松野泰己さんと坂口博信さんが2024年2月26日放送のJ-WAVE『ゆう坊とマシリトのkosokoso放送局』の中で『ハリー・ポッター』シリーズについて話していました。
（松野泰己）どうしても、作り手側の視線で見ちゃうんで。オンラインに入っていても。坂口さんはその辺、どうですか？
（坂口博信）だから僕はもう絶対、嫌だから。そういう風には見ないようにしている。わざとシャットアウトして。で、自分で作ろうとは、誘われても絶対に思わないし。その瞬間にたぶん、楽しめなくなります。
（鳥嶋和彦）そうだろうね。
（坂口博信）で、松野は開発を1回、やっちゃってるからじゃない？
（松野泰己）でも、入る前からずっと……それはどの商品、どの作品を触っても考えちゃいますね。『エルデンリング』を触っても、ゼルダを触っても。
（坂口博信）だから14に関してはもう、考えないようにしている。
（松野泰己）「ようにしている」んですね。考えちゃうから？
（坂口博信）考えちゃったらもう、シャットアウト（笑）。
（鳥嶋和彦）わかる。漫画に関しても、最近の漫画とかを仕事で読むと、もう読者としては読めないから。ある部分、粗が見えてきちゃったり。「こうしたら」っていうのは必ずあるから。昔の漫画とかね、もう趣味じゃないのとか仕事じゃない漫画だったらスッと読めるけど。よくわかるな。
（松野泰己）心の底から楽しんでるか？って言われると、ちょっと違っていて。やっぱり勉強・リサーチっていう部分がでかいなと思っちゃうんですよね。
（坂口博信）心の底から楽しんだゲームは最近、なに？
（松野泰己）最近ですか？ 最近は、「どうなのかな？ でも今、『バルダーズ・ゲート3』は楽しいなと思ってやってますよ。ただそのうちたぶん、「ここは次、ネタで使えそうだな」とか「ここはなんでこうしたのかな？」とか思うんですけど。まだ今のところは、始めたばっかりなので。
（鳥嶋和彦）『バルダーズ・ゲート3』。記事を見ると結構、めんどくさそうなんだけども。
（松野泰己）僕は好きですよ。
（坂口博信）あの『ハリー・ポッター』のは？ だいぶ褒めていたじゃん？
（松野泰己）そう。『ホグワーツ・レガシー』。あれも結構、楽しみましたね。『ハリー・ポッター』が大好きなので。よくできているなって。
『ホグワーツ・レガシー』も楽しんだ
（坂口博信）意外だね。この男、『ハリー・ポッター』好きには見えないですよ。
（松野泰己）なんでよ？（笑）。
（鳥嶋和彦）見えない（笑）。
（坂口博信）君の性格が僕は時々、よくわからなくなるよ（笑）。
（鳥嶋和彦）そこがちょっと、かわいいところじゃん？
（松野泰己）僕、原作はファンで。ずっと読んでて。もう最後の最終巻で某あの先生がああなるところではもう、本を読んで泣きましたからね。あと、ラストシーンも。駅のあのシーンでもうボロボロ泣いてましたよ。
（鳥嶋和彦）あれ、だって最初からいかにも仕掛けてあるっていうのが見え見えの設定じゃん？
（松野泰己）すいません。見えませんでした（笑）。
（鳥嶋和彦）ありがちなパターンだよ（笑）。
（松野泰己）大好きでしたね。
（鳥嶋和彦）僕は1巻で投げちゃったけどね。「ええーっ？」って思って。
（堀井雄二）本で入ったんだ。映画じゃなくて？
（松野泰己）映画もそうですけど、本が先だったんで。本ですね。
（鳥嶋和彦）そうなんだ。ハリポタ好きね。
（松野泰己）ハリポタ好きです。
（坂口博信）それは鳥嶋さんにはわからないところですね？
（鳥嶋和彦）わからない（笑）。
後半のダークな展開が好き
（松野泰己）ハリポタ好きって、最初の方のほのぼのした方が好きなのか、後半のあのダークなのが好きなのか？っていうので、僕はダークな方なんで。
（坂口博信）ああ、ダークな方がいいんだ。
（松野泰己）ゴブレット以降が好きなんで。
（坂口博信）全世界が楽しむものにさ、君はほとんどついていったためしがないじゃない？
（松野泰己）なんだ、それ？（笑）。
（坂口博信）なんでお前、『ハリー・ポッター』だけついてくんだよ？（笑）。
（松野泰己）なんでですか？（笑）。
（鳥嶋和彦）年齢を経た後に読んだからじゃない？
（松野泰己）ああ、それはもちろんありますね。だって若い頃はなかったわけですからね。ひどい言われようだな（笑）。
（鳥嶋和彦）でも『ハリー・ポッター』っていうのは意外だよね。
（松野泰己）だって僕、メジャーなの結構好きなのって、知ってますよね？
（坂口博信）うーん……。
（Naz Chris）『スター・ウォーズ』もそうですよね？
（松野泰己）『スター・ウォーズ』は最初の456だけですね。まあ、正直『ジェダイ』もダメですね。『帝国』までですね。すいません。
（坂口博信）まあね。本当に面白いのはね。
（松野泰己）1から3とか7から9なんて、作り直せって思っちゃいますからね。5、『帝国』が一番好きですね。4は王道じゃないですか。
＜書き起こしおわり＞