吉田豪さんがbay fm『with you』でまいんちゃんこと福原遥さんの楽曲特集!楽曲派の吉田豪さんが厳選した福原遥さんの曲を紹介しています。
(松本ともこ)じゃあ、行きましょうか。Daily with you『ホントの所』。今日はどんな特集にしますか?
(吉田豪)はい。福原遥=まいんちゃん特集ですかね。
(松本ともこ)福原遥ちゃん。まいんちゃん。まいんちゃん?
(吉田豪)『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』のまいんちゃんですよ。
(松本ともこ)いま聞こえてるのが、クッキンアイドル。
(吉田豪)『キッチンはマイステージ』という曲ですね。2009年から2013年までNHK教育テレビで放送していた、まいんちゃん役の。当時は子役。いまはモデルとかやっているんですけどね。現在15才。中学3年生。
(松本ともこ)中学3年生。
(吉田豪)まあ、10才でまいんちゃんになって、日本全国の『紳士』の方々。まあね、こども好きのことをいま『紳士』って呼ぶようになったんですけど。
(松本ともこ)そうなの(笑)。
(吉田豪)紳士の方々が異常ながっつき方をしてて。『まいんちゃんヤバい!まいんちゃんヤバい!』になってたんですが。僕、世代的に正直、見てないんですよ。僕、『ひとりでできるもん!』ぐらいの頃は見てたんですけど。この頃はもう見てないんで。
(松本ともこ)ちょっと見てみると、たしかにこれは・・・
(吉田豪)かわいいですよね。詳しくないんですが、曲がすごい良くて。ずっと買ってまして。僕、まいんちゃん楽曲派なんですよ。
(松本ともこ)楽曲は良いと。またすごい方が作っているとか、そういうので入ったんじゃなく、楽曲が。
(吉田豪)そうです。で、最近『大人になっちゃった』みたいな感じで。まいんちゃんファンの方々の紳士の方々が結構まいんちゃん批判をするようになったんですよ。
(松本ともこ)なんでそうなるの(笑)。紳士の方々が。
(吉田豪)『まいんちゃん、劣化』ぐらいの言い方をみなさんするようになって。
(松本ともこ)しょうがないじゃん!大人になっていくんだから、女の子は!
(吉田豪)ぜんぜんいまの方がいいのに、ぐらいの感じで。そんな福原遥さんが最近出した曲がすごい良かったんで、ちょっと総括してみようかなという感じです。
(松本ともこ)ぜひ、じゃあ曲の紹介を。
(吉田豪)はい。サクサクいきましょうね。じゃあね、最初に番組のサウンドトラック。『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん! 歌のレシピ2』から、季節柄。チョコレートの曲を。
(松本ともこ)いいですね(笑)。
(吉田豪)はい。『チョコレートチア』。
(松本ともこ)あ、終わりました?
(吉田豪)こういう1分ぐらいの曲が大量に入っているサントラを7枚ぐらい出してるのかな?で、とにかく全曲このぐらいのクオリティーで。作っているのが橋本由香利さんっていう、いろんなアニソン関係とか、Berryz工房とかに曲を作っている人なんですけど。元々日本の地下でネオアコバンドをやっていた人なんですよ。
(松本ともこ)へー、そうなんですか。
(吉田豪)マイナーな。だからそういう素養のある曲が多くて。楽曲のクオリティーがとにかく高い。まいんちゃん絡みはほぼこの人が曲をやっているんで、自然といいんですよ。
(松本ともこ)なんか、あの私物でね、CDを持ってきていただいてますけど。全体的に淡いピンクのものを吉田豪が持っていると、なんかやっぱりね(笑)。
(吉田豪)大量にね。子供のね。違うんです。僕、楽曲的にはロリコンですけど、人としてはそんなにロリじゃないんで。楽曲的には、完成しない声が好きなんで。
(松本ともこ)彼女の声、なんとも言えずいいですね。
(吉田豪)この、実に『子供!』っていう(笑)。『歌の練習、してないです!』っていうことでね。
(松本ともこ)その思い切った感じの歌い方、すごいいいですね。
(吉田豪)で、まいんちゃん、CDいろいろ出してるんですが。スイートまいん&ラブリーみちか名義で。この番組で『ハッピーレシピ』っていう曲を出してるんですよ。これも聞いてみますかね。
(松本ともこ)はい。まいんちゃん&ラブリーみちか?
(吉田豪)スイートまいん&ラブリーみちかで『ハッピーレシピ』。
(松本ともこ)これが『ハッピーレシピ』。なかなかいいですね。
(吉田豪)ふたりとも、見事にいい声。
(松本ともこ)ふたりともね。どっちも人気なんだ。
(吉田豪)まあこんな感じでね、クッキンアイドル アイ!マイ!まいん! やってたんですけど。番組が終わっちゃったんですよね。で、まいんちゃんの歌、聞けなくなるかな?と思っていたら、『なめこのCD』というね。スマホアプリ『おさわり探偵なめこ栽培キット』をテーマにしたCDが2枚出てるんですね。それでまあ、なめこの歌を歌って。テレビとか出るようになって。で、2枚目がつい最近。昨年2月13日に『なめこの歌』をリリースし、昨年12月にセカンドが出た。
(松本ともこ)なめこのCDの2が出た。それはいろんな人が?
