菊地成孔さんがMX TV『5時に夢中!』に出演。時事ネタコーナーでソチオリンピック女子フィギュアスケートでキム・ヨナ選手が金メダルを逃したことに韓国民が激怒している件を語りました。
(町亞聖)さあ、続いてミッツさんに時事ネタ、選んでいただきたいと思います。
(ミッツ・マングローブ)じゃあ、私もオリンピック。今回は盛り上がっちゃったんで。メダリストの話を。
(町亞聖)『メダリストは辛いよ』ということで、VTRをご覧ください。
(ナレーション)今回も様々な感動を呼んだソチオリンピック。中でも注目を集めたフィギュアスケート女子では、地元ロシアのアデリナ・ソトニコワ選手が金メダルを獲得しました。しかし、韓国のキム・ヨナ選手が銀メダルに終わった結果に対して韓国民が激怒。採点の見直しと判定の調査を求める署名が150万人を超えたそうですが、菊地さんはこの話題、どう見ていますか?
(町亞聖)はい。ということで、150万人の署名が集まったということなんですけども。
(菊地成孔)大韓民国の人口は日本の約半分ですので、単純計算をすると日本だと300万人の署名が集まった計算に。単純計算だとなりますけど。とはいえ、大韓民国の方は大雑把な国民性として日本人の倍以上憤られるので。やっぱり数は元に戻したほうがいいかなっていう気もするぐらいですよね。昨日今日始まったことじゃなくて、ソウルオリンピックのたしかボクシングだと思うんですけど。判定に文句があったって時に、セコンドだけじゃなくて観客までリングインした騒ぎがあって。非常に、そういうことは普通にされる・・・私は歌舞伎町、歌舞伎町と言われますけど、実は大久保に住んでいたので。
(町亞聖)あ、そうなんですか。
日常的に憤死する人たち
(菊地成孔)リトルコリアに10年住んでましたし、韓国人の友達もたくさんいます。彼らは普通に日常的に憤死したりする人たちなんで。日本人でいま、憤死者、いないですよね。
(町亞聖)あることに憤って?
(菊地成孔)ワールドカップの結果が出ては、何人かは亡くなってますね。憤死で。
(ミッツ・マングローブ)すごい。血気盛んね。
(町亞聖)興奮しすぎて?
(菊地成孔)そうですね。なんで、このぐらいのことは別に驚くべきではないと。
(町亞聖)そうですか。キム・ヨナ選手、まあ連覇がね、かかってましたし。まあね、国民的アイドルだったっていうのありますかね。
(ミッツ・マングローブ)それぐらいの存在感はありますよね。ヨナちゃんね。
(中尾ミエ)だからああいう、タイムとかはっきり数字で出るのじゃない。音楽祭なんかもそうですよね。
(菊地成孔)その通りです。おっしゃる通りです。
(中尾ミエ)私なんかもいろんな世界音楽祭なんか行ったけど。それはやっぱりね、もう主観が入るから。昔、ブラジルの音楽祭でね、ありましたね。やっぱり。
(菊地成孔)やっぱり、鑑賞系の、美術系のものの評価は難しいですね。でも、はっきり結果の出るボクシングでも、納得いかない!ってなだれ込んでくる人たちなんで。こんなの当たり前だと思います。はい。
(終了のゴングがなる)
(町亞聖)でも菊地さん、ぜんぜん時事ネタ、大丈夫じゃないですか。
(菊地成孔)いやいや、大丈夫って・・・そんな好きじゃないですよ。やっぱり。
(一同)(笑)
(町亞聖)そんな好きじゃないですか?
(菊地成孔)好きじゃないですね。好きか嫌いかで言えば。
(町亞聖)まあ、今日はお話いただく時間、ないですけどね。ウクライナとロシアなんてのもありますけど。これも、お話いただけた感じですか?
(菊地成孔)日本のメディアはウクライナにチェルノブイリがあるっていうことを、どういうわけか言わないですよね。なんで言わないのかがわからないですけど。別に言え!と言ってるわけじゃなくて。はい。まあ、やっぱり時事ネタ話していると気が重いですよね。
(ミッツ・マングローブ)時事ネタをね、ちゃんと時事ネタのように扱うのは大変ですよね。
(菊地成孔)そうですね。
(町亞聖)はい。わかりました。いかがでしたか?ここまで時事ネタ、ね。
(菊地成孔)はい。何度も申しました通り、時事ネタ、あんまり好きじゃないです。気が重い。音楽の話とかが好きですね。
(町亞聖)そうですよね。ということで今回、ご協力いただきました菊地さんには桐のイシモクさんご提供の中尾ミエさんオリジナルの桐の米びつを・・・
(菊地成孔)マジでうれしいです!
(中尾ミエ)そうですか?
(菊地成孔)はい!ありがとうございます。
(中尾ミエ)お使いください。
(菊地成孔)使ってみます。
(町亞聖)大切にしてください。
<書き起こしおわり>
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