東京03飯塚悟志さんが2026年10月28日配信のポッドキャスト『大吉ポッドキャスト いったん、ここにいます!』に出演。キングオブコント2026を振り返る中で1組目の元祖いちごちゃんの「接吻」ネタ(『最高のトップバッター』)を振り返っていました。
(博多大吉)じゃあ1組目から振り返っていきますか。早速ですが。
(飯塚悟志)早速。もう、そうですね、今年は話す気でいます(笑)。
(博多大吉)ああ、ありがたい。さっきチラッと聞いたね、去年はなんか、うん。
(飯塚悟志)そう。ちょっと話すかどうか悩みながらここに来ていたんですけど。もう最初から話す気で。
(博多大吉)今年は腹を割って(笑)。
(飯塚悟志)スマホにメモってます(笑)。
(博多大吉)いや、もう大事。これは大事ですよ。これはもう遺産になりますのでね。今後のね。じゃあ、早速いきましょうよ。今回は敗者復活を含めて11組の芸人さんがコントをやったということですよね。じゃあ、1組目からいきましょう。1組目は元祖いちごちゃんでございます。
#キングオブコント2026
1組目は…
2年連続2回目の決勝!
◤ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
エントリーNo.3420
#元祖いちごちゃん
_______________◢昨年、初の決勝で爪痕を残した
異端のコント師が今年も大会を荒らす‼️ https://t.co/XRM87KX6FE— キングオブコント【公式】 (@koc_staff) October 17, 2026
(飯塚悟志)はい。元祖いちごちゃんは去年も決勝に上がってきて。面白いんですよ。
(博多大吉)どんなネタでしたっけ? 最初のいちごちゃんは。
(飯塚悟志)まずね、父親が現れて。で、その父親の娘さんが彼氏を連れて家に帰ってくるっていう設定なんですよね。
(博多大吉)はい。そういうコントでしたね。で、電話で「もうすぐ着くよ」とか言ったら1人、男が現れて……みたいな。
(飯塚悟志)で、いきなりのキス。つかみで(笑)。これも、そう。もう元祖いちごちゃんの世界なんで。で、散々長めにキスした後に「間違えた」って言ってつかむっていうネタなんですけど。
(博多大吉)飯塚審査員は89点という得点をつけましたが。まあ、他も90点とか91点とか、だいたいこの辺。89から91点の辺りで。やっぱり1組目っていうのもあって?
(飯塚悟志)そうですね。1組目っていうのは大きいです。やっぱり基準なので。まあ、ちょっと低めにつけてるんですけど。いや、面白かったと思うんですよね。まず2人とも本当に個性的だし。あのハイパーペロちゃんが特にその個性が際立ってると思うんですけど。ツッコミの植村くん、お父さん役の方がまず出てきた時にかなり安心感というか。「なんか面白いこと始まりそうだな」っていう匂いがしたっていうのがすごくいいなと思って。
(博多大吉)これ、割に芸人さんにとって大事なことよね。どんだけ面白いことをやったとて、出てきた時にやっぱりお客さんが安心するというか。「ああ、絶対に間違いなく面白いのが始まる」って思わせられるかどうかはちょっと天賦の才の面もあるよね。ちょっとね。
(飯塚悟志)それが植村くんにはあったんですよね。で、まあ前回。去年は結構ぶっ飛んだ設定で。まあ不条理というか、そういう笑いだったんですけど今年はなんかお話がちゃんとしてたというか。
(博多大吉)そうね。元祖いちごちゃんっていうコンビ名とはちょっと違うような、王道っちゃ王道な……。
(飯塚悟志)そうなんですよ。王道で。10年、付き合ってる彼女と間違えてお父さんにキスしちゃうんですけど。その後、お父さんがまた娘さんから電話がかかってきて出るんですよ。その娘さんが「10年付き合ってる彼氏を本当は連れてきていて」っていう。結局、ハイパーペロちゃんがその彼氏だったんですけど。そういうのを元祖いちごちゃんがやるのがいいのか悪いのか……話がまとまっちゃってるのがいいのか悪いのかっていうのがたぶん、その審査員によって変わってくると思うんですけど。僕はもうちょっと、そのめちゃくちゃな世界の方が元祖いちごちゃんはいいんじゃないかなって、ちょっと思ったんですよね。
(博多大吉)改めて審査員が7人に増えたということで。まあ点数を入れる時も、なんだろう? その去年までのね、5分の1ではないから結構、思い切って。
(飯塚悟志)そう。思い切っていけるんですよね。
(博多大吉)なかなかね、トップバッターから80点台って実はつけづらかったりするじゃない?
