能町みね子さんが2024年5月17日放送のTBSラジオ『ナイツのちゃきちゃき大放送』の中で石丸伸二・安芸高田市長の東京都知事選への出馬表明したことについて話していました。
(能町みね子)あとは石丸市長の都知事選出馬について。私、ある意味で注目しているんですけども。「つぶやき市長」って言われていて。
(土屋伸之)「つぶやき市長」?
(能町みね子)安芸高田市っていう、結構な田舎の方の、のどかなところ。そこに一応、そこの出身ではあるんだけど。海外なんかに行ったりして、バリバリで仕事をやってきたこの石丸さんっていう方がバンッて戻ってきて市長になったんですけど。いきなり、議会で寝ている議員とかをTwitter……今はXか。Xで書いちゃうんですね。「この人が居眠りしていました」って。そしたら議会も「さすがに寝ていたことは悪いけど、いきなりXにポストするのはなしじゃないの?」っていう風に思うじゃないですか。それでこの石丸市長を呼び出して。「あれ、どういうことですか?」って聞いたんですって。そしたら今度はこの市長がネット上に「恫喝された」っていう風に書いたんですよ。それででもう、完全に対立状態になっちゃって。それで裁判になって。「恫喝っていうのはさすがに名誉毀損だ」っていうことで、この市長が負けているらしいんですよ。
(土屋伸之)へー。
安芸高田市議会との決定的な対立状態に
(能町みね子)で、もう完全に議会と市長が対立状態になって。議会は市長が言ってくる案は全部、反対するみたいな感じになっている。で、市長は市長でずっと議会に対してネット上で罵詈雑言みたいなのを書いていて。で、住民でもなんでもない市長に賛成する人が地方の議員さんとかに苦情の電話を入れるみたいな。そんな感じで対立状態になっていて。おそらく、この市長は安芸高田市ではちゃんとした活動ができなくなってしまっていて。で、もう鞍替えというか。「こうなったらネットでは支持されているから、都知事選に出よう!」っていうことで出馬を表明をして。そうしたら、他のネットで支持されているような人々がこの人の支持を表明するっていうことで。なんか……「嫌だな」って思います。はっきり言うと「嫌だな」って。
(塙宣之)まあ、それが……議会の心を掴んでないわけですからね。
(土屋伸之)それで場所を変えてどうなのか?っていうね。
(能町みね子)まあそれは、居眠りはよくないことだけども。でも、そこはもうちょっと人間と人間でやりましょうよっていうね。
(土屋伸之)リーダーとしてね、そこをうまくまとめるっていうのも力ですから。
(能町みね子)それは思いましたね。
(出水麻衣)すでにこの東京都知事選に関しては、10人以上、出馬を予定してるんですけれども。現職の小池知事に関しては、明言していないということで。この方の動向も、今後は注目ですね。
東京都知事選 石丸伸二 安芸高田市長が立候補の意向を表明https://t.co/qCVOkrKDvs #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) May 17, 2024
<書き起こしおわり>