ミキのお二人が2023年12月12日放送のTBSラジオ『爆笑問題カーボーイ』の中で1年前のTHE MANZAIでビートたけしさんに「うるさいだけでつまらない」と言われた件についてトーク。爆笑問題のお二人と実際にたけしさんに言われた状況を振り返っていました。
(田中裕二)それでは本日のゲストに登場していただきましょう。
(太田光)(ものまねで)「お前ら、うるさいだけで……」。
(田中裕二)うるせえな! 兄弟漫才師ミキの昴生くんと亜生くんです。
(昴生・亜生)どうもー! よろしくお願いします!
(太田光)素晴らしい。なあ。解散するんだって?
(昴生)するかい!
(亜生)おい、いろんなニュース、紛れ込ませてくるな。
(昴生)最悪の日に発表したな(笑)。
(田中裕二)えっ、どっちが寝坊したの?
(昴生)いや、俺らちゃうわ。
(亜生)「俺らちゃうわ」とも言いたくもないし。
(昴生)田中さんも止めろよ! あなたは止める人。なにを一緒になって言ってきてんねん。
(太田光)お前ら、スケジュールNGだったはずじゃない?
(昴生)正直、もうパンパンなんですよ。
(太田光)女子プロレスの方が忙しくて?
(昴生)誰がやねん?
(太田光)女子プロレスが……。
(昴生)女子プロレスラー? なにが?
(太田光)いや、お前、女子プロレスラーだろう?
(昴生)俺? 俺、女子プロレスラーちゃうわ。俺、女子プロレスラーちゃうって。
(田中裕二)えっ、疲れてる?
(太田光)普通、声を張るじゃん? どうしたの?
(昴生)えっ? うるさくしたら、言うやろ?
(太田光)なにが?(笑)。
(昴生)うるさくしたら、言うやろ? だから「静かにおもろなく」してんねん。
(一同)フハハハハハハハハッ!
逆に「静かにおもろなく」する
(亜生)いや、それやったら「静かにおもろく」あろうや?(笑)。逆に行った方がええんちゃう? 「うるさくておもんない」って言われてんねんから。
(太田光)静かに面白くなく(笑)。
(昴生)そっちの方がええやろ?
(太田光)そっちの方が嫌だよ(笑)。
(昴生)「うるさい、おもろない」は最悪やろ?
(田中裕二)THE MANZAIは見た?
(昴生・亜生)見ました。
(田中裕二)たけしさん、すげえ気を遣ってみんなにコメントしてたよ?(笑)。
(昴生)あれ、うちの嫁が見ながら「なんや、今年たけしさん、コメント多いな」って。あれ、フジテレビも急にたけしさんのコメントを多くして……なんやねん!
(田中裕二)「おもしれえよな、こいつらな」って(笑)。
(昴生)ほんまや! 全員にやって。
(亜生)前回までは全員にはなかったですよ?
(太田光)ああ、そうだったっけ?
(昴生)ない人もいましたよ。あれは何対策? 俺ら対策?
(田中裕二)ミキ対策(笑)。
(太田光)で、呼ばれてなかったね?
(昴生)呼ばれてないよ! ほんで……フジテレビのアホが! ボケが! ほんま!
(太田・田中)フハハハハハハハハッ!
(太田光)言ってやれ! 言ってやれ!
(昴生)いや、去年、あんなことがあったんやから、普通は今年、呼ぶやろ? だからあかんねん、フジテレビ!
(一同)フハハハハハハハハッ!
(昴生)ほんまに……いい加減にせえ!
(亜生)お兄ちゃん……あの、言いすぎ。
(太田光)フハハハハハハハハッ!
(亜生)落ち着け、お兄ちゃん。
(太田光)「フジテレビのアホが」って言っていたよ?
(亜生)言いすぎ、言いすぎ。
(太田光)聞いてますか? フジテレビの皆さん。「フジテレビのアホが」って言ってますよ?
(亜生)ほんま、藪木さんがおらんようになったらこうなんねん…‥。
(昴生)ほんま、そうやで。藪木さんがおらんようになって。
(田中裕二)今、『ザ・ベストワン』やっているからね。
(太田光)TBSの方に行っちゃったからね。
(昴生)だから『ザ・ベストワン』はええねん。ほんまに!
(亜生)お兄ちゃん、もうちょっと、抑えて……。
(一同)フハハハハハハハハッ!
