ミキ昴生さんが2023年12月21日放送のTBSラジオ『おぎやはぎのメガネびいき』にゲスト出演。おぎやはぎのお二人と『THE MANZAI 2022』のビートたけしさんによる「大声でうるさいだけで面白くない」発言と、それが公になってミキがあちこちでいじられるようになった経緯を振り返っていました。
(矢作兼)経緯を説明させていただきますね。知らない方がいるので。
(小木博明)そうそう。リスナーの方、知らない方が多いですからね。
(矢作兼)まず、なぜこんな怒っていらっしゃるのか。ちょっと我々もわからないので。
(昴生)お前らのせいやないか! しゃべりが!
(小木博明)私たち、関係ないです。
(矢作兼)昨年、12月4日。本当、1年ぐらい前ですね。放送されたフジテレビの『THE MANZAI 2022』。基本的に褒めることの多いビートたけしさん。
(小木博明)褒められてますよね。
(矢作兼)だいたい、ネタの後に一言、何か感想を言うんですけど。まあ、みんなのことを褒めていて。褒めるんですねー。
(昴生)もうええって。はよ言うてくれ! ゆっくりやって!
(矢作兼)そのビートたけしさんが1組だけ、「声が大きいだけで、おもしろくない」みたいなことを言っていて。
(昴生)この話、何回すんねん!
(小木博明)へえ。たけしさんがそんなことを?
(昴生)この暮れにこの話、何回すんねん! なあ? この暮れによ! こっちも飽きとんねん! この暮れに、年の瀬に何回、この話をすんねん!
(小木博明)お座りください。
(矢作兼)でもなんか、志村けんさんが言っていたらしいですよ? 志村けんさんは「本人が飽きても、そこから何十年もやらなきゃいけないんだ」って。
(昴生)「欧米か!」とはちゃうねん! 俺のやつは「欧米か!」とはちゃうねん! 一緒じゃないねん!
(小木博明)ああ、タカトシさんも言われてましたね。
「本人が飽きてもそこから何十年もやらなきゃいけない」(志村けん)
(矢作兼)そうなんです。飽きてもやらなきゃいけない。だから宮迫さんもね、「宮迫です!」をずっとやったみたいな話もありますもんね。なので本人が「飽きている」って言っても、周りの方、知らない方もいるので。ちょっと説明の方だけね。で、それがなんか、オンエアーではカットされてたんですってね。
(小木博明)へー、カットされていたんですか。
(昴生)ちょっと……なんでずっと、そんな他人の感じなの? 張本人が。張本人やん! 自分らが!
(小木博明)張本人ではないです。
(昴生)自分らが張本人やん! たけしさんより、悪いんやで? 自分らは。たけしさんよりほんまは悪いんやで?
(矢作兼)張本人なんでしたっけ?
(小木博明)私たち、何かありました? 言いましたか?
(矢作兼)我々が、だからオンエアーでその話がカットされてたのに……「たけしさんが1組だけ『うるさいだけで面白くない』みたいに言っていた」っていうのを我々が『メガネびいき』で話したんですって。
(小木博明)えっ、我々がですか? 話したんですか?
(昴生)「ですって」ってどういうこと? なあ? お前ら、記憶どうなってんねん? 1年前やぞ? なあ? 言い方も悪いねん。芸人の言い方やなかったぞ? 面白くもない……名前を伏せて。で、ただただ犯人探しが始まる。なあ? どうしようか思うたわ。
(小木博明)犯人探しがね。はいはい。
(矢作兼)そんなことになるとは。いや、なんかやっぱりその時に「言っちゃいけないのかな?」と思ったんでしょうね。そしたら、私がね、ちょっと飲食店で偶然、ミキ昴生さんと……。
(昴生)「女子高生」みたいに言うな! もうええねん! TBSまでそれやらんで!
(小木博明)ミキ昴生さんね。
(昴生)ええねん! そんなん、またがんで! そんなコラボ、いらんねん! 誰も喜んでない!
(矢作兼)言われたんです。本人から直接。
(小木博明)ミキ昴生さんから?
(昴生)「女子高生」みたいに言うな!
(矢作兼)すごいひきつった顔でいらっしゃったんです。
(昴生)フハハハハハハハハッ! そら、ひきつった顔やで? それ、語弊あるわ!