(飯塚悟志)そうですね、はい。で、まあとりあえず今年、11組に増えたんで。まあ全員、点数をばらけさせるとしたら、80点台後半ぐらいはつけないとやっぱりばらけさせるのが難しすぎるので。どうしても、そうなりますよね。みんな、たぶんそれでちょっと低めになっているのかもしれないですけど。
(博多大吉)でも本当、なんかすごく面白くて。なんだろうな? 見やすくて。うん。やったけども……「けども」っつったらあれやけどもね。
(飯塚悟志)そうですね。で、ちゃんとしてるのか?っつったら完全にちゃんとしてるわけではないというか(笑)。そうなんですよ。正直、最初にお父さんが娘さんと電話していて。で、「すぐ帰るからな」っていうくだりがあって、そこですぐにハイパーペロちゃんが出てきたじゃないですか。で、まあその「彼女が出ていっちゃったから追いかけてきたんです」っていう。じゃあ、あの電話の後にすぐに彼女が出ていっちゃったの?っていう疑問がわくと……そこはちゃんとしてないんですよ。
(博多大吉)辻褄は合ってないんだよね、実は。
実は辻褄が合っていない
(飯塚悟志)そう。で、合ってないなら合ってない世界観で全部、行ってくれれば見やすいんですけど。合ってるとこは合ってる。合ってないとこ合ってないだとちょっと世界に入りづらいっていうのはありました。
(博多大吉)ねえ。これは本当、もちろん普通に見てる分には全く違和感ないんだけど。こういうコンテストで「点数つけてくれ」って言われたら、ねえ。審査員はそういうところを見ないと点差がつかないからね。
(飯塚悟志)そうなんですよ。他の組がちゃんとしていて、ちゃんと面白かった場合、やっぱりどうしても点数は……ってなってしまう。
(博多大吉)今、本当に飯塚くんが言った通り。「さっきまで電話してたじゃん? なんで今、ここにいるの?」っていう。それはね。
(飯塚悟志)その矛盾が大きかったので。
(博多大吉)で、やっぱり、そうね、僕があんまり言うのもあれですけども。僕、今年、もうこれはもうあれになるんですけど。一番、残念だなと思ったのがオープニングがもう今年でラストなのね。あの梅田サイファーが。
(飯塚悟志)ああ、なんか梅田サイファーさんが解散するから?
(博多大吉)活動休止するからもう今年で終わりです、みたいなのを見ちゃって。まあ、それは別問題として置いておいて。でもあのオープニングから始まって一発目のコントやから、ちょっとハードルが実は上がっているよね。
(飯塚悟志)ああ、なるほど。オープニングがかっこいいから。
(博多大吉)かっこよすぎて(笑)。うーん、だから「新しいものが見れるんだ」と思っちゃうから。余計ね。で、もちろん元祖いちごちゃんのコントも新しいとは思うんだけど。
(飯塚悟志)新しいし、ボケはすごく斬新です。
(博多大吉)面白かった。めちゃくちゃ笑ったけど、点数になると、そうかな? 飯塚審査員のような。
(飯塚悟志)「僕は」っていう感じです。
(博多大吉)でもみんな、そうだもんね。やっぱりまあ、様子を見たではないと思うけど。これは。うん。後からまたこの話になると思うけど。これも、あれだよね。オリジナル・ラブの『接吻』が流れるコントでしょう? あれ、まあ困るよね。あれでドカーン!ってウケたら。うーん。
(飯塚悟志)で、その加点は僕はないので。そういう曲とか小道具とかは極力、使わない方がいい派なので。僕はですけどね。
(博多大吉)うんうん。だから加点があったり、減点があったりとか。正直、僕は減点するタイプなんですよ。減点……加点がないタイプかな? 「それ、もうその人じゃん」みたいな。まあもう今だから言うけど、去年のとか前のやつとか。たとえばね、「それ、もうサンボマスターの世界観を借りてるじゃん」みたいな。そうなると、たとえ面白くてもちょっと点数はコンテストなら入れられないな、みたいなんがあって。うーん。
(飯塚悟志)でも結構、若手にその辺を使う・使わないの線引きがないみたいで。だからそれはある程度、もう6年も審査員をやってると受け入れなければいけないのかな、とかちょっと思いながらやってるんですけどね。
(博多大吉)減点はせずともね。
(飯塚悟志)ただ加点はしないっていう。使ってない方がより美しいし、よりいいなと思うので。
(博多大吉)もちろん、あの歌が流れてくるからこそ笑っちゃうとかもあるから一概には言えないですけど、やっぱりこういうコンテストになるとね。まあでもトップバッターの元祖いちごちゃん、素晴らしかった。
(飯塚悟志)はい。面白いですよ。やっぱり決勝に上がってくるだけあって。
(博多大吉)で、この時にハナコ秋山90点。ロングコートダディ堂前89点に私はしびれました。「うわっ、厳しい!」と思って。
(飯塚悟志)「覚悟決めてんな!」っていう。
(博多大吉)92、3点は入れそうな感じ、したもんな。もちろんウケてたしね。でも、すごい覚悟が見えた審査の得点でしたし。いちごちゃんもなんかね、良かったのかね。去年からずっと。去年も出てたよね?
(飯塚悟志)去年、出てます。
(博多大吉)今年も出たしね。なんかね、結果はあれでしたけど。
(飯塚悟志)はい。去年も面白かったですし。
(博多大吉)今年も、うん。まあどうしても、やっぱりでもそうなると元祖いちごちゃんのこの突拍子もないところと、このコンテスト用に仕上げてきたネタ、その辺のバランスがもうちょっと合えばいいのかな?
(飯塚悟志)そうだと思います。
(博多大吉)でもすごく面白かったです。
元祖いちごちゃん『最高のトップバッター』






2025年はもっと突拍子もなかったネタだった元祖いちごちゃん。今年は王道でおもしろいネタでしたね。飯塚さんが気になってしまった違和感や大吉さんの梅田サイファーによるかっこいいラップオープニングの影響などのお話が面白かったです。