SKY-HIさんとオカモトレイジさんが2025年2月1日放送のJ-WAVE『DIVE TO THE NEW WORLD』の中で音楽の流行が20年周期で回っているという説について話していました。
(オカモトレイジ)絶対。絶対できるんですよ。で、ということはあれ、『Ditto』が2023年か。で、ディワリが流行ったのは2003年。で、その20年周期っていうのをプロデューサーが先読みして仕込んだんじゃないかと思って。
(SKY-HI)いや、その20年周期はマジであるなって思う。俺も今、結構必死でティンバランドとか、必死でミッシー・エリオットを作ってるもん。
(オカモトレイジ)だから日高くんもそういう、来年リリース、2026年リリース曲とかは2006年にめちゃめちゃ流行ったのを研究しまくったら、狙い定められるんじゃないかなと思って。
(SKY-HI)でもね、今は集中的に絶対、ティンバランドとネプチューンズの気がするんだよね。まあ元々、好きだったっていうのはあるかもしれないけど。
(オカモトレイジ)めっちゃかっこいいですもんね。
(SKY-HI)今はね、めっちゃそれの感じする。
(オカモトレイジ)でもやっぱりあれなのかな? またスクリレックスの話になっちゃうけど。それも先見してミッシー・エリオットを起用したりしてたんですかね。この間のアルバムでね。『RATATA』とかね。
Skrillex, Missy Elliott, & Mr. Oizo『RATATA』
(SKY-HI)でも20年とかでしょう? どっちなんだろうな? でもスクリレックスなら両方ありえるかな。普通に普通に好きそうじゃん、あの人(笑)。でも逆に言うと俺、RATATAはこれから流行る気がしてて。
(オカモトレイジ)これから? さらに?
(SKY-HI)インターネットミームになる気がしてて。今、なってるんじゃなかったかな? RATATAってなんかね、ダンサーミームに今、なってたっぽいのよ。それで聞いた時……つまり、TikTokで聞いた時に今っぽく感じたんだよな。
(オカモトレイジ)今っぽく感じるし、若い子は知らないからフレッシュだしっていうロジックですよね。
(SKY-HI)最近増えてんだよね。
(オカモトレイジ)なんかAyaBambiの振り付けも今、流行ってるっすよね。それもすごいリバイバルが……リバイバルってすごいな。
(SKY-HI)そういう話で言うとさ、すごいなって思ったのは……これ、嘘か本当かわかんないけど。でもバーバルさんが言うから、本当なんだと思うんだけど。『Tokyo Drift』をTeriyaki Boyzがやった時……あれも2005、6年とかかな? そのくらいだよね。ファレルが『Tokyo Drift』のビートくれた時、「このビートはもう最高にクールなんだけど早すぎるから。アメリカでも10年後にしかヒットしない。でも今すぐ出したい。だけどアメリカでこれを今、出してもどうせヒットしないから。ヒットするにはあと10年かかるから先に日本でこれ、やっていいよ」みたいな。で、その「早すぎる」みたいなので『Tokyo Drift』ってなったみたいな。そんなことを言っていたんだけども。
(オカモトレイジ)へー! おもしろ!
(SKY-HI)で、本当に10年後に『Tokyo Drift』ってバズるじゃん? 世界中で。
(オカモトレイジ)たしかに、たしかに。怖っ!
(SKY-HI)怖いよね?(笑)。
(オカモトレイジ)天才って怖え!
ファレルが「10年後にしか流行らない」と言っていた『Tokyo Drift』のビート
(SKY-HI)なんかファレル、他にもそういうの、聞いたことあるんだよな。「これ、10年後だな」って言っていたやつが当たったとか。
(オカモトレイジ)ファレルとかの感覚ってやっぱ、すごいんだろうな。
(SKY-HI)でもファレルもなんか、その感じしない? レイジくんじゃないけどさ。異常なオタクじゃん。それこそ元々はさ、オーセンティックR&Bエンジニアみたいな。テディ・ライリーの弟子みたいなところでキャリアの初期を積んで。で、なんかブジュ・バントンとレゲエをやりだしたりさ。
(オカモトレイジ)ああ、そんな時期もあったんすか?
(SKY-HI)いや、最近になって。で、「なんで?」「いや、俺のルーツはダンスホールだ」とか。そこもめちゃくちゃオタクに詳しいらしくて。で、日本オタクじゃん? それから服オタクで……とか。ルーツ、いくつあんねん問題よ。しかも、それぞれに対してめちゃくちゃ深いから。たぶんそういう風になってくとわかるんじゃん? だからレイジくんが言っていた今のヒット予測みたいなのはあれかもしんないよ。だから、ファレルもなんか方程式があって。
(オカモトレイジ)ああ、あるのかもしれないっすね。
(SKY-HI)あって。だから『Tokyo Drift』もさ、いろんな要素が入ってるけどさ。野暮かもしれないけれども、分解はできると思うんだよね。そういうのが。「BPM、早くしたらこれだよね。遅くしたらこれだよね」とか、あるのかもね。
(オカモトレイジ)じゃあ来年、ビジュアル系が爆流行りするかもしんないっすね?
そろそろビジュアル系が爆流行りする?
(SKY-HI)それで言うとさ、何も知らない高校生のさ、edhiii boiがやっぱり今、ビジュアル系やりたいんだって。
(オカモトレイジ)やっぱりそうか。
(SKY-HI)あとXanseiもそうじゃん?
(オカモトレイジ)そうだ。やりましょうよ、みんなで。
(SKY-HI)俺も?
(オカモトレイジ)っていうか昔、言ってましたよね? 「(sic)boyを誘ってやろう」みたいに。
(SKY-HI)そう。俺、絶対にビジュアル系をやりたいと思ってたんだよね。
(オカモトレイジ)「俺もやりたい。それ、面白そう!」っつって。
(SKY-HI)ちょっと来年、それやろう? 今年でBMSG5周年でバーッとやったら……来年か、遅くとも再来年。ちょっと予備を作ったけど(笑)。いや、バンドやりたい。俺、バンドやりたい。
(オカモトレイジ)バンド、やりましょう(笑)。
音楽がある程度の周期で流行が回っていることはわかりますが、20年という周期で言われてみるとたしかにそうなのかもと思っていまいますね。SKY-HIさんが途中で披露していたファレルの『Tokyo Drift』ビートの話が面白すぎて最高でした!
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