能町みね子 高橋一生&飯豊まりえ結婚報告メッセージのアイドルソング感を語る

能町みね子 高橋一生&飯豊まりえ結婚報告メッセージのアイドルソング感を語る ナイツのちゃきちゃき大放送

能町みね子さんが2024年5月17日放送のTBSラジオ『ナイツのちゃきちゃき大放送』の中で高橋一生さんと飯豊まりえさんの結婚報告メッセージについてトーク。ヒャダインさんが「これはもう、パートのあるアイドルソングだ」と指摘していたことを紹介していました。

(能町みね子)あと、高橋一生さんと飯豊まりえさん。

(土屋伸之)結婚しまして。

(出水麻衣)結婚報告メッセージ、能町さん、お好きですもんね。

(能町みね子)私としてはこれ、なんで手書きで書かなかったの? とは思いますけど。

(土屋伸之)能町さん、手書きが好きすぎるんですよね(笑)。

(能町みね子)そうなんですよね。署名しかないんですよ。

(土屋伸之)これが割と、スタンダードですよね。ワープロ打ちと、署名だけ手書きっていう。

(能町みね子)最近は署名だけ手書きってのが。で、これをですね、私たち、『久保みねヒャダ』っていう番組を他局ですけども、ずっとやっていて。こういうのが出ると、すぐ3人でLINEで話題にしちゃうんですよ。で、ヒャダインさんがこれを見て「これはもう、パートのあるアイドルソングだ」って言っていて。

(土屋伸之)アイドルソング?

「これはもう、パートのあるアイドルソングだ」(ヒャダイン)

(能町みね子)これ、本当に……私も最初、読んだ時にちょっと意味がわかんなかったんですよ。この文章。「お世話になっております皆様へ」って始まって。「私事ではありますが、この度、高橋一生と飯豊まりえは入籍いたしました」ってズラズラッとあった後の3段落目。「彼女は自分の発する言葉で自身を穢すことなく、明るく生きることを諦めません」ってあって。ここで「彼女は」って言ってるっていうことは、これは高橋さんが言ってることだなって。

(土屋伸之)これは高橋一生さんのね。

(能町みね子)そう思っていたら、次の段落では「物事や人に応じる時に努めて偏りなく考えて、知恵をし使ってお茶目に人生を楽しむ彼の人柄に惹かれました」っていうので。今度は「彼」ってなって。これは飯豊さんが言っているなっていう……。

(土屋伸之)本当だ。パートが分かれているんだ。

(能町みね子)そうなんですよ。で、5段落目で「これまでと変わらず、お芝居やひとつひとつの仕事に向き合って参りたいと思いますが……」みたいな。これは2人で言っていることなのかなって思って。だからこれ、3段落目と4段落目でソロがあるんですよ。

(塙宣之)本当だ、本当だ(笑)。ソロパートだ。

(土屋伸之)歌みたいですね! ソロがある。

(能町みね子)そうなんですよ。1段落目、2段落目は2人で歌って。途中で先に高橋さんが前に出てきてソロパートをやって。で、その後、飯豊さんのソロパートが出てきて。最後はまた、2人で歌うっていう。これは誰か、曲つけないといけないじゃないかな?って(笑)。

(出水麻衣)ヒャダインさんが(笑)。

(能町みね子)ねえ。つけてほしいんですよね。

(土屋伸之)さすがですね、ヒャダインさん! アイドルソングだっていう。へー!

(能町みね子)そうなんです。これは今までにないパターンだなって。

(土屋伸之)ちゃんと、言ってないですよね。「高橋が」とか。それは言わずに「彼女」「彼」って。

(能町みね子)サラッと入ってくるんですよ。

(出水麻衣)おしゃれですね。

(塙宣之)これは今まで、なかったですね。

これまでになかったパターンの結婚報告

(能町みね子)そうですね。手書きの場合はわざわざ筆跡を変えて、とかはあったんですけども。パソコンで出した言葉だから最初、「あれ? えっ、なんだ、これ?」ってなったんですけども。よく考えるとちゃんとソロがあったんですよ。

(土屋伸之)本当ですね。これ、誰が考えたんですかね? 2人が考えたのかな?

(能町みね子)そうですね。「この構成がいい」って、作家さんがいたんですかね?

(土屋伸之)フハハハハハハハハッ! へー!

(塙宣之)これからこの形が流行るかもしれないですね。今まで1ブロック、1ブロックでしたからね。

(能町みね子)そうですね。2人でいっぺんに出しても、一応わかれてるっていうのが普通なんですけども。まさか、同じ文章に混ぜ込んでくるとは……って思って。

(出水麻衣)筆跡鑑定士としては、いかがですか?

(能町みね子)だからこれ、あえてパソコンで書いたのはこの混乱を楽しませようとしてるじゃないか?って。

(土屋伸之)ああ、なるほど(笑)。字でわかっちゃわないように。

(能町みね子)筆跡だと、わかっちゃうので。「この人が書いたんだな」ってならないように。これはちょっと、革新的なお知らせだなって。

(塙宣之)革新的な。

(能町みね子)そうなんですよ。誰か、歌をつけた方がいいかなって。ヒャダインさんが曲をつけて、ミュージカルか何かでやった方がいいんじゃないかなって(笑)。

(塙宣之)字もまた、2人ともかわいらしいですね。

(能町みね子)似てますよね。あと本当に、これは余計なお世話なんですけど。「高橋まりえ」になっちゃうと、ちょっと目立たなくなっちゃうなって。

(出水麻衣)飯豊さんって、なかなかいらっしゃらないですからね。

(能町みね子)逆に「飯豊一生」にすると、「い」が四つも入るんですよ。

(出水麻衣)アハハハハハハハハッ!

「飯豊一生」にすると、「い」が四つも入る

(土屋伸之)ああ、名字で二つ、名前にも二つ入っちゃう。

(能町みね子)「飯豊一生」はちょっとくどいんですよね。

(塙宣之)なるほどね。「飯豊一生」だとね。

(土屋伸之)なんの心配をしてるんですか?(笑)。

(能町みね子)困ったな。別にした方がいいんじゃないかなって(笑)。

(土屋伸之)芸名はたぶん変わらないでしょうけどね。

(能町みね子)ということは考えましたね。

(塙宣之)「高橋まりえ」もなんか、古風な感じがしてね。

(能町みね子)そうですね。ちょっと目立たなくなっちゃうなって。

(塙宣之)あんまりいないですよね。結婚して芸名まで変える人って。

(能町みね子)たしかに、あんまりいないですね。松任谷さんぐらいですかね。松任谷由実の「松任谷」の強さは……。

(出水麻衣)「荒井」から「松任谷」に。

(能町みね子)あれは「松任谷」がよかった気がしますね。

(塙宣之)この場合は「飯豊」の方がいいからね。

(土屋伸之)なんの心配をしてるんだ?っていう話ですけども(笑)。

<書き起こしおわり>

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