RAM RIDER ゴッドタン 芸人マジ歌選手権2017の舞台裏を語る

RAM RIDER ゴッドタン 芸人マジ歌選手権2017の舞台裏を語る AUDIO GALAXY

RAM RIDERさんが『AUDIO GALAXY』の中でバカリズムさんの曲を手掛けた『ゴッドタン』芸人マジ歌選手権2017の現場を見に行った際の模様を話していました。

(RAM RIDER)ああ、バカリズムさんと一緒に作ったやつがテレビで流れましたね。

(Yu Matsumoto)そうでしたね。

(RAM RIDER)『ゴッドタン』ですよ。『ゴッドタン』のマジ歌選手権で、去年から、イベントでは「実はこんなのをやりまして、来年放送になります」みたいなことを言っていたんですけど。一応、放送までは僕が曲を作ったみたいなことは言わずに『ゴッドタン』を見ようってみんなにだけ言っていたんですけど。やっぱり、久々に反響がものすごかったですね。今回は。

(Yu Matsumoto)うん、そうだね。結構、Twitterのリアルタイム検索みたいなのでも見たりしていたんだけど……

(RAM RIDER)そう。俺、びっくりした。「作曲:RAM RIDER」ってクレジットが出るのはもちろん、番組では毎回そうだから、きっと名前は出してくれるんだろうなと思っていたんだけど。その名前に引っかかる人がこんなにまだいっぱいいてくれるんだなってことにびっくりしたね。

作曲 RAM RIDER

自分にしかできないことってなんだろうってずっと考えてる。その答えのひとつ。

RAM RIDER ☆さん(@ramrider)が投稿した写真 –

(Yu Matsumoto)そうそう。なんかさ、イメージ的には「バカリズムライブで音楽をやっている人」っていう認識が結構思ったよりもあるのかなって。「バカリズム・RAM RIDERの組み合わせなら間違いない」みたいな感じのツイートとかも結構見かけたんだよね。

(RAM RIDER)うれしいね。やっぱりテレビだからさ、テレビの升野さんは知っているけど、バカリズムライブは見たことがないっていう人もきっといっぱい見ているわけで。そういう、深夜とはいえ、マスに久々に名前がいっぱいワーッと広がったのはいいなと。だから今年は升野さんとのやつもまとめたいなと思いました。

(Yu Matsumoto)そうだね。

(RAM RIDER)いや、面白かった。ビデオも面白かったしね。そう。あの『ゴッドタン』の収録に僕、行っていたんですよ。

(Yu Matsumoto)いいな~!

(RAM RIDER)そう。松本くんにね、スタジオのタレントさんとかを写らないようにさ、楽屋の書き割りの木の部分とかだけ、わかるようにさ、送ったりとか。俺、さすがにみなさんも見逃し配信もネットでやっていたし、さんざんツイートでも告知したんで、今回はもう見た前提でお話ししますけど。もうさ、最初の劇団ひとりさんが登場する前にさ、生で聞いていたらずーっと「ブーン……」ってドローンの風を切る音が最初から聞こえていて。カーテンがちょっと揺れてるの。

(Yu Matsumoto)(笑)

(RAM RIDER)そこで始まって、あれが目の前で出てくるのを見たら、たまんないよ。本当に。一回目の出演で……劇団ひとりさんって毎回、本当にお金と時間のかかった特殊メイクで出てくるんですけど。今回、ついにドローンの上に顔が乗っているだけっていうので出てきたじゃないですか。

で、二回目のメインみたいなやつで、ピノキザワっていうね、柳沢慎吾さんを模したピノキオの、しかもリアルな木の全身メイクで出てこられたので。たぶんあれ、オフするのにも時間がかかると思うんですよ。落とすのも。だから僕、最終的にあの日、劇団ひとりさんだけは生で1回も見ていないんですよね。

(Yu Matsumoto)(笑)

(RAM RIDER)すごいなって。

(Yu Matsumoto)すっげーなー、もう。(フットボールアワー)後藤さんも面白かったね。

(RAM RIDER)後藤さんも面白かったよ。後藤さんに角が当たるのとか、生で見ていたからね。ギターの角が当たって痛いみたいなやつとか、割とすぐそばで。

(Yu Matsumoto)(ロバート秋山の)ブライダル・コブラとかさ。

(RAM RIDER)ブライダル・コブラもたまんなかったね! あれ、本当にいつ止まるか、番組の流れ次第みたいで。要は、牛乳をみんなが吹いちゃうと、曲がそこで止まっちゃうじゃないですか。だから本当にどこで止まるかって、最初から決まっているわけじゃないんですよ。だから一回目とかカップルが出てきて、秋山さんがイジるところでみんな笑っちゃって止まっちゃったんですけど、後ろに全部、(フラッシュモブの)会社の人たちがスタンバってたんだよ。何十人も。で、それが「あ、ダメだった」っつってみんなゾロゾロ歩いて控室に戻っていくのとかを見ていて。こういうのは生で見ていないとわからないなって……

