西寺郷太『BLACKBERRY JAM』にまつわるニューストップ5

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西寺郷太さんがTBSラジオ『ザ・トップ5』に出演。NONA REEVESの新作アルバム『BLACKBERRY JAM』にまつわるニューストップ5を披露しながら、アルバム制作について話していました。



(熊崎風斗)本日最初のランキングは特別ゲストを招いてお送りします。『トップ5』に大変ゆかりの深いこの方。NONA REEVESの西寺郷太さんご提供のランキングからスタートです。ニューアルバム『BLACKBERRY JAM』にまつわるニューストップ5。

第五位:素っ頓狂な発売延期騒動 帯の文字にミスが
第四位:久々に3人だけでレコーディング
第三位:『トップ5』オールスターからサイプレス上野参加
第二位:松尾潔さんによる子育て歌詞の衝撃
第一位:『トップ5』今年のテーマ曲を収録

(熊崎風斗)改めましてこんばんは。TBSアナウンサー、熊崎風斗です。

(高橋芳朗)音楽ジャーナリストの高橋芳朗です。そして、

(西寺郷太)NONA REEVES西寺郷太です。よろしくお願いします。

(高橋芳朗)こんちゃーっす!

(西寺郷太)こんちゃーっす!

(高橋芳朗)夜の赤坂にこだまする『こんちゃーす』(笑)。

(西寺郷太)(笑)。全然流行らなかった(笑)。毎週、3年やったけど(笑)。

(高橋芳朗)いや、流行りましたよ(笑)。

(西寺郷太)流行ってはない。流行ってはない。いや、やってたんですよ。『(小島慶子)キラ☆キラ』っていうね、番組で。水曜日に、『こんちゃーす』って言ってたんですけど。全然流行らなかったですね(笑)。

(高橋芳朗)割と界隈では流行っていたと思うんですけども。郷太くん、今日薄着ですね。

(西寺郷太)あ、本当ですか?1個、上着を置いてきたんです。アウターを置いてきました。ダブルアウターで。

(高橋芳朗)今日は、結構寒かったよね。でもなんか、最高気温は16?

(熊崎風斗)16.2度。いまが5.8度。そんなにいつ上がったんだ?っていう気はしますけどね。

(高橋芳朗)昨日はすごい暑かったですよね。昨日はTシャツで歩いてましたよ。

(熊崎風斗)昨日、やっぱり夜中あたりが16.2度ぐらいまで行ったのではないか?ということですよね。さあ、そして本日は『トップ5』が大変にお世話になっている方ということで。今日、水曜日。ラスト3回目。残り3回なんですけど、このタイミングでNONA REEVESのメンバー西寺郷太さんをお招きしております。

(高橋芳朗)じゃあちょっと、まず僕から郷太くんのプロフィールを簡単に紹介させていただきます。1973年生まれの42才。1995年に結成されたバンドNONA REEVESのシンガー、メインソングライターであり、バンド以外でも作詞、作曲、歌手、編曲、音楽プロデューサー、小説、MCと幅広くご活躍され、TBSラジオの番組にも多数出演されております。また、なんと言っても『ザ・トップ5』のテーマ曲、ジングルを作ってくれたのもこちらの郷太さんでございます。そして!3月23日にはNONA REEVESのニューアルバム『BLACKBERRY JAM』をリリース予定ですと。

(西寺郷太)はい。

J-POP界一の働き者

(高橋芳朗)もうJ-POP界一の働き者ですから。

(西寺郷太)いやいやいや(笑)。

(高橋芳朗)もうハーデストワーキング、GOTA NISHIDERAですよ。

(西寺郷太)NG。JBならぬ、西寺郷太。

(高橋芳朗)ちょっと、大丈夫ですか?本当にすごいですよ。いつ寝てるんだ?っていう。

(熊崎風斗)ほぼほぼ休みなく働かれてるんですか?

(西寺郷太)結構寝てますけど。

(高橋芳朗)結構寝てますか?本当ですか?

(熊崎風斗)お休みとかはなかなか取れないぐらいの状況ですか?

