安住紳一郎 「感受性は消耗品」と語る

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安住紳一郎さんがTBSラジオ『日曜天国』の中で「感受性は消耗品」と話していました。



(安住紳一郎)岐阜県大垣市、51才男性の方。(メールを読む)「30代、バンドマンの頃、とにかく刺激を受けようと毎日のように必死に美術館やら作品展に足を運んでいた時期がありました。作品を前にしては『ほう』とか『はあ』とか小さな声でうなずいて、ちょっと角度を変えてみたり、たまにしゃがんで下から見たり。そうすれば何かを感じるだろうと作品を見続けていたのだが、結局なにも一度も感じなかった。だから音楽でも結果が出なかったんだろうな。『芸術』と聞くとそればかりを思い出し、急に切なくなります」。51才の方ですね。30代の頃、バンドをやっていたんですね。

(中澤有美子)ええ。

(安住紳一郎)「なんとか刺激を受けようと、毎日必死に美術館に行っていたんだけども、なにも感じなかった」という。仕方ないですよね。わかります。私もなにも感じないときとか、ありますもんね。

(中澤有美子)ありますけどね。ええ。

(安住紳一郎)ねえ。なんだろうね。

(中澤有美子)別にいいんですよ。それはそれで。と、思いますけどもね。

(安住紳一郎)そうですよね。私も「感受性は消耗品だ」っていうね、そういう気持ちがありまして……。

(中澤有美子)ほう。

(安住紳一郎)なんかいま、いいことを言ったつもりだったんですけど、あんまり響かないみたいで。取り消しますけども。

(中澤有美子)いえいえ! 詳しく聞きたい。プリーズ、プリーズ。

(安住紳一郎)いや、いいんですけど。私はね、感受性は消耗品だっていうモットーがありまして。必要以上に感じないっていうね。エブリシング感じていると疲れちゃうから。

(中澤有美子)自分の力で閉じるっていうことですか?

(安住紳一郎)自分の力で閉じるということですね。不必要な感受性は出さないという。そうです。あります。

(中澤有美子)安住さんは結構ね、垂れ流しちゃう方ですもんね(笑)。

(安住紳一郎)私は感受性垂れ流しというね。

(中澤有美子)意識的に閉じないと。

感受性垂れ流し

(安住紳一郎)意識的に閉じないと、なにを見てもなにかを感じちゃうから。なにをしても、サムシング・ニューっていう感じですね。

(中澤有美子)そうそうそう。そうです、そうです。

(安住紳一郎)びっくりしちゃうんですから。野良猫を見るだけで涙が出るんですから。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)野良猫を見ても涙が出るし、土管を見ても感じちゃうし。

(中澤有美子)土管(笑)。

(安住紳一郎)いや、本当。土管を見ても、中央分離帯を見ても感じちゃうし。ええ。空車のタクシーを見るだけで、いろいろと感じちゃう。

(中澤有美子)(笑)。こういう人もいます。

(安住紳一郎)はい。どうぞよろしくお伝えください。

<書き起こしおわり>

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