トータルテンボスのお二人が2023年9月20日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』の中で『ゴッドタン』腐り芸人の中でハライチ岩井さんの指摘が刺さりまくったということを話していました。
(大村朋宏)めちゃくちゃ呼ばれたよね。あれから、いろんなテレビ番組に呼ばれて。まあ、もうちょっと収束してきているけど……。
(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ! おいおい! 収束すんなよ!(笑)。
(藤田憲右)早えな(笑)。
(大村朋宏)もう、なんかおかわりない感じで(笑)。
(佐久間宣行)そうか。でもトータルテンボスはこの間、『ゴッドタン』の腐り芸人にも来てもらって。その時に話し合ったんだけど。「結果は出しまくってる」っていう話になったのよ。動画のS-1バトルも取ったし。オンバトは三連覇。
(大村朋宏)M-1準優勝。
(佐久間宣行)M-1で準優勝。あと、早めに始めたYouTubeも結構回り始めて。芸人としては早い段階で当てて。とか、ありながらも……言い方は難しいんですけど。バカ売れはしてないっていう。
(大村朋宏)ハネてないですね。
(佐久間宣行)ハネていない。「これはもう原因がわかんない病だ」っていう話で(笑)。
(大村朋宏)岩井には「魂が乗っていない」って言われてましたからね。
「魂が乗っていない」(ハライチ岩井)
今夜25:50~テレ東「ゴッドタン」‼️
久々腐り芸人セラピー‼️絶対絶対‼️絶対観る‼️ pic.twitter.com/DNNR3rAldd— m@育児松❗️ (@1119mkt) August 25, 2023
(佐久間宣行)岩井の分析では「トータルテンボスは腕がありすぎて、ニンが見えるところまでいかずに終わっちゃうからじゃないか」って言っていて。でも俺、いろいろ考えたんだけども、岩井のそれは間違ってないんじゃないかなと思ったんですよ。
(藤田憲右)そうですね。
(大村朋宏)あれは刺さりましたね。
(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ!
(藤田憲右)特に大村の方じゃないですか?
(大村朋宏)俺でしょうね。まあ、言われてきてましたし。漫才でも「面白いけど、人が見えないよね」っていうのはよく言われてました。作家さんの評価とかでは。だから、ブラマヨさんとかチュートさんって、ライブも面白いですけど。やっぱり人と人がぶつかりあっていて。だから「そうか……」と思いましたね。
(藤田憲右)だから漫才とかでも新しい台本とか持ってきた時に、「いや、お前はそんなことを言わねえだろ?」っていうことをすげえ平気で書いてきてて。
(大村朋宏)いや、まあ作り物だから。そういうもんじゃないですか。でも「そうか。違うのかな……」って最近、思い直しましたけども。
(佐久間宣行)でもね、その話を……これ、今収録している段階ではまだ放送してないけど。明日、放送する『あちこちオードリー』で……だからこの放送を聞いている人たちはもう見ていると思うんだけども。そこで、タイムマシーン3号と東京ホテイソンがめちゃくちゃ悩んでいて、全く同じこと言ってましたよ。要は、タイムマシーンも「人間性が見えない」ってずっと言われていて。面白いのに。で、オンバトも取っているのに。で、M-1でデブネタでキンキンに滑って、それでデブネタを封印してから10年、迷走して。それで太田プロに移ってからマシンガンズの西堀くんに「なんでデブネタ、やんないの? おじさんで太っているんだから、やればいいじゃん」って言われて、それでデブネタを復活したら売れ始めたっていう(笑)。
(藤田憲右)おおー。回り道をしたけど。
(佐久間宣行)回り道はしたけど。だから要はデブネタがニンに合ってきたっていう。昔はテクニックだったネタがニンになってきたから、魂が乗るようになってきて……みたいなことを言っていて。だから、全く同じことを言っていた。だからやっぱり結局、芸人さんってチュートリアルとブラマヨの呪いにかかるんですね。
(大村朋宏)そうですね。人見せの。
(佐久間宣行)人見せの。あの2年の人見せのブレイクの呪いにかかるんですよね。みんな。特にブラマヨね(笑)。
(大村朋宏)よっさんの、あの人。
(佐久間宣行)今、みんなに見せてあげたい。大村さんの顔(笑)。
(大村朋宏)ド痛いですよ。本当にそれは。グサッと刺さりますからね。
チュートリアルとブラマヨの呪い
(藤田憲右)でも最近は、我々ちょっと……それこそだからタイムマシーン3号のデブネタが合ってきたみたいなの、あるじゃないですか。我々、おじさんが合ってきた感じが、するよね。
(大村朋宏)そっちに行けるかなっていう気がしてきましたね。
(佐久間宣行)なるほど。大村さんの特有の軽さ、あるじゃないですか。その軽さの、くだらないこと。ボケだかなんだか、わかんないことがおじさんとしてはいいっすよね。合うようになってきましたよね(笑)。
(大村朋宏)そうですね。おじさんとして、合うようになってきましたね。
(佐久間宣行)高田純次的な(笑)。俺、ちょっとそれ、思ってたんですよ。「なんか高田純次感が出てきたな」っていう(笑)。
(大村朋宏)そうなんですよ。やっぱりちょっと、スケベな感じもあって(笑)。
(藤田憲右)薄いというかね。いい意味での。
(佐久間宣行)いい意味での薄さですよね。俺、それを感じたんですよね。やりますか? 高田純次選手権?(笑)。
(大村・藤田)フハハハハハハハハッ!
(佐久間宣行)YouTubeで。我こそは、軽ボケができるっていう人を集めて(笑)。フレームインのね(笑)。
(藤田憲右)ちょっとダンディさも必要ですよね?
(佐久間宣行)ダンディさと、かっこよさが必要なんですよね。高田純次さん、元々は宝石のデザイナーだもんね。だから、おしゃれだしかっこいい。で、大村さんもかっこいいから。それがちょっと、芸人としては余計だったわけでしょう?
(藤田憲右)そうですね。それがおじさんになって、ちょっとエロさも笑いになってきたっていう感じですね。
(大村朋宏)いや、本当にありがたいっすね。それは。
<書き起こしおわり>