(西寺郷太)いや、そんなこともないですよ。2月はもうめっちゃ子供と遊びまくって。いろんなところに言ってました。

(高橋芳朗)だって、ニューアルバム。ねえ。NONA REEVESでアルバムを作って、ミュージカルも。

(西寺郷太)やりました。『JAM TOWN』っていうのをやりました。

(高橋芳朗)手がけらていて。で、小説を書いて。で、お子さんが生まれてますからね。

(西寺郷太)そう。去年。

(熊崎風斗)だから本当にいろいろやるべきことというか、仕事がどんどんあると。

(西寺郷太)でもたぶん普通の会社で働いている方に比べたら、家で仕事をしていることも多いんで。だから割と、それはなんとかなるんですよね。

(高橋芳朗)もうこの人と比べられたら、たまったものではないと。

(熊崎風斗)仕事量がすさまじいと。

(西寺郷太)いや、でもこのね、『トップ5』のテーマ曲を始まる時に作らせてもらってから、めっちゃ僕にとってもいいことばっかりで。やっぱりあの、たとえば爆笑問題の太田さんとかとテレビ番組でご一緒した時に、やっぱり『「トップ5」の曲を作っているんです』って言ったらすごく、『わあ、本当に!?』みたいな感じになって。

(高橋・熊崎)へー!

(西寺郷太)あれ、やっぱりTBSラジオを聞いている方にとっては、こんなにかかる曲、ないじゃないですか(笑)。

(高橋芳朗)(笑)

(西寺郷太)めちゃくちゃかかっているし。冬の間、もうね、何回も。長い番組ですから。

(高橋芳朗)ジングルとして最初に出たのは、もう5年前ですか。で、曲として完成されたのが4年前と。

(西寺郷太)そうですね。まあ、『トップ5』におんぶにだっこで。

(高橋・熊崎)(笑)

(西寺郷太)こんだけかかっているから、これを曲にしよう!っていうので。割とまあ、今回もそういうのが入っているんですけど。曲が。でもちょっと、そういうのもひっくるめて、ラジオにはお世話になって。TBSにはお世話になってますね。

(高橋芳朗)で、また『BLACKBERRY JAM』、素晴らしいアルバムで。先に聞かせていただきましたけども。

(西寺郷太)ありがとうございます。

(熊崎風斗)さあ、そんなニューアルバム『BLACKBERRY JAM』にまつわるニューストップ5をお送りしますが。郷太さん、まず五位から。どういうことなんですか?これ(笑)。読んでいてどうなのかな?と思ったんですけど。

第五位:素っ頓狂な発売延期騒動 帯の文字にミスが

(西寺郷太)素っ頓狂な発売延期騒動。僕もこれ、はじめてで。発売延期ってCDとかがこの日に発売されます!って言っていたのが遅れるっていうのは、なくはないんですよ。

(高橋芳朗)まあまあまあ。

(西寺郷太)その、レコーディングが遅れたとか。なんだかんだ、そういう予定が遅れることは・・・いままで僕、20年近くやっていて、1回か2回、遅らせたことがあるんですよ。それはまあ、言えば僕のせいっていうか。作詞が間に合わなかったとか。

(高橋芳朗)なるほど、なるほど。

(西寺郷太)だから先に、何ヶ月か前に『これは遅れるな』ってわかって遅らせたことはあったんですけど。今回は、もう出ると思っていた1週間前ぐらいですけど。プルルッ!って電話が鳴って。『ちょっと発売延期になりました』って。CDも僕ら、もらっていたんで。ちょっとなんかね、帯の一部の漢字が間違っていて。

(熊崎風斗)漢字なんですか。しかも、ミスが。

(西寺郷太)文字が。漢字っていうとちょっとヒントが大きすぎたんで。規定文ってあるじゃないですか。『このCDを割らないでください』とか、そういうなんか、ああいう流れの部分って思ってもらっていいんですけど。

(熊崎風斗)そこが、ミスがあったってことですか?

(西寺郷太)そうなんですよ。

(高橋芳朗)でも文字がちょっとぐらいね、間違っているんだったらスルーして出しちゃってもいいんだけど、ここは譲れなかったと?

(西寺郷太)そうなんですよ。僕というよりは、ちょっと規定的な大事なところだったんで。僕ね、本も書いているので、大体昔から校閲みたいなのをずっとしていて。で、歌詞カードとかも、ものすごい細かいんですよ。デザインもやっていた時期があるんで。仕事で。

(高橋芳朗)なんでもやりますからね。

(西寺郷太)そうなんです。で、もう最初のインディーの時とかも、バーコードとかも僕が入れていたんで。

(高橋芳朗)(笑)

(西寺郷太)だからすっごい細かい人間なんですけど、今回、帯だけ任せたんですよ。『帯はお任せします』って。

(熊崎風斗)お任せしたそこが!っていう。

(高橋芳朗)さすがにもうね、郷太くん、帯は任せた方がいいですよ。

(西寺郷太)だからブックレットはもうパーフェクトなんで、あれなんですけど。でもまあまあ、これで今日ね、TBSもせっかく『HARMONY』っていう曲が今週の推薦曲にもなり、発売日にちゃんと呼んで頂いたのに・・・

(高橋・熊崎)(笑)

(高橋芳朗)ですよね?

