだもん。だって(笑)。海女のフェチなんだから、私ですよ。本当は。ねえ?『国税査察官チェイス』みたいなの、やりましたけど、国税局は別に好きじゃないですよ(笑)。これからは、(マネージャー)長沼と2人で税金隠しとかやらなきゃいけないんで(笑)。あの・・・私も50を境に、何とビックリ、棚からぼた餅で代表取締役になりましたからね。
まあまあ、何の話だっけ?あ、宮藤官九郎さん。あまちゃんですよ。だからね。まあ、あまちゃんの音楽やっている大友良英さんは『ナルちゃん・大友っち』の仲ですからね。なんだか選挙に使われて勝手に、無断で使われて作曲家の大友良英さんが遺憾の意を表明とかって(笑)。『やってるやってる!』って思いながらYahoo!ニュース見ましたけどね(笑)。『また大友っちが怒ってる』って思いながら見ましたけども。そんなだって、これは途中で入れ替わりますよ。まだシーズンが続くんだったら。ねえ、大友先生が怒ってるんだったら、菊地先生が替わりましょうよ。
なんですか?見てないですけど、みなさん面白い面白いっていうんですけど。そんな、若い女性が海女さんになる話なんかやっちゃったら、もう銭金抜きですよ。本当に。代表取締役ですからそんなこと、言えないですけどね。あの、タダでやりますよ。パブリック・イメージとか、もちろんそれが仕事につながっていくわけですから、パブリック・イメージ邪魔だとか言いませんけど。『峰不二子という名の女』とかね。エロげなヤバイのの仕事はバンバンくるんですけど、あまちゃんみたいなのは来ないんですよ。爽やかな、主題歌がブラスバンド部で甲子園で演奏されるような、ああいう仕事もしてみたいですよ。もう50も過ぎたらね。そんな爽やかなのもやりますよ、私。誰に言ってるのか分からないですけども。
<書き起こしおわり>