星野源『SmaSTATION!!』での香取慎吾との共演を語る

星野源『SmaSTATION!!』での香取慎吾との共演を語る 星野源のオールナイトニッポン

星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で香取慎吾さんと『SmaSTATION!!』で共演した際の話をしていました。

(星野源)兵庫県35才の方。(メールを読む)「土曜日、『SmaSTATION!!』を見ました。どの料理も美味しそうでうらやましかったです(埼玉グルメ特集)。私は小学校5年生の時からSMAPのファンクラブに入り、いまもずっと応援しているのですが、スマステの最後の慎吾くんの『また歌って踊りたくなった』の一言に飛び上がるほどにうれしかったです。慎吾くんをそんな気持ちにしてくれた『SUN』、最高です。源さん、ありがとうございます」ということで。こちらこそ、ありがとうございます。

続いて、兵庫県の方。(メールを読む)「『SmaSTATION!!』、見ました。『また歌って踊りたくなった』。香取産のこの言葉を聞いて『おっ!』っとうれしく思った方、たくさんいたのでは? 音楽の力って本当にすごいですよね。またいつかどこかで『SUN』を一緒に歌って踊る源さんと香取さんが見られたらいいなと思います。もちろん、恋ダンスも」。ねえ。恋ダンス、踊ってくださってましたからね。うれしかった。「……放送時間の最後の最後まで、香取さんの素敵さというか優しさが伝わってくる番組でした」ということで。ありがとうございます。

いやー、『SmaSTATION!!』は本当に楽しかったです。僕、『SmaSTATION!!』という番組に出させていただくのははじめてだったんですけども。香取慎吾さんとご一緒するのは数回ありまして。『SMAP×SMAP』で『SUN』を一緒に歌わせていただいたり、エンディングトークをさせていただいたりした時と、その後に『LIFE!』という自分が出ていたコント番組にゲスト出演されて。そこで2人が鉄道が大好きな2人という役をやりまして。そこで、最後に手を重ね合わせるみたいなところがあったんですけど。『SmaSTATION!!』の中で香取さんが急に手を出したところがあったんですよ。最初のところで。で、「あっ、『LIFE!』のあれだ!」って思って。あれはもう本当に「やりますからね」とか何もなかったんです(笑)。で、急に香取さんがしてくださって。「あ、『LIFE!』のだ」と思って。

すごい、「やってくださるんだ、覚えてくださっているんだ」っていうのもすごくうれしかったし。そういうことを、すぐやってくださるっていうのがね……僕、そういうのが大好きなので(笑)。本番で急に何かをやるみたいなのがすごく大好きなので、とてもうれしかったです。そして、その『SUN』を聞いてくださって。で、「また歌いたくなって、踊りたくなった」っていうお話を聞いた時に本当に僕、鳥肌が止まらなくてですね。「歌って踊りたくなった」って言うということは、「『歌いたい、踊りたい』と思えなくなった時期があった」ということだと思うので。そういう方を、「歌いたい、踊りたい」っていう風に思ってもらえるようになってもらえたというのは本当にすごくうれしいことで。

自分も病気で音楽を聞けなくなってしまって。「音楽、できるのかな?」って療養期間中に……手術が終わって、家で1人でずっと生活をしていた時に。復帰前に、音楽が聞けなくなっちゃって。その中で、夜中散歩してみようと思って、たまたまiPodシャッフルでかけて聞いた1曲目がプリンスの『I Wanna Be Your Lover』という曲だったんですけど。

Prince『I Wanna Be Your Lover』

それを聞いた時、すごく楽しくなって。もう、目の前が真夜中だったんですけど、すごくきらきらと輝きだして。この話は結構いろんなところでしているんですけど。それで、まあずっと好きだったR&Bとかソウル・ミュージックっていうものを、それまで自分の音楽ではしっかりとど真ん中で表現してはいなかったんですけど、「この音楽、すごくやりたい。自分なりのソウル・ミュージックっていうのをやってみたい。ディスコティックなミュージックというのをやってみたい」と思って、いちばん最初に作った曲が『桜の森』という曲で。

その後に作った曲が『SUN』という曲だったんです。なんで、僕はプリンスのおかげでまた音楽をやろう。音楽を聞きたい。音楽を作りたいと思うようになれて、そういう風にして生まれた曲『SUN』がまた、香取慎吾さんをそういう気持ちにしてくれたというのは本当にうれしくて。なんか、本当に幸せな放送でした。美味しかったし。あのグルメたちも(笑)。俺、あとそうだ。「辛い」しか言えなかったんですけど、スタカレー。いちばん最初に食べたのがあったんですよ。中華なんだけど。で、「娘娘(にゃんにゃん)」っていう中華屋さんで、カレーみたいにして出てくるけどでもカレーの成分は入ってませんみたいな。そういうご飯ものがあったんですけど。あれ、めちゃくちゃ美味しかったです。俺、「辛い」しか言えなくて、ちょっと後悔していたんです。「美味しい」って言えなかったと思って。

スタカレー

それで、実は始まる前とか終わった後とかに、本当に、本っ当に素敵なことがあったんですけど。あの……言いません(笑)。なんていうか僕、裏話っていうのを勝手に言わないようにしたいなと思っていて。僕、香取さんと連絡先を交換しているわけではないので。「あの話、していいですか?」っていうことを許可を取れるわけでもないので。本当に素敵なことがあったんですけど。またいつか、共演させていただきたいなという風に思っていて。なんとなく、またお会いできるのではないかなという予感がしていて。なんか、そんな話もね、すごくあるといいなという希望も込めて。またそういう、お会いした時に「あの話、してもいいですか?」なんて。そしたら、またしたいなと思っております。

そんな感じで、ちょっと手前味噌ではございますが。その時に話題に出た曲。香取さん、本当にありがとうございました。聞いてください。星野源で『SUN』。

星野源『SUN』

<書き起こしおわり>
https://miyearnzzlabo.com/archives/44073

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