(Yu Matsumoto)すげーなー。おもしれーなー(笑)。

(RAM RIDER)いやー、一昨年かな? 『めちゃイケ』に参加したのも。時々、バラエティーのお手伝いをしますけど、まあ今回は本当にうれしかったね。『ゴッドタン』ももう10周年か。1年目から見ているしさ。やっぱりなんか、自分がああいう形で参加できてウケたっていうのももちろんうれしかったけど、番組の裏側を間近で見れて、「ああ、こうやって作っているんだ」って思ったのがうれしかったかな。

(Yu Matsumoto)ねえ。

(RAM RIDER)見ていただけました?

(Yu Matsumoto)見ました。見ました。

(RAM RIDER)もうさ、やっぱり毎回、ライブなんかもそうなんだけど。僕と升野さんはその曲をすっげー何十回も聞き続けているわけじゃん。完成に至るまで。だからさ、もう完成した時点で「ロジック的にはこれで隙がないな」と思って完成しているんだけど、自分たちがそれを聞いて何か笑うっていうことはもう一切ないわけよ。全部、頭に入っているから。そうすると、面白いのかどうかってわかんないんだよね。流れないと。

(Yu Matsumoto)なるほどね。

(RAM RIDER)まあ、俺は升野さんのセンスを信じているっていうのはある程度あるけど。それでもやっぱり、「メロディーでここをちょっとイジってやれ」みたいなのもあってさ。たとえば、今回の歌詞で言うと、こういうのあんま具体的に言うのはかっこ悪いけど、升野さんが……タイトルが『女性芸能人の「特技:モノマネ」は地獄の入り口』っていう、もうこのタイトルだけでも相当面白いんだけどさ。

(Yu Matsumoto)(笑)

(RAM RIDER)もらった歌詞は4人……「プーさん、しんちゃん、ローラにテツコ」って来ていたんだけど、その後に「Oh, テツコ(テツコ、テツコ……)」っていうのは俺が勝手に足したりしているわけですよ。

(Yu Matsumoto)うんうん。

(RAM RIDER)そいうのがちゃんと番組のハッシュタグとかを見ていてウケていると、僕も笑いにひとつ噛ませてもらうことができて。本当に、升野さんについてきてよかったなっていう。なんて言うんだろうな? 良いメロディーができて、泣ける歌ができて、人前で歌ってお客さんが泣いているっていう感動と、なんか面白いものを作ろうと思ってお手伝いをして作ったもので、実際にみんなの顔は見れないけど、明らかにウケてたじゃないですか。ハッシュタグとか反応とかを見ていて。なんかみんなが笑ってくれるっていうのって結構一緒だなと思って。根本は。物を作るっていう意味で。

『女性芸能人の「特技:モノマネ」は地獄の入り口』

(Yu Matsumoto)なるほどね。

(RAM RIDER)でしたかね。

(Yu Matsumoto)うんうん。これで好評だったらさ、たぶんもともとLAコブラとかもさ、こういうスポットライトみたいなので出てきていた気がするから……

(RAM RIDER)LAコブラもいろんな人とコラボしているよね。演歌の人とかさ、黒人のコーラスの人とかさ。今回も面白かったよ。ずっとそれで。「フラッシュモブ! フラッシュモブ!」って言いながら。「これ、フラッシュモブだから。ハハハッ!」っつって。

(Yu Matsumoto)「アメリカで当たり前の驚かせ」(笑)。

(RAM RIDER)(笑)。そうだよ。それが最初に失敗してみんな帰っていったんだから。

(Yu Matsumoto)面白かったなー。

(RAM RIDER)そう。宇多丸さんとも……宇多丸さんとはこの収録の時点でお会いしていて。「年末もよろしくお願いしますね」みたいな話をしていてさ。

(Yu Matsumoto)なるほどね。あと、ねえ。手島さんも出てきて。

(RAM RIDER)ああ、そうそう(笑)。手島優さんは映像だけで、マネージャーさんと先に会っちゃってさ。それで、あの日の収録で「キケチャレの方のレコーディング、よろしくお願いします」みたいな話があって。どんどんいろんなものが年末に混沌とつながっていてさ。

(Yu Matsumoto)年末の方にやった外仕事の代表的なもの、両方とも手島優が絡みだっていう……

(RAM RIDER)そう(笑)。でも、言い方がそれ、引っかかるな(笑)。いやいや、笑いやラジオの最前線の方々とお仕事ができたわけですからね。

<書き起こしおわり>

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