居酒屋で遭遇した時のひきつった顔
(矢作兼)知らなくて。その、一緒にいた友達がね、トイレから帰ってきた時に「あれ? 隣の席にほら、関西の芸人さん……ミキだったっけ? の、お兄ちゃんかな? どっちかが、いるよ」って教えてくれて。「ああ、そうなんだ。ミキの昴生くんだ」って思って行ったら、めっちゃひきつった顔で(笑)。
(昴生)そら怖いで! 横の個室でよ、加藤浩次さんがゲラゲラ笑って。で、「加藤浩次さんがいる」と思ってパッて覗いたら……言っていいんかどうか、わからんけど。もう、矢作さんと加藤さん以外、反社みたいな人らが! ほとんど! 恐ろしい! 怖い! めっちゃ怖い! ギリギリやって。あんな人!
(矢作兼)あれ、ギリギリセーフなんです。
(昴生)ギリギリアウトやって。あんなもん! 怖かった!
(小木博明)あれはセーフなんです。
(矢作兼)小学校からの友達だから。
(昴生)小学校からやったら、余計にあかんで。そしたら。もし、そうやとしたら。それでもし、そっちの方の人やとしたら!
(小木博明)でも、お友達ですからね。
(昴生)怖かってん! 声とかが。あんなに麻布でゲラゲラ笑うんか?っていうぐらい、ゲラゲラ笑って。しょうもない話で。怖かってん。バレんように、こっちは身を潜めてたんや。家族でおったから。
(小木博明)なるほど。身を潜めていたんですね。じゃあ、バレてはなかったんだ。
(矢作兼)そう。でもすっごいひきつっていたんで、ちょっと話しかけたんです。
(小木博明)話しかけてあげたんですね?
(昴生)話しかけるな! あんな時に……家族でおる。こっちは子供もおんねん(笑)。あんな集団のところにうちの家族、入れるな!(笑)。
(矢作兼)それで、もう1回話しかけようかなと思ったら、もう速攻でいなくなっちゃって。
(小木博明)あら。逃げたんですね?
(昴生)当たり前やろ! 俺が「逃げよう」言うたんちゃうで? 嫁が「逃げよう」って言ったんやから! 「もう帰ろう」って。嫁やからな!
(矢作兼)フハハハハハハハハッ! ああ、申し訳なかったんですけども。あの時に、昴生さんに言われたんです。「あんなに言うなら、名前出してくれ!」って。
(昴生)そらそうやろうな。でもそれはそうやで。先輩がやるんやったら、おもしろにしてくれって。
(小木博明)ああ、なるほど。名前を言わなかったので。
(昴生)そう。ほんまに怒られたみたいになってるから。
(矢作兼)そう。「名前を出せ」って。それで、まあでもこっちもね、その時は出さなかったわけ。それで、その話をしていたら、昴生さんがちょうど裏に出ていたんですって。で、山田邦子さんを呼び捨てにしたことで、岡村さんから「そんなんだから、たけしさんに嫌われる」と言われてしまって。
(小木博明)あらららら。
(昴生)それの言い方もほんまに悪いで? メインMCで何年やって……自分ら、ほんまに何年やってんの?
(小木博明)どういうことですか?
(昴生)言い方も悪いねん! 誰もおもしろにせえへんねん。去年1年間で。今年、俺がようやくおもしろにしてんねん! あんたらの力やなく。なあ。ナインティナインもできへん、爆笑問題もできへん、おぎやはぎもできへん! 俺がやるしかあれへんがな。そうしたら! 誰もおもしろにできへん!
(小木博明)頑張っているじゃないですか。じゃあ。
爆笑問題もナインティナインもおぎやはぎも面白くできない
(昴生)あんなことをおもしろにできへんくて、どうするよ? 今まで、なにをやってきたんや?
(小木博明)素晴らしい、素晴らしい。
(矢作兼)ああ、おもしろに……。
(小木博明)こっちにはそういう頭が全くなくて。
(矢作兼)あんまりそういうの、わからなくて。
(昴生)「おもしろにする」っていう発想が、ない?
(矢作兼)ないんです。報告なんでね。
(小木博明)報告会なんです。このラジオは。
(昴生)なるほどね。そういうノリをいつもやっているから『THE MANZAI』であんなことになるんや! おい、聞け。リスナー。お前らが信じているやつらは、とんでもない! おい! こいつら、ニセ漫才師や! 来年から『THE MANZAI』、断れ! あんな漫才をするなら!
(矢作兼)迷惑系YouTuberみたいになられてますよ?
(中略)
(Enya『Only Time』が流れる)
(矢作兼)はい。ということで……。
(昴生)それ、やめろ! すかす芸風、やめろ!
(小木博明)癒やされましたか?
(昴生)もう、すかして。何年もすかしているで、あんたら。芸風が。
(矢作兼)こういうのを関西では? ちょっと、わからないんですけども。こういうのを関西では「すかし」って言うんですか?