今田耕司さんが2025年12月26日放送のTBSラジオ『今田耕司のお耳拝借!金曜日』の中でM-1グランプリ2025を振り返り。冒頭の審査員紹介の際にあえて笑い飯・哲夫さんを飛ばした件について話していました。
(今田耕司)ただリハでさ、中身は見いひんのよ。オープニングVTRのね。ただ、やっぱりちょっと吉田兄弟さんのリハとかあるじゃないですか。で、三味線終わり、こうやってVが入りますっていう出だしだけあったんですけど。センターマイクのアップで「この国に、漫才があってよかった」って……あれ、リハで笑てたの、俺だけやったんですよ(笑)。俺だけめっちゃ爆笑して。「ちょっと! ちょっと言い過ぎ!」と思ってさ。って言うとね、ほら、ちょっと1人爆笑したらさ、みんなめっちゃ真剣やから。作り手も温度高いし。「これ、笑ったらあかんわ」と思って。
(良原安美)引っ込めました?(笑)。
(今田耕司)すぐ引っ込めたよ! 「この国に、漫才があってよかった」はさ、ちょっともう1周、まわってへんかと思って。いや、それでもうVが始まったらワクワクして。そこから笑うたでしょう、アミーゴ?
(良原安美)いや、もう笑いすぎて泣きました。
(今田耕司)そうなんですよ。まずは私の審査員、伝説の哲夫飛ばしから始まり。ありがとうございます。
(良原安美)すっ飛ばしてました(笑)。
ドキドキしながら哲夫飛ばし
(今田耕司)ドキドキしたもん、あれ。やっぱりM-1ってどこかほら、普通のバラエティとちょっとちゃう感じも少し、あるじゃないですか。「求めてないかもわからんな」と思うから。「これ、言うて『ええっ?』みたいになったらどうしよう」って思ってさ。ほんまはめちゃくちゃドキドキしてたのよ。
(良原安美)そんな風に?(笑)。
(今田耕司)ほんなら哲夫がすぐ反応してくたからよかったけど。あれ、審査員が「ええっ?」ってなったらどうしようと思ったけど。本番前にメイク室でちょっと哲夫としゃべれたんで。「粗品のやつ、大丈夫なの?」って言うたら、「電話しました」って言うてて。「30分ぐらいしゃべって」って言うてて。「ああ、なるほど。そうやって1回、お話はしてるんやな」と思ってちょっと安心して、言えたんですよ。
(良原安美)でも一気に温まった感じはありましたね。
(今田耕司)いや、でもなんか温度は高かったですよ。お客さんもやっぱりね、抽選で選ばれた人たちとかやから。で、求めてるものは漫才ですから。やっぱり。でもなんかM-1ってなんか「人生を変える」とか、いろいろあるんすけど。自分の中ではやっぱりひとつの年末の大きなバラエティやと思ってるんで。やっぱりどこかね、そういう要素は入れたいなっていうのはあって。
あの笑い飯・哲夫さん飛ばし、今田さんもドキドキしながらやっていたというお話、面白いですね。あれだけデカい番組の冒頭でそんなチャレンジをしていたなんて……すごすぎる!