KREVAさんが2023年7月19日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション』で自身の楽曲『ラッセーラ』について話していました。
(日比麻音子)そんなね、歴史あるというか、絆の深いお二人ですから。早速ですけど、KREVAさんの新曲から、今日は始めたいです。
(KREVA)ぜひそうしてください。お願いします。はい。6月9日にリリースした新曲です。さっきね、「ラッセーラ」の時に「ウェーイ!」ってなっていましたけども。間違った発音で「ら(→)っせーら」って言う方が非常に多いんです。
(日比麻音子)私、今日までそう思っていました。
(KREVA)そうなんです。テレビに出た時にも「ラ(→)ッセーラほ方なんですけども……」って言われてちょっとなんかスタッフだけピリッとなるみたいな。「ラ(↑)ッセーラ」が正しいんです。「メッセージ」「パッケージ」「IKKOさん」と同じなんで。『ラ(↑)ッセーラ』です。聞いていただきたいと思います。KREVAで『ラッセーラ』!
KREVA『ラッセーラ』
(KREVA)よいしょー!
(日比麻音子)よいしょー!
(KREVA)やっぱりこの「よいしょー!」イズムはね、士郎さん、宇多丸さんから(笑)。ついつい「士郎さん」になっちゃうなー。
(日比麻音子)いや、いいです。ありがとうございます。
(KREVA)ちなみにこの曲なんですけども、青森ダンスプロジェクトっていう、青森市が関わっている青森ダンスプロジェクトっていうところから依頼があって作った曲で。青森が結構ダンスで街を盛り上げていこうっていうことにすごく力を入れてる街で。結構、オフィシャルオファーという。で、なんで俺にオフィシャルオファーが来たかっていうと、青森にフェスで行った時に……それこそ三浦大知くんもその時に一緒だったんですけども。
実は俺、生まれたのが青森県弘前市なんですね。弘前病院っていうところで生まれただけなんですけど。その話をしてたら「えっ、KREVAさん、青森で生まれたんだったら、ちょっとなにか一緒にやりたい」っていうのがずっとあったみたいで。それで今回、「じゃあちょっと曲を作ってください。ねぶたのお囃子を使って、踊れるような曲で」っていうのがあって。いろんなオファーを入れてできたのがこの曲です。
(日比麻音子)そうだったんですね。いや、もうかっこいいのもさることながら、なんか最近の夏……冒頭でもお話しましたけど、やっぱりべっとりする夏じゃないですか。だから、いわゆる思っていた夏って終わっちゃったなと思ったんですけど、この『ラッセーラ』を聞いた時に、これは今の夏にもぴったりっていうか。
(KREVA)いいこと言うわ……(笑)。
(日比麻音子)今の夏だからこそ。で、ねぶたっていう、その熱い祭りとのコラボっていうか。
(KREVA)優しさに負けない、みたいな? そうかな?(笑)。
(日比麻音子)いや、本当に思いました。
(KREVA)ありがとうございます。本当に嬉しいですね。
(日比麻音子)これ、前夜祭でも披露されるのかな?
(KREVA)する予定で。行ってやらなかったら、ブーイングでしょうね。「お前、なにしに来たんだよ?」みたいな(笑)。
(日比麻音子)「いつ、聞けるんだよ?」みたいなね(笑)。
(KREVA)「なんだよ?」みたいな。ちなみにジャケットがあるんですけど。デジタルジャケットみたいな。それは津軽塗っていう。青森の津軽塗を使ったりしてますよっていう感じなんですね。
(日比麻音子)すごいインパクトがあって、かっこいいんですよ。
ジャケットアートは津軽塗
(KREVA)模様がちょっとサイケデリックに見えるんですけども。青森にご両親がいる方とか、青森の家だったら絶対に津軽塗の食器とかがひとつは必ずあるんですよ。
(日比麻音子)じゃあ、地元の方はおなじみの?
(KREVA)「ああ」っていう感じなんだけど、普通の人から見るとなんかちょっとね、サイケデリックな模様に見えるかなと思って。それがいいかなと思って。「津軽塗でお願いします、デザイナーさん」って言った時に「つ、がる、ぬ、り……?」みたいな。これ、宇多丸さんがよくやるやつ(笑)。「つ、がるぬ、り……? What is Tsugarunuri?」みたいになったんだけども。結構これ、青森に由来がある人だったら知ってるものかなって感じがしますね。
(日比麻音子)ぜひ8月1日の前夜祭もあわせてチェックしていただくと……。
(KREVA)あとちなみにもう1個、いいですか? 「挑戦を恐れず 誇れる」っていう始まりなんですけど。青森市のスローガンが「挑戦を誇れる街~青森~」みたいな。「かっこよ!」って思って。それをそのまま歌詞に使わせてもらったりしてね。
(日比麻音子)ちゃんとオフィシャルのポイントを押さえてらっしゃる!
(KREVA)OFFICIAL!
(日比麻音子)フフフ(笑)。押さえてらっしゃる(笑)。
<書き起こしおわり>