爆笑問題・田中 ビートたけしとの漫才談義の際に感じた感慨を語る

爆笑問題・太田 ナイツの2人の心の傷を心配して声をかけた話 爆笑問題カーボーイ

爆笑問題・田中さんが2023年12月5日放送のTBSラジオ『爆笑問題カーボーイ』の中でテレビ東京のゴルフ特番でビートたけしさんと共演し、コースを周りながらいろいろとお話をした際、たけしさんが爆笑問題とツービートの漫才を比較する話から漫才談義になり、深い感慨を感じたと話していました。

(田中裕二)それで(正月のテレ東のゴルフ特番で)たけしさんといろいろと話していてさ。この間からさ、『Kissin’ Christmas』とかの話をしてたじゃん?

(太田光)桑田さんとユーミンのね。

(田中裕二)30何年前のあれをリアルタイムで聞いた時に、それがまさか何十年も経って、一緒にまたこれがリメイクされて。しかもそのユーミンと桑田さんがお互い、それぞれの曲を歌い合うっていう。「なに、これ? こんな未来、あるの?」みたいな。

(太田光)俺、早速桑田さんにメールしたもん。「勃起しっぱなしです」って。

(田中裕二)フフフ(笑)。なんつってた?

(太田光)いや、いろいろあって。「太田のアニキが褒めてくれたら、あたしゃそれで十分です」みたいな。

桑田佳祐からの返信

(田中裕二)ああ、ちゃんと返してくれて。それで、たけしさんと会って。「すげえな。時間が経つと、こんないろいろあるんだな」なんて思っていて。で、その時に漫才の話になって。「でも、あれだろ? 爆笑はよ、太田と田中と両方、話すじゃん? だからまあ、いいんだけど。おいらなんか大変だよ。きよしさん、なんにも言ってくんねえから。『うんうん』って横でうなずいてるだけだよ、お前?」って。

(太田光)まだ言ってるの?(笑)。

(田中裕二)まだ言ってるなって思って。「それでお前、ギャラ半分だよ? お前、ふざけんなよって思っていたんだけど……ただ、これも不思議なことで。きよしさんじゃなきゃ漫才が成立しないんだよ」って言うのよ。「ああ、そうですね」って言ってさ。「それでな、その後に1回、(島田)洋七と漫才、やったんだよ」って。

(太田光)ああ、やっていたね。お互いにしゃべっちゃって(笑)。

(田中裕二)「これが全然、うまく行かねえんだよな。いや、お互いに『俺が、俺が……』ってなるから、全然うまく行かねえんだよ」っていう。

(太田光)でもあれも面白かったよ。めちゃくちゃ面白ろかったよ。

(田中裕二)そういう話を聞いていて。それこそ昔、漫才ブームを見ていてツービートとB&Bが双璧じゃない? その憧れていた本人から、自分たちの漫才との比較みたいなことでその話をされてるっていう。「うわー、すごいな。40年経つと、もう人生、訳がわかんないな」って。本当に。

40年経つと、もう人生、訳がわかんない

(太田光)いや、訳がわかんないよ。だってツービートの見よう見まねでやっているだけなんだから。でも漫才歴、もうツービートより長いんだから。これ、おかしいんだよ。どう考えたって、おかしいだろ? それ。どんだけ上に行けないんだ?っていう話で。よくわかんないだろう? 向こうはとっくにやめてるんだから。俺らの方が歴が長いんだよ。漫才をやった回数とか。おかしな話だよ。

(田中裕二)いや、本当におかしな話だよ。そうだよね(笑)。

(太田光)そんなわけないじゃない? どう考えたってさ(笑)。

<書き起こしおわり>

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