(吉田豪)いろんな人が。デーモン閣下とかジェロとかスギちゃんとかポッシボーとかYMCKとかね。かせきさいだぁとか。結構いいメンバー集まってまして。
(松本ともこ)そのCD、買いたいな。
(吉田豪)その中で福原さんが1曲目に歌っているのが、タイトルから曲調からちょっときゃりーぱみゅぱみゅ感があるっていうかね。そういう。ちょっといってみますかね。福原遥で『ぴょんぴょんぴょん』。
(松本ともこ)雰囲気が変わりました。福原遥さん。『ぴょんぴょんぴょん』。
(吉田豪)いい曲ですよね。かわいらしい。
(松本ともこ)変わってきた。でも。
(吉田豪)変わってきた。まあ、大人にはなってきて。
(松本ともこ)内容も、ちょっとメッセージあって。でも、『ぴょんぴょんぴょん』。
(吉田豪)そうです。きゃりー感のある。
(松本ともこ)なめこのCD2に入ってるんですね。よし、チェック!
(吉田豪)そして、1月29日に美少女戦士セーラームーンの20周年のメモリアルトリビュートっていうのが出まして。ももクロとかしょこたんとかTommy heavenly6とかね。桃井はることかね、川本真琴とか。いろいろ入っているわけですけど。これでね、とにかく福原遥が良かった!
(松本ともこ)この中に、彼女も入っている。
(吉田豪)ももクロ2曲やってたりするんですけど、正直、アレンジ的にうーん・・・?って感じだったんですけど。
(松本ともこ)うーん・・・?
(吉田豪)うーん・・・?惜しい!っていう。残念!っていう感じなんですけど。の、流れで聞くと福原遥、圧勝でしたね。
(松本ともこ)ちょっと!
(吉田豪)すごかった。
(松本ともこ)吉田豪、絶賛してるじゃないですか!しょこたんは?
(吉田豪)しょこたん、悪くなかったですね。とにかくただ、異常に良かったです。あと、やくしまるえつこも良かったですけど。まあ、それは良くて当然っていう。福原遥、編曲が小西康陽だったっていうね。
(松本ともこ)!やっぱり小西さんって、すごいですよね。
(吉田豪)見事ですよ。
(松本ともこ)もうポイントをちゃんとおさえてらっしゃるのね。
(吉田豪)バネッサ・パラディっぽい、すごいいいバックトラックに、福原遥の正直いちばん歌下手感のある・・・(笑)。あの、小西さんって下手さを残したい人だから、直させないんですよ。だからたぶん最初の、あんまり出来のよくないやつを使っている可能性が高いんですけど。だからこその拙さがすごいんです。
(松本ともこ)そこを聞くか!じゃあ、お願いします。
(吉田豪)はい。福原遥で、『プリンセス・ムーン』。
(松本ともこ)これ、女性が聞いてたって、思わずニヤッとしちゃうっていうか。かわいいですよ。
(吉田豪)完璧です!
(松本ともこ)このちょっと危うい、音程のところが。それがいいってことですよね。
(吉田豪)よくぞこれを残したな!っていうね。
(松本ともこ)さすが小西先生!
(吉田豪)小西さんがNegiccoをプロデュースした時に、『歌い直させてください』っていうのを全部却下したっていうね(笑)。
(松本ともこ)却下するんだ。本人たちはね、そりゃあ自分が完璧に・・・
(吉田豪)『もっと上手く歌えるんで、やらせてください』って言ったんですけど、『嫌だ!』っていう(笑)。『これがいいんです!』っていう(笑)。
(松本ともこ)(笑)。でもそこが、やっぱり聞く人も待っている部分だから。小西康陽さんのすごいところですよね。
(吉田豪)この人のマジックですよね。この味わいを残したいっていう。
(松本ともこ)私、小西さんとはまたテイストは違うけど、小室さんだってその最初の彼女たちの初々しさを残す人じゃないですか。あの人もまたきっと、似たような所あると思う。これでいいんだよっていう。直さなくていいよっていう。
(吉田豪)まあ、変にこなれるよりね。だから特に、他に出てる人が上手い人が多いんで。押し出しの強いパワフルな歌の後にこれがくると、やられますよ。
(松本ともこ)でも、それを言われるとこの20周年のアニバーサリーのトリビュートは、逆に聞きたくなる。他のも。
(吉田豪)面白かったですよ。バラッバラなんで。おすすめですね。
(松本ともこ)そうですね。1月29日。もうリリースになっています。
(吉田豪)後藤まりこさんとかも入っています。はい。
(松本ともこ)今日は、知ってらっしゃる方も多いと思うんだけど、福原遥さん。これからちょっとずつちょっとずつ大人になって、さらに活躍するフィールドは広がっていくんでしょうね。彼女はね。
(吉田豪)ですね。ぜひともね、音楽活動も地道に続けてほしいですね。
(松本ともこ)本当ですね。まいんちゃん特集と題してお送りしてきました。
<書き起こしおわり>