スーパー・ササダンゴ・マシンさんが2026年9月14日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション2』の中でセンダイガールズプロレスリングのYouTubeチャンネル「仙女魂」についてトーク。その中で描かれていた新人レスラー高野玲菜さんのデビュー物語のすごさを紹介していました。
(山本匠晃)2つ目、お願いします。
(スーパー・ササダンゴ・マシン)センダイガールズプロレスリング大躍進。きっかけはYouTube。
(山本匠晃)こちら、ちょっと補足の説明。女子プロレス団体センダイガールズプロレスリングのYouTubeチャンネル「仙女魂」。チャンネル登録者数はおよそ6万人。このチャンネルが今、ウルトラ話題沸騰中ということで。
(スーパー・ササダンゴ・マシン)そうなんですよ。このセンダイガールズプロレスリング、通称「仙女」って言われてる団体があるんですけども。これ、宮城県仙台市を本拠地にする女子プロレス団体で。これね、女子プロレス界の横綱と長年、言われてきた里村明衣子選手が中心となって2006年。20年前に旗揚げした団体です。で、業界でも屈指の練習量と厳しさを誇る超武闘派集団なんですけども。これが2025年、去年の4月にその絶対的エースだった……ここも要は新日の棚橋さんみたいなその里村明衣子選手が引退して。それ以降は橋本千紘、岩田美香とか、里村さんが育てた世代が中心になっていくんですけど。実はその里村さんが引退した後も、そのセンダイガールズプロレスリングがもう動員が好調で。あの2026年になってからYouTubeチャンネルの仙女魂というのがスタートして。そのサブタイトルが「日本武道館への道」ということで。このYouTubeチャンネルが始まったんですが。
これはその地方の女子プロレス団体が日本武道館を満員にするまでを追う、週1更新の完全密着ドキュメンタリーなんですけど。全然週2、3回更新されていまして。しかも1時間以上の動画が更新されていて。で、練習だけじゃなくてリングの設営……選手たちがトップの選手も含めて設営をしたり、撤収したり。あと営業活動。ポスター配りをしたり、物販やったり。しかも、なんなら選手の自宅まで映します。で、このプロレス団体の表裏。要は表と裏でなんか2つのリアルが進行している。プロレスって。これ、言い方が難しいけど。表と裏で2つの二軸で実はプロレスって本当は進んでいくんだけど。なんか、これが絶妙なラインで両方、描かれてて。「これ、大丈夫?」っていうところまで撮っていて。
で、それがしかも仙女、センダイガールズプロレスリングだから徹底してるというか。で、プロレス団体YouTubeとしてはかなり珍しい密着物で。これ、ディレクタがー坂上祐生さんという方なんですけど元々、テレビ地上波で『あいのり』っていう番組あったじゃないですか。ラブワゴンの『あいのり』とか、あとは『深イイ話』とか、そういうのを担当していたディレクターで。それで今は東出昌大さんとか。あとは二子山部屋のYouTubeチャンネルをやっていて。二子山部屋がひたすらちゃんこを作ってそのちゃんこを食ってるっていう、めっちゃやばいYouTubeチャンネルをやっていて。それで話題になった方です。
だから密着ドキュメンタリーのプロで。最初は仙女のレスラーたちの異常な強さとか体力とか明るさが話題になるんだけど。これを毎週見てると「本当にこの人たち、ただの超人なんだな」っていうので、だんだん麻痺してきちゃうんですよ。こっちも。ところが、そこにこの春、高校を卒業したばかりの普通の女の子。元○○ではない……要は元アイドルとか、元すごいアマチュアの名選手でもない、高野玲菜さんっていう仙女ファンのちっちゃい細い女の子が親元を離れて単身、仙台にやってくるんですよ。この春に。
で、数ヶ月前まで普通の高校生だった高野さんがたった1人の練習生として……同期とか、いないんですよ。誰もそんな厳しいところに入らないから。ぶっちゃけもっと優しい団体、いっぱいあるんで。プロレスラーになりたいんだったら、わざわざ仙女には来ないんです。これ、マジで。で、たった1人の練習生として掃除、雑用とか厳しい練習を続ける姿が毎週、流れるようになって。ここから実質的に仙女魂の主役がこの高野玲菜さんという18歳の女の子になるんです。
実質的な仙女魂の主役:高野玲菜
(スーパー・ササダンゴ・マシン)で、高野さんという普通の女の子が基準になることで逆に他の選手の超人ぶりが際立って。一見ね、女子プロレス版の『No No Girls』……あのちゃんみなさんとHANAの『No No Girls』みたいな、そういうリアリティショーっぽくも見えるんだけども。でもこれ、選ばれる側が最初から1人しかいないんですよ。だから高野さんが生き残れるかどうかのサバイバル。これ、最初っから1人。で、高野さん以外の全員がちゃんみなっていう。全員がすごい。全員超人だから。
(宇多丸)それに取り囲まれて?
