渡辺志保 カニエ・ウェストの長女ノース『Elementary School Dropout』アルバム制作発表を語る

渡辺志保 カニエ・ウェストの長女ノース『Elementary School Dropout』アルバム制作発表を語る INSIDE OUT

渡辺志保さんが2024年3月11日放送のblock.fm『INSIDE OUT』の中でカニエ・ウェストとタイ・ダラー・サインのアルバム『Vultures 2』のリスニングパーティーが各地で開催されていることについてトーク。その中でカニエの長女、ノース・ウェストが自身のアルバム『Elementary School Dropout』を制作中であると発表したことについて話していました。

(渡辺志保)そんなこんなで月曜日だったんですけど。今日、アリゾナ州のフェニックスっていうところでまたね、カニエさんとタイ・ダラー・サインさんが『Vultures 2』のリスニングパーティーをしていて。

(DJ YANATAKE)そうだ。俺、それを志保に聞きたいと思っていて。

(渡辺志保)まあ、でも私もちゃんと追ってないからわかんないんですけど。今、カニエもやっぱりどこのメディアにも答えないし。インタビューとかもしないからさ。「YEFANATICS」っていうXのアカウントがファン代表みたいな感じでカニエ本人と直接やり取りしていて。そのやり取りしているDMのスクショをSNSに上げてアップデートをね、教えてくださってるんですよね。我々に。で、カニエさんはやっぱり、なんていうか社会のシステムにいつも中指を立ててらっしゃるから。SpotifyとかApple Musicとか、いわゆるDSP(Digital Streaming Platform)もやっぱり気に食わないんですって。で、「そこに中抜きとかをされるのは嫌だ。あいつらはアーティストに敬意を払ってねえ」っていうことで。なので、もうそういうところには一切、自分たちの音源は置かず。『Vultures 2』は自分らのウェブサイトだけで売ります的な方向で今、話が……。

『Vultures 2』は自分らのウェブサイトだけで売る?

(DJ YANATAKE)20ドルで販売して。今、Tシャツとかスウェットとかも全部、20ドルで売っていて。音源で20ドルで売るっていうのもいいんですけども。そこで志保さんに質問なんですよ。これ、『Vultures 1』の時にも聞けばよかったんですけど。志保さんってあれ、持ってるじゃないですか。

(渡辺志保)はい。それね、言わないで……(笑)。『DONDA 2』のね。

渡辺志保 Kanye West『DONDA 2』Stem Player限定配信を語る
渡辺志保さんが2022年2月21日放送のblock.fm『INSIDE OUT』の中でカニエ・ウェストの最新アルバム『DONDA 2』がAppleMusicやSpotifyなど各種ストリーミングサービスには配信されず、Stem Playerのみで限定配信される件について話していました。

(DJ YANATAKE)ステムプレイヤーのことです。かの……あれでは『Vultures 1』とかは当然、配信されてるんですか?っていう。

(渡辺志保)いやいや、どうだろうね? されてないだろうね?(笑)。だって全く、パッタリお知らせメールとか来なくなりましたもんね。最後に来たステムプレイヤーのお知らせが、たぶん「ゴーストフェイス・キラーのアルバムがステムプレイヤーで聞けるようになりました」みたいな。ちょっとよくわかんないアップデートだったんですよね。いや、そうなのよ。だから……。

(DJ YANATAKE)わかんないよ? ひょっとしたら『Vultures 2』がもう、来ているかもしれないよ?

(渡辺志保)ちょっと明日、つないでみますわ(笑)。USBで。

(DJ YANATAKE)かのステムプレイヤーにね。

(渡辺志保)あの世紀の大発明ね。だから毎回、毎回……その発表の仕方すらも非常にアーティスティックであるっていうのも前から知ってたことではあるけれども。ということになっているのと。あと、今日はそのリスニングパーティー中に長女のノース・ウェストちゃんがステージの方に出られて。「ノース・ウェストです。今、アルバムを作ってます! タイトルは『Elementary School Dropout』です!」って言って。観客が「うわーっ!」ってなるみたいな。で、わかる人にはわかるというか、長年のファンなら「ああ」ってなると思うんですけど。

North Westのアルバム『Elementary School Dropout』

(渡辺志保)これ、カニエ・ウェストのデビューアルバムのタイトルが『The College Dropout(大学を退学)』っていうタイトルだったんですよね。で、ノース・ウェストちゃんは「小学校を退学する、ドロップアウトする」っていうタイトルにするっていうことで。最近、またカニエさんも「ノースさんたちが通っている学校はやっぱり良くない学校だ。良くない教育をしている」ということで。「辞めさせたい」っていう風におっしゃってましたので。まあ、辞めちゃうのかな? わかんないんですけど。

(DJ YANATAKE)キムの方の気持ちはいかがなもんなんでしょうかね?

(渡辺志保)辞めさせたくはないんじゃないですかね? 知らないけどね。

(DJ YANATAKE)でもノースちゃんは完全にカニエ寄りなんじゃない?

(渡辺志保)パパ寄りなんじゃないですか? たぶん。

(DJ YANATAKE)まあ、楽しいだろうしな。

(渡辺志保)楽しいと思うよ。それで、前にそのカーダシアンのリアリティーショーでもノースが言っていたんですけども。「ママの家じゃなくて、パパの家の方が好きだ」みたいな。2人はもう離婚してるからさ、子供たちはたぶんパパとママの家を行き来しながら生活してると思うんですけど。「パパの方がちゃんと人間らしい生活をしてる」みたいなことを言っていたんですよ。「パパの家にはお手伝いさんもいなくて、ご飯も自分で作るんだよ。逆にママはご飯、お手伝いさんが作るでしょ?」とか。ちょっとうろ覚えなんだけど。「あなたは電子レンジで自分でご飯をあっためないでしょう?」みたいな感じのことを言っていて。「なるほどな」みたいに思ったんですよ。

(DJ YANATAKE)電子レンジであっためるのも、キム・カーダシアンぐらいになるとやってもらうんだね。

(渡辺志保)なんか、そういう感じのことを言ってたんですよ。ちょっとうろ覚えですいません。

(DJ YANATAKE)でも、ありえそうだね。

(渡辺志保)なんか「パパの家の方が普通の家っぽい」みたいなことをノースが言ってたから。「なるほどね」って。

(DJ YANATAKE)キム・カーダシアンって、生まれた時はどんな感じだったんだろう? 生まれた時はそんなに?

(渡辺志保)いや、でもお母さんは元CAで。それでだって、超有名弁護士の……あのOJ・シンプソンの事件を担当した弁護士がパパだから。もちろん、まあまあ金持ちで。今みたいな爆裂インフルエンサー金持ち系ではないと思いますけど。もちろん裕福な暮らしではあったと思いますよ。

(DJ YANATAKE)カニエ・ウェストの方が、一般的な生活をしてたかもしれないね。

(渡辺志保)なのかな? そうそう。だからそういうノースさんの発言を耳にしたり、目にしたりって。で、ノースさんはかつて、Vogueのインタビューでも「Yeezyも継ぐし、SKIMSも継ぎます」みたいなことをおっしゃっていて。だから、すごいよね。パパの会社もキムの会社も継ぐっていう風に表明してましたね。だから本当にマインドが普通のティーンエイジャーじゃないだろうね。普通の小学生じゃないんだろうね。たぶん、そのマインドとか、向いてる方向もね。なので、どうなることやらと思って。『Vultures 2』……まあ、Project Patが参加してる曲があるっていうのが今日のリスニングパーティーで明らかになったそうなんで。私はただひたすら、それが楽しみですというところですかね。

<書き起こしおわり>

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