中川剛 入社2年目で耐え切れずサラリーマンを辞めた話

中川剛 入社2年目で耐え切れずサラリーマンを辞めた話 ザ・ラジオショー

中川家の剛さんが2024年4月5日放送のニッポン放送『中川家 ザ・ラジオショー』の中で新入社員時代の思い出を紹介。諸々に耐えられなくなり、2年目で辞めた際の模様を話していました。

(中川剛)新生活ですよ。新入社員が吉本も入ってくるでしょうね。シーシーいいながら。「はいっ、シーッ、はいっ、シーッ……」。

(中川礼二)「えっ、はい?」。

(中川剛)「ええと、新入社員の、シーッ、西村と申します。よろしくお願いします。シーッ……」。

(中川礼二)「うん、ああ、そう? はい。お願いします。がんばってね。やめるなよ?」。

(中川剛)「は、はいっ!」。っていうやり取り。毎年、おんなじ。

(中川礼二)フフフ(笑)。

(中川剛)もうやめますけどね。

(中川礼二)まあまあ、漏れなくね。吉本もたくさん入るのかね?

(中川剛)そら入るでしょう?

(中川礼二)24人? ああ、24人も入るの?

(中川剛)吉本に……こんなに大問題を抱えた吉本に入ってきますかね?

(中川礼二)まあ、いろいろありますけども。

大問題を抱えた吉本にも24人の新入社員が入る

(中川剛)怖いもの見たさで入ってくるんですかね?

(中川礼二)まあ、元々そういう業界が好きやったりとか。

(中川剛)新幹線に乗っている時も、どこに行っている時も……大学の卒業式もこの間、あって。ねえ。なんか、そういうっぽい子がウロウロウロウロしていますけども。

(中川礼二)スーツが板についていない子が。

(中川剛)そうですね。あれがまた、嘘くさい笑顔を作るようになるんでしょうね。

(中川礼二)どこへんからそうなるんやろうね?

(中川剛)だいたいまあ、10年経てば仕事も慣れてきて、嘘笑顔を覚えるんじゃないですか?

(中川礼二)嘘笑顔(笑)。

(中川剛)愛想笑いとかね。

(中川礼二)営業用のね。

(中川剛)僕は絶対にできないですね。2年が限界でしたね。社会人は。

(中川礼二)そう(笑)。俺ら、一応経験しているもんね。社会人を。剛さんは2年で俺は1年。

(中川剛)毎朝、同じ時間に起きて。毎朝、同じ時間の電車に乗って。車両に入ったら顔がみんな一緒で。乗り換えの時に人が流れていくあの感じも一緒で……乗り換えて電車に乗ったらまた同じ、毎日会う人と。あの乗り換えの人の流れがすごいやんか。

(中川礼二)ほんまに機械のようにね。

(中川剛)あれに逆らって歩いたんですよ。2年目に。それで、家に帰ったんです。気持ちよかった!

(中川礼二)「気持ちよかった」って(笑)。

(中川剛)1人だけ、その流れに逆らって。途中で帰って。それで会社を辞めましたけどね。

(中川礼二)それ、気持ちよかった?

(中川剛)気持ちよかった!

(中川礼二)そんなことしてるの、1人だけやろ?

通勤の人の流れに逆行して帰宅。会社を辞める

(中川剛)もう1人で逆行して家に帰るっていう。で、家に帰るのは下りの電車になるんですけども。誰も乗ってないんですよ。朝の時間に下りに乗るっていうあの気持ちよさね。あれを味わって、こっぴどく叱られて。「なんで辞めるねや」っていうところから始まって。

(中川礼二)当時は、せやね。

(中川剛)それで「君の学校からは二度と取らない」とかなんとか言われながら。「はい、すいません」言うて辞めてNSCに入ったんで。

(中川礼二)その間もあるやんか。どっか、家に帰ってけえへん時期とかもあったやんか。

(中川剛)ああ、バイトを1年、しましたね。いろんなバイトをやりました。だいたい、そんな18で無理やって。社会人なんて。今、考えたら18歳やで? 「メシ、行こうか」って18の時に40いくつのおっさんとご飯に行くねんけど。なにが面白い? 地獄やったわ、俺。

(中川礼二)たしかに、そうやな。面白くないわな。。

(中川剛)「ご飯行こう」って言われて社会人になって、行ってご飯を食べていたら「はよう食えよ。そんな遅かったらお前、出世せえへんぞ」って。もうパワハラですよ。

(中川礼二)関係あらへんよな。

(中川剛)「すんません」って。「そんな熱いの、頼むな。せやから遅いねや。お前だけ」「あ、はい……」。18歳ですよ。あの人、俺が18の時に47やったから……もう今は80歳? もうとっくに定年退職してはるでしょうね。で、仕事して1年目ぐらいで。肩をポンポン叩かれて。「ゴルフ、やってんのか?」って。「ゴルフ、覚えておいた方がええぞ」って。「野球はどこファンやねん?」「土日、競馬行くか?」とか……「もう、辞めよう」って思ったわ。

(中川礼二)フハハハハハハハハッ!

(中川剛)で、もうみんな、会社の中でゴルフのスイングですよ。「もっとこうや」「ああや」とか。「この人ら、なにしとるんや? 俺、こんなんなるんかな?」って思ったら、辞めたくなって辞めましたね。

(中川礼二)まあ、今となったら楽しいやろうとか、理解はできるけど。18は無理やで。

(中川剛)18歳で40いくつの人と毎日ご飯はきついで……。

18歳が40代と毎日ご飯に行くのはきつい

(中川礼二)そんなの、もう無理やり参加やもんね。「行くぞ」って勝手に頭数に入っているもんね。

(中川剛)慰安旅行もありましたしね。楽しくなかった……俺だけやねん。俺ともう1人、おったかな? あと全員、40代(笑)。

(中川礼二)うわあ……(笑)。

(中川剛)どうやって楽しむの? 俺、教えてほしいわ。18の男が。

(中川礼二)それでも、同じような年代でも柔軟に接していくやつとか、おったもんな。

(中川剛)そういうやつは今でもやっているんでしょうけど。いや、無理やったなー。みんな、新生活、どうなんでしょうね?

(中川礼二)不安だからけやと思うで。

<書き起こしおわり>

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