(昴生)そうやな。ほんまや。
(太田光)たけしさんだけを敵に回すんじゃなくて、全員を敵に回すことになるからね。
(昴生)そうですね。もうたけしさんだけを敵に回そう……あ、あかん、あかん! よくない、よくない(笑)。
(太田光)シャレ、通じない時があるから(笑)。
(昴生)一番よくない。じゃあ、やめとこ。危なかった。今、ほんまに(笑)。
(太田光)でも先週、THE MANZAIの収録があって。ウエストランドを連れて行った時に「こいつらをボロクソに言ってください。ミキみたい」っつったら(ものまねで)俺よ、そんな言ってないんだけどな。ただ『ギャーギャーうるさくて、つまんねえんだ』って。それしか言ってねえんだよ」って(笑)。
(昴生)それが良くないねん。
(亜生)伝聞を言ってるから。
(昴生)全然反省してへんやん?
(亜生)「反省」ってなんや!
(太田・田中)フハハハハハハハハッ!
(昴生)全然あいつ、反省してへん……。
(亜生)もう「反省」とか言うな! もう意味がわからんことを言うな!
(昴生)年をまたいでも反省せず?
(太田光)冗談っぽくね。「冗談で言った」みたいな感じで。
これまでにどこでもしゃべってこなかったミキ
(昴生)正直、あの時の話って僕ら、全くどこでもしゃべってないですけど。別に僕らからしゃべることじゃないじゃないですか。
(田中裕二)そりゃそうだね。
(太田光)つまらないお前らからしゃべることじゃないからな。
(昴生)はあ? お前の方こそ、つまらない時あるけどな!
(太田光)フハハハハハハハハッ!
(田中裕二)あっ、立ち上がった(笑)。
(昴生)これは言わせてもらう! お前らもTHE MANZAIの時、おもろないこと、あるけどなっ!
(一同)フハハハハハハハハッ!
(昴生)噛んで、噛んでっ! 特にお前がっ! お前がっ!
(亜生)それはそうかもな!
(昴生)だいたい言うけど。毎回思うけどさ。「助けてくれ!」ってあれ、なにがおもろいねん?
(亜生)おいおい、お兄ちゃん、座れ! お兄ちゃん、座れ!
(昴生)言わせてくれ!
(太田光)なんで立ち上がってんだよ(笑)。
(亜生)早い!
(昴生)今年はおもろかったわ! よかったわ。新しい学校のリーダーズ、林真理子。あれ、めっちゃおもろかったわ!
(太田光)ああ、見てくれた?(笑)。
(昴生)岡田監督のあれもな、おもろかったわ。今年はよかった!
(太田光)相当練習したからな。
(昴生)練習が見えた! 練習が見てたらあかんねん!
(太田光)フハハハハハハハハッ!
(亜生)お兄ちゃーん!
(昴生)「稽古が見えました」ってよう言うやつおるけどな、稽古が見えたらあかんねん!
(亜生)お兄ちゃん! えっ、ちょっと待って? やめるのか? もう、やめるのか?
(田中裕二)和牛とミキ、同日解散?(笑)。
(太田光)同時にやめるの?
(昴生)やめへん、やめへん(笑)。
(太田光)たしかに、ギャーギャーうるさいだけのやつになっていたな(笑)。
(昴生)お前も時々、あるけどな。そういう時な。うるさいだけの時な。
(太田光)いや、俺もほとんどそうで……(笑)。そう言われちゃうと、ほとんどそうなんだけどな(笑)。
(昴生)いや、自分らからなんか……。
(太田光)言うことじゃないっていうな。
(昴生)自分らのラジオで言ったら、陰口になるし。なんか、ないじゃないですか。だから、あれから1年も経っているし。勝手に蒸し返してるのもあんたらやし(笑)。いや、いいんですけども。ほんまにいろんな記事でね、誇張して。「たけし激怒」みたいな。
(太田光)そんなわけはないんだよ。
(昴生)そんなわけはない。怒っちゃいない。なんで漫才師って、怒るんですか? 怒るわけ、ないやろ?(笑)。
(亜生)怒るわけがないんですよ。
(昴生)怒るんじゃなくて。僕らがTHE MANZAI、去年出て。終わって袖にはけたら、なんかディレクターさんがついているじゃないですか。で、カメラを回しているじゃないですか。
(太田光)ああ、裏でね。
(昴生)裏で、カメラを回してはって。で、僕ら正直、あの日、あの年……それまでにTHE MANZAIって4、5回、出させてもらっているんですけども。たけしさんの前で漫才って、去年が初めてなんですよ。
(太田光)ああ、そうなのか!
(昴生)これまでは別日の収録やったんです。
(太田光)ああ、いない日ね。
はじめてたけしの前で漫才を披露した
(昴生)で、はけて、そのまま楽屋に戻ろうかなと思ったら、ディレクターさんが「今からたけしさんが感想をおっしゃるんで、モニターの前で見ていてください」っていう。
(田中裕二)顔のリアクションを撮るから。
(昴生)で、そんなの知らんかったから。「こんな時間、あるんや」って。で、見ていたらナイナイさんが……まあ、その前から異変は感じていたんですよ。漫才をしながら、僕は立ち位置が上手なんで。MCの方が見えるんですよ。で、受けてるし。「ああ、いい感じで受けてる。よしよし。ナイナイさんも笑っている」って思って。で、パッと見たら「あれ? なんかおじさんが1人、笑ってないぞ?」って。
(田中裕二)「おじさん」(笑)。たけしさんね?
