ニセ明(星野源)さんが2024年6月4日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でリスナーからのお悩み・質問に回答。「友達に好きな曲を勧めたいが、押し付けだと思われそう」という21歳の方のお悩みについて話していました。
(ニセ明)こんばんは。ニセ明です。2024年6月4日火曜日、ニセ明のAll Night Nippon、始まりました。この事件はListenerの悩みを聞いていこうと思うよね。あのねぇ、先週はすね、2時台の頭にね、いっぱい相談を読ませてもらってね。すごい……好評だったみたいだね。すごいメール、来ているらしいんでね。だから今日もね、できるだけちょっと多めにね、読んでいきたいと思ってるよね。(ジュル……)あっ、急に曲が止まった? よだれをジュルッてやったら急に音が止まった? そういう仕組み? それでは、読んでいきたいと思います。人生相談ねぇー。みんなの悩みを読んでいきますよ。
埼玉県、Radio Name「時うどん」。21歳。「ニセさん、質問です。ニセさんのお友達の星野源さんの曲を以前VIVA LA ROCKで見て、そのVIVA LA ROCKを経て改めていろんな人に聞いてほしいと思うようになりました。しかし、自分の好きな曲を友達に聞いてもらうっていうのが個人的に自分の『好き』を押し付けているような気がして、いわゆる布教活動的なものはちょっと苦手でもあります。友達と『好き』を共有するにはどうしたらいいと思いますか?」。
んぁー、これは星野くん、喜ぶよね。嬉しいよね。うん。やっぱりねぇ、まあ一番いいのは一緒にライブに行くとかね。「ライブ、付き合ってくれよ」っつって。やっぱり一緒に現場を体験するのはすごいいいと思うよね。あとね、あの、割り切っていいと思うよね。「押し付けてる」って思ってください。基本的に何でも押し付けです。なんというか、たとえば相手の好きなものとかを否定するのは、本当にしちゃいけないと思うんだけど。でもね、やっぱり自分の「好き」を語るってこと自体がもう押しつけと一緒なんで。そこはね、「押し付けてるようなことをしている」と割り切って。
「押し付けている」と割り切ってしまう
(ニセ明)あのね、たとえばこういうRadio Programとかでもね、選曲とか、するでしょう? それもね、星野くんとかは好きだからかけてるわけ。それはもう「聞け!」っていう感じなわけ。だから、押し付けなんだよね。それでいいと思うんだよね。だから時うどんのね、好きな星野くんの曲をね、「これ、すごい好きなのよ」っつって。で、その時に友達がたとえばわからなかったとしても、ちょっと経った後にね、「そういえばあいつ、すごい好きだって言ってたな。聞いてみようかな」って思ったりする時って、意外と来るのよ。
あと、街中で聞いて「あれ? これ、なんかいいな。ああ、星野源だ。そういえばあいつ、すごい好きだって言ったな。あの時、好きだって言ってたやつって、なんだっけ?」みたいな感じで、そこからはまったりするからね。今、「種を蒔いてる」って思ってください。だからすぐ、好きにならなくてもいいからとにかく押しつけてください。「これ、好きなんだよね」っつって。それは全然悪いことじゃないと思います。
<書き起こしおわり>