(スーパー・ササダンゴ・マシン)そう。もう全員ちゃんみなばりのキラーワードを連発するし。パワーワードを連発するし。全員が……なんか、本当に脚本のない宝塚みたいな感じなんですよ。で、これが謎の構図で。高野さんはそんな……もうめちゃめちゃ普通の女の子だったのに、でもやっぱり彼女も普通じゃないんですよ。で、入門から約3ヶ月の7月12日にやったゼビオアリーナ仙台大会。年間最大級のビッグマッチでデビューが決まるんですね。
(宇多丸)プロデビュー戦。
(スーパー・ササダンゴ・マシン)で、その公開プロテストからデビューまでみんなも見るじゃないですか。YouTubeで毎週見てるから。たった1人の新人。元アイドルでも、元アスリートでもない、その高野さんのデビュー戦にファンだけじゃなく、我々のようなすれっからしの関係者も全員、注目するという異常事態になったんですよ。これが。
(宇多丸)へー!
(スーパー・ササダンゴ・マシン)で、これがすごくて。僕もちなみにその大会、里村明衣子さん。新潟出身で。いろいろご縁があって。僕もその社長の方に縁でブッキングしてもらったりもしてるんですけども。僕の試合の前がこの高野玲菜さんのデビュー戦で。
(宇多丸)これ、もうめっちゃ注目が集まってるやつだ。
(スーパー・ササダンゴ・マシン)僕真裏で、バックステージで、その仙女魂のカメラもないところで見ちゃって。その最後の、試合直前のタッグパートナーの先輩との雰囲気とか。対戦相手のアジャコングさんの……。
(宇多丸)アジャコングさんが? デビュー戦がアジャコング!?
(スーパー・ササダンゴ・マシン)アジャコングです。
(宇多丸)それもちょっと……。
(スーパー・ササダンゴ・マシン)いや、それも……だからやっぱり里村明衣子さんがいかにどれだけ期待してるか?っていうことでもあって。で、それを見て私、その後、煽りパワポをいつもやるじゃないですか。対戦相手に。でも、号泣してできないっていう(笑)。
(宇多丸)へー! それはでも、最高のリアクションっていうかね。その場ではね、もう……。
(スーパー・ササダンゴ・マシン)で、お客さん全員が「いや、わかる!」って言って許してくれるっていう(笑)。対戦相手も含めて。「いや、しょうがない」って言って。
(宇多丸)じゃあ、試合そのものがそれぐらい感動的だったっていう?