(亜生)もう言うな!
(太田光)殿がね。
(昴生)殿が全然……「あれ? 全然笑ってない。これも笑ってない。あれも笑ってない。なんやったら、ちょっとブスッとしているぞ? 機嫌、悪いんかな?」って。たぶん、僕らのネタを見たのが初めてやったんで。バラエティでも1回ぐらいしか、共演させてもらってないから。そんなの、覚えてはらへんし。「誰だ、こいつ?」の感じやったんかなって思って。で、袖にはけて、なんて言わはるのかな?って思ったら、ほんまにあの感じで。「いや、うるせえだけで面白くなかったな」って。
(太田光)フハハハハハハハハッ!
(昴生)ほんまにあの感じで。で、僕らは「えっ? えっ?」って思って。で、「こんなん言うんや」って笑ってもうたんですよ。
(亜生)「おい!」って出ていくやつかな?って。
(昴生)そう思ったら、そんな感じでもなくて。ディレクターさんもなんか、止めてはって。
(亜生)あんだけ笑うお客さんやのに「シーン……」ってなって。
(太田光)フハハハハハハハハッ!
(亜生)「あれ? 違うぞ?」って。
(田中裕二)THE MANZAIのお客さん、いいお客さんなのに。
(亜生)なんか空気を読んで「シーン……」ってなって。
(昴生)「あかん、あかん。シーン……としたら。えっ、ええっ?」ってなって。
(亜生)で、別に怒っている感じでもなくて。「うん、俺は、あれだな」みたいな。
(昴生)その感じで言ってはったんで「うわっ、どうしよう?」って思って。そしたらディレクターさんがそのまま、撮っている僕らの絵をまず、カメラを下に向けて。で、その後に「感想をください」ってなって感想の時に「たけしさんのことは言わないでください。どうせ使えないんで」って。
(太田光)フハハハハハハハハッ!
(亜生)で、「そうですよね」って言いながら、感想を言って。で、スタジオから出ようとしたら、そこに出てきたのがおぎやはぎやったんですよ。
(太田光)ああーっ! おぎやはぎに?
(亜生)おぎやはぎさんがもう、笑いながら(笑)。「すごい! こんなのははじめてだよ!」って。「見つけた!」って。
(太田光)また最悪なやつらに見つかって(笑)。
おぎやはぎに見つかる最悪の展開
(昴生)「楽屋で見ていたけど、すごかったな!」って。まだ出番でもないのに2人でやってきて(笑)。「はじめて見たよ、「こんなことを言われているやつは」って。
(亜生)最悪の人につかまって。で、やり取りをしていて。で、僕らもそんなん言われること、あんまりないからおもろかったんですよ。
(昴生)これは逆におもしろい。最高。ここまで言われるのはありがたいぞって。
(亜生)で、「これがあるからTHE MANZAI、今後もあるかもな」ぐらいに思って。
(昴生)なんやったら毎回、「おもしろくない」って言われてもいいぐらいの。お約束になって。で、いつか「おもしろい」って認められるみたいなのもあるかな?って思いながら、笑いながらスタジオを出たら、フジテレビ側の人全員が顔がひきつって……。社員さんが顔がひきつって。
(田中裕二)そんななの?
(昴生)で、楽屋とかにも謝りに来はる感じで。
(太田光)ええっ?
(亜生)「すいません。ちょっと、せっかく出ていただいたのに……」みたいな感じやって。「いやいや、そんなんやめてください。楽しかったし。僕らも受けてたし。お客さんのためにやっているから。お客さんが笑ってくれたらそれでいいんです。受けてたんで僕らはいいんですよ」って。で、笑いながら「こんなこと、ないんで」って。
(昴生)「最高やな!」って。もう2人でゲラゲラ笑いながら、フジテレビを出たんです。
(亜生)で、まず楽屋に帰ったんです。で、「ああ、おもろかったな」みたいなことを言っていたら、うちのマネージャーがちょっと首をかしげていて。
(太田光)フハハハハハハハハッ!
(亜生)首をかしているから。若い20代の女の子のマネージャーなんですけども。「どうしたん?」って言ったら「納得いかないです……」って。ちょい切れで。
(太田光)ちょい切れ(笑)。
(亜生)「私、今からたけしさんのところ、行ってきます!」って(笑)。
(田中裕二)一旦、CMです!
(太田光)フハハハハハハハハッ!
<書き起こしおわり>