爆笑問題・太田と武田砂鉄 高市早苗の「意地悪やなー」発言を語る

爆笑問題・太田と武田砂鉄 高市早苗の「意地悪やなー」発言を語る 武田砂鉄のプレ金ナイト

(武田砂鉄)でもやっぱり太田さんは本当に選挙が終わるたびに、そのターゲットになるというかね。うん。それがずっと続いてる感じですもんね。

(太田光)だから俺は別に高市さんには文句はないんですよ。今のとこね。要は、まあ言いたいことはあるんですけど。むしろだからあの時に「意地悪やな」って言ったのも俺自身は「高市さんとの距離はちょっと縮まったな」っていう実感だったんですよ。あの時。だからまあ「あの人は受け答えとしてああなんだろう」っていう。で、まあまあ「逸らした」とまでは思わないけれども。「そこは聞かんといてな」みたいなニュアンスで受け取ったわけです。

だから高市さんに対するあれは何も……「何もない」っていうとまた嘘になるけど。聞きたいことは山ほどありますけど。ただ、問題はそれに対すして今度、「太田が失礼だ」っていうのがワーッとなるわけでしょう? で、その中でいわゆる「言論人」を名乗る人たちが「あいつはどうのこうの、国籍がどうのこうの」とか言い出したから「ふざけんなよ!」と。それに関してはかなり頭にきてました。いまだに来てます。

(武田砂鉄)いまだに来てますか。太田さんはだって選挙特番出るたびにもう「太田は失礼だ」っていう風な前提で論評する準備を始めてる人たちがたくさんいるからおそらく、何を言ったとしても「失礼だ」っていうことになるわけですからね。

(太田光)まあ、そうなるのかな。でもちょっと今回は……毎回、意外なんだけど。だから全然、学習してないってことなんだけど。要は「こんな反応になるの?」っていうのはちょっと意外だった。

(武田砂鉄)でも逆に言うと「太田、よく言ったぞ」みたいな、そういうような評価みたいなものもあるんですかね?

(太田光)あるのかな? そんなのは。どうでしょうね? それはあんまり……よっぽど俺がだから自分の自覚がないんだろうね。世間にどんだけ嫌われてるか、みたいな(笑)。

(武田砂鉄)でもこの『芸人人語』を読んでると対政治家だけじゃなくても、その時々に話題になってる事象に対して……これは2年前にも言ったかもしれないですけど。太田さんってまず、理解しようとするっていうところがあるっていうか。はねのけようとしないっていうところがあって。でも、その理解しようと近づいていくっていう姿を見て「仲良くなろうとしている」っていう風に言われることがあって。

(太田光)ああ、それは安倍さんの時がそうだったんだけど。

(武田砂鉄)これがでも、すごい難しいところですよね。

(太田光)難しいけど、まあしょうがないですよね。だからまあ「またあの地点に戻ったな」っていう感覚があるんですよ。今、割と俺、世間では反高市的に見られてると思うのよね。「意地悪やなー」の件で。だけど俺は「もっと近づきたい」と思ってるから。安倍さんの時も割とそうだったんだよね。安倍さんのことを散々、批判していて。それで桜を見る会に行ったら「あの野郎、裏切った」って言われて。あの地点に俺はまた戻ってきたんじゃないかっていう。

(武田砂鉄)ああ、そうかそうか。なるほど。

話を聞きたいから、近づきたい

(太田光)この先……まあもちろんね、高市さんに拒否されればあれだけど。俺はもっと聞きたいことがあるんですよ。今回のそのホルムズ海峡の一件とか、日米首脳会談のことに関しても。あるいはその憲法改正の……まあ憲法審議会、始まりましたよね。このことに関しても、もうちょっと突っ込んで聞いてみたいという。で、聞いてみたければ近寄るしかないんだけど。そうなった時にまた俺、絶対に……ディープパープルじゃないけど。それで一緒に並んだらワーッておちゃらけて写真を撮りますから。そうなった時にまた今度、逆がこっちからこっちからってなるような地点にまた戻ってきたなっていう気はしてるね。

(武田砂鉄)それはやっぱり近づかないと話せないというか、近づかないと踏み込めないというか?

(太田光)その機会をもらえる人って……まあ一国の総理大臣と割と腹を割ってじゃないかもしれないけど。話してみたいことを聞けるっていう立場にもし俺がいるなら、聞かない手はないよねって思っているってことですよね。

(武田砂鉄)その近づくっていうことと、近づくことによって生じる誤解みたいなものがあったとしたら、その後者の誤解ってのはまあ、しょうがないなっていうか。でもそれが今、その誤解のボリュームめっちゃ大きくなるじゃないですか。こういう世の中だからね。それをなんでそんなに……どうせ誤解が膨らむのにこの人は突っ込んでくるんだろうかな?っていうのをよく、選挙特番とか見てると思うんですけども。でも、それはやっぱり自分なんかがやってると、そういう誤解をどうしても小さくしたくなっちゃうっていうところがあるんですよね。

(太田光)だから言う前は俺、そういう反応になるってまた、不思議なことに思ってないんですよね。

(武田砂鉄)そこが本当に無反省なところですよね(笑)。

(太田光)本当だよね(笑)。だから結構言われるのはさっきの話……砂鉄さんが言っていた「それ、意味あるの?」みたいなことに近いなと思うのは「なんで選挙特番なんかやるんですか?」っていうことも言われるんですよ。「だってリスクしかないじゃないですか」って言われるんだけど。リスクしかないっていうのはちょっと俺、引っかかるんですよね。「リスクって何?」って思っていて。まあもちろん、炎上はリスクなのかもしれないけど。ただ俺としては経験として聞きたい……今、言ってみれば国を導いてる人に聞きたいっていうのは普通に好奇心としてあるから。

で、それが各党の党首だったりする。そこと話せるっていうのは俺は好奇心としては満たされるし、聞いてみたいことがいっぱいあるから。だからそれは、世間がどう反応しようがあんまりリスクとは思わないというか。それがさっきのその「意味あるの?」っていうのとか、割とそういう一つの言葉の中に片付けちゃうとたしかにそういう判断基準で考えてる人にとっては俺がやっていることはリスクしかないっていうことになるのかなって思うけど。俺にとっては得るものはいっぱいあるからね。

この武田砂鉄さんとの会話、爆笑問題・太田さんの姿勢がよくわかりますよね。自身の好奇心に正直な太田さん、素敵だと思います!

武田砂鉄のプレ金ナイト 2026年4月10日

タイトルとURLをコピーしました