(スーパー・ササダンゴ・マシン)そう。で、プロレスリングのトップの拳王選手とか、さっき説明した新日本プロレスのKONOSUKE TAKESHITAとかも……彼は日本と海外の往復の飛行機の中でその仙女魂を見ながら号泣して。キャビンアテンダントさんに「大丈夫ですか?」って心配されるみたいな。それぐらいの……これがちょっと異常事態で。で、ビッグマッチの一番の目玉にもなっていたし。そこから本当にもうずっと興行の完売が続いてるんですよ。都内の大会とか、地方の大会も含めて。
(宇多丸)だから高野さん自身も集客力というか。それも持ってきていて。
(スーパー・ササダンゴ・マシン)やっぱり仙女自体がもう箱推しがすごくなってきていて。
(宇多丸)だから、信頼ですよね。それだけ要するにガチで……1人しかついてこないような。で、それをちゃんと勝ち抜いてきた高野さんもそうだしっていう感じですよね。
センダイガールズの人気が爆発
(スーパー・ササダンゴ・マシン)で、それにそれに対抗するスターダムっていう、その元新日本プロレスのオーナーだったブシロードが今でもやってる団体とか。うちのきょうだい団体の東京女子プロレスとか。あとマーベラスっていう長与千種さんがやってる団体とか本当に今、もう群雄割拠すぎて。女子プロレス今、めちゃめちゃ面白いですね。で、その今、仙女のチャンピオンの橋本千紘さんたちが以前から言い続けてる日本武道館大会も本当に夢物語じゃなくて。より本当に現実に帯びてきていて。
(宇多丸)っていうかその話聞いたら全然……できんじゃね?
(スーパー・ササダンゴ・マシン)完全に、オーナーもいない本当に独立団体なんですよ。だけど世界トップで、世界中から気合の入った女子プロレスラーが単身、来るみたいな、そういうところで。で、本当に今、トップの橋本さんとかいつ、WWEとかに行ってもいいぐらいの、男女合わせてチャンピオンなれるような逸材なんだけど。でも、辞めないんですよ。そういう不思議な魅力のある……。
(宇多丸)仙女に対する、やっぱりね。でも武道館、音楽ライブでキャパ8000だから全然いけるんじゃないですか?
(スーパー・ササダンゴ・マシン)だから要は会場を取れるかどうかでしょう?
(宇多丸)もちろん。でも、優先じゃない? こういう、要するにスポーツっていうか。こっち系は。だからたぶん、値段もちょっと音楽ライブとかより安いんじゃないかな?
(スーパー・ササダンゴ・マシン)ちょっとそれは……めちゃめちゃいい話ですね(笑)。
(宇多丸)たぶんね、わかんないけどね。プロレスに対してどうかはわかんないですけど、でもまあ……キャパとかに関しては今、お話を伺う限りは全然、時間の問題っていう感じ、しますね。
(スーパー・ササダンゴ・マシン)だから時間の問題っていう感じ、しますよね。本当にそんな感じで。やっぱりDDT、東京女子プロレスも全然、本当にウカウカしてられないというか。
(宇多丸)へー、仙女だ。
(スーパー・ササダンゴ・マシン)仙女魂、ちょっとね……。
(宇多丸)仙女魂はだから、あれですよね。その高野さんが入ってくるところから……。
(スーパー・ササダンゴ・マシン)そこからでも全然大丈夫だし。毎週、なんか大変なんですよ、本当に。もう、なんでしょうね? 最近、プロレスラーとか週末、試合があるじゃないですか。土曜日にこれが更新されるから日曜日、みんなそれを見てきて。
(宇多丸)プロたちが(笑)。
(スーパー・ササダンゴ・マシン)もう本当、「エナジードリンクいらず」って言われていて(笑)。
(宇多丸)でも、やっぱりプロ泣かせってことは本物っていうか。どういう努力の仕方をしてるじゃないけど。
(山本匠晃)本物が映っているんだろうな。だからひきつけられるんだろうな。
(宇多丸)そうなんでしょうね。
(スーパー・ササダンゴ・マシン)本当にこれ、すごいんです。
YouTube仙女魂
ササダンゴ・マシンさんが紹介されていたので仙女魂をちょっとずつ見始めていますが、どんどん目が離せなくなってきますね。プロのみなさんが絶賛するのもよくわかります!