岩下尚史 青梅の自宅を手放した理由を語る

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岩下尚史さんが2025年1月5日放送のTBSラジオ『日曜天国』に出演。青梅の自宅を引き払い、都内に引っ越してきた理由を話していました。

(安住紳一郎)改めまして今日のゲストは作家、岩下尚史さんです。おはようございます。

(岩下尚史)どうぞ、本年もよろしくお願いいたします。

(安住紳一郎)よろしくお願いします。

(岩下尚史)皆さん、お変わりなくて結構です。

(安住紳一郎)ありがとうございます。ハコちゃんもお変わりなく。

(岩下尚史)うん。変わりないけど、住まいが変わりましてね。

(安住紳一郎)ああ、聞きましたね。あの念願の青梅の素晴らしいご自宅を。

(岩下尚史)『ぴったんこカン・カン』でもご紹介いただいた。

(安住紳一郎)あそこはもう、お払いになって?

(岩下尚史)まだ私のものなんですけども。今年の夏に私、青梅の家で朝に倒れまして。何ともなかったんですけどもね、これから犬の散歩行こうかなと思って座ってたら急に動悸がしましてね。

(安住紳一郎)心臓弁膜症をやりましたからね。

(岩下尚史)そうですね。心筋症っていう難病指定なの。「ああ、これはまたいよいよ心臓だ」と思って救急車を呼びまして。で、青梅の総合病院に連れてってもらったら脱水症状で。

(安住紳一郎)ああ、心臓ではなかった?

(岩下尚史)なかった。「ああ、よかったよ」って。ただね、うちの相続人が都内に住んでおりましてよね。「近くに越してもらわないと困る」って言われて。

(安住紳一郎)ええ、ええ。

(岩下尚史)あと病院ね、かかりつけが女子医大ですから。

(安住紳一郎)そうですね。河田町ですから。

(岩下尚史)それで、越したんですよ。都内に。それで、家はまだ私のものですけども、引っ越したことをご近所が……ほら、田舎だから。それで「譲ってほしい」っていう人が何人か、来ましてね。それで、なんか土地の産業の振興になるような人が1人、そういう計画を持っているお若い方がいらっしゃって。一応、その方にお譲りしようと思っております。

(安住紳一郎)そうですか。青梅のことを盛り上げようみたいなことを考えていらっしゃる?

青梅の家の引き継ぎ先

(岩下尚史)ええ。で、土地の名士の方のご紹介だったんで。ほら、ああいうところね、あんまり知らない移住者が来るとご近所にもご迷惑がかかるけども。そういう後ろ盾がある方だからいいなって。とてもいい方。やる気のある方で。

(安住紳一郎)またハコちゃんがね、いろいろ教養や自分の経験を継ぎ込んだ、夢の家っていうかね。贅沢な作りですから。

(岩下尚史)そうなんですよ。随分あれ、リフォーム代がかかりましてね。で、さっきも言ってたけどね、一昨年かな? 横須賀から私、タクシーに乗って青梅に帰ったことがあるんですよ。その時にタクシーの運転手さんがね、普通に運転してたんですけども。青梅のうちの家が見えた時に「あっ、この家、テレビに出た家だ」ってその人、言ったんですよ。私のことをわかんないのに、家のこと覚えてるんですよ。だから安住さんが植えてくださったオリーブの木を運転手さんに見せて。「これがテレビに出ていた、安住紳一郎さんお手植えのオリーブの木ですよ」「ほー!」なんてなって。で、その人、スマホで写真を撮って帰ったの。で、とうとう私は何者かをわからないでその人、帰っていって。

(安住紳一郎)じゃあハコちゃんのことはわからずに?

(岩下尚史)全然知らないの。家のことだけ覚えてる。

(安住紳一郎)じゃあただ近所に住んでいる、タクシーに乗った人っていう風に思われた?

(岩下尚史)近所っていうか、神奈川県の人ですよ。喜んで帰りましたよ。あなたのオリーブの木……今、もうすごいの。枝を広げてね、うちの松の木や槙の木を邪魔してしょうがないんですよ。あのオリーブ。

(安住紳一郎)新しい家主の人はたぶんそれ、切るでしょうね、きっとね。

(岩下尚史)いや、大事にするんじゃないですか?

(安住紳一郎)いや、切ると思いますよ。だってあの庭に合ってなかったですもん。

(岩下尚史)私ね、だからね、契約書をそろそろ交わすんですけども。石碑を建てていこうと思っています。「安住紳一郎さん、お手植えの木」って。

(安住紳一郎)やめてくださいよ。迷惑。本当、迷惑(笑)。

「安住紳一郎さん、お手植えの木」という石碑を残す?

(岩下尚史)いや、迷惑じゃない。だってインバウンドの拠点となるかもわかんないのよ。あの家がね。青梅の……。

(安住紳一郎)なりませんよ(笑)。

(岩下尚史)なりますよ。あなた。

(安住紳一郎)あれはすごく瀟洒な、ちょうどね、和洋折衷の傍から見ると本当に……いい縁側があって。

(岩下尚史)いいじゃない? 私とあなたの仲を永遠に記念しないといけないんですよ。そこで。ねえ。私、「葬儀委員長の」って書いとくわ。「私の葬儀委員長の」って。

(安住紳一郎)葬儀委員長。そうですよね。

岩下尚史 遺言の公正証書に「葬儀委員長は安住紳一郎」と記載した話
岩下尚史さんが2024年1月7日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で自身の遺言公正証書に「葬儀委員長は安住紳一郎」と記載してあることを明かし、安住さんにあれこれと葬儀の段取りを指示していました。

今年も元気に番組に出演してくださった岩下さん、2024年に倒れられていたんですね。お体のこともあり、相続人の方からの要望もあって都内に引っ越してきたなら仕方ないですね。岩下さんがとても手をかけられていたこだわりの青梅のご自宅もちゃんとした方に引き継がれるようでよかったです。安住さんお手植えのオリーブの木に石碑が建てられるのかどうかだけ、めちゃ気になるのでまた1年後のゲスト回で教えてほしいものです。その日まで岩下さん、お元気で!

岩下尚史 愛犬・綱切丸の引き継ぎ先を語る
岩下尚史さんが2025年1月5日放送のTBSラジオ『日曜天国』に出演。青梅の自宅を引き払い、愛犬の綱切丸も愛犬家の方に譲ったと話していました。

安住紳一郎の日曜天国 2025年1月5日放送分

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