(西寺郷太)本当、申し訳ないんですけど。

(高橋芳朗)プロモーションのスケジュールもありますもんね。

(西寺郷太)いろいろあるんですけど。でもまあ、ともかく出るのは出るんで。ディアンジェロとか、ぜんぜん出ないのとは違いますから。

(高橋芳朗)(笑)。ディアンジェロは10年以上待たせましたからね。

(西寺郷太)2週間ぐらいなんで。ちょっと許してくださいっていうことで。はい。それが第五位です。

(熊崎風斗)じゃあ続いて四位は・・・

第四位:久々に3人だけでレコーディング

(西寺郷太)これなんです。久々に3人だけでレコーディングっていうので。まあNONA REEVESって3人なんですけど。それぞれ、結構他の音楽仕事をたくさんしていまして。それが、小松シゲルさんっていうドラマーは佐野元春さんとか。最近でいうと元JUDY AND MARYのYUKIさんのツアーをやったりとか。レコーディングも無数にいろんなことをやっていて。で、奥田さんもいろんな、レキシっていうグループとか。いろんなことをやってるんですよ。ともかく。

(高橋芳朗)『さん』付けなのがいいですけど(笑)。

(西寺郷太)まあまあ(笑)。

(高橋芳朗)それ、遠いでしょ?ちょっと(笑)。

(西寺郷太)いや、遠くないです。小松と奥田なんで(笑)。

(高橋芳朗)最初からそう言えばいいじゃないですか!(笑)。

(西寺郷太)いや、ちょっと偉そうかな?と思って(笑)。

(高橋芳朗)ぜんぜん偉そうじゃないじゃん!ずっと活動されているのに。

(西寺郷太)そう。僕ら3人で、僕、めっちゃおしゃべりで、メディアにもだいたい・・・

(高橋芳朗)めっちゃおしゃべり(笑)。

(西寺郷太)おしゃべりなんですよ(笑)。

(熊崎風斗)郷太さんがいつもメディアには出ると。

(西寺郷太)まあ、そうそう。スポークスマンなんですけど。リーダーではないんですよ。

(高橋芳朗)リーダーではないんですか?

(西寺郷太)よく『西寺郷太率いるNONA REEVES』とかって書いてあるんですけど。ぜんぜん率いてないんで。

(高橋芳朗)率いる感、バリバリありますけどね。

(西寺郷太)ただおしゃべりなだけで。この3人が揃うと、かなり平等っていうか。完全にもうバンドなんで。だからなかなか僕の意見が通らなかったりすることも多々あるんで。それで今回は、いままではプロデューサーをつけて。行司のような人をつけて、3人の意見が・・・

(熊崎風斗)行司のような人(笑)。

(西寺郷太)そうそう。冨田謙さんっていう方とか。3人がやっぱりあまりにも、大学時代からの仲間なんで。3人だけでやると、意見が割れた時にどうするかな?っていうのがいままであったんですけど。今回は3人だけでもう一度やってみようということでやったら、すごく上手く行って。

(高橋芳朗)郷太くん、引かなそうな感じがしますけど。

(西寺郷太)いや、もう引きまくりですね。

(高橋芳朗)本当ですか?(笑)。どうぞどうぞ!みたいな?(笑)。

(西寺郷太)今回、曲順も小松が決めたし。結構ね、昔は僕もそういうところ、あったんですよ。みんな、3人とも。さっきもちょっとインタビュー受けてきて。3人でインタビューを受けたら、『10年前だったら絶対にケンカしてた』って言ってたんですけど。まあみんな、割と丸くなったというか。で、逆に言うとアイデアも結構とんがったものをいいね!っていうので。それぞれの意見が上手く噛み合わさって。なんて言うのかな?『適当にやった』って言ったら変ですけど。そういう、楽にやったわけじゃなくて。すごい、いい意味での緊張感と仲の良さで3人でできたから、楽しかったですね。今回のレコーディングは。

(熊崎風斗)へー!

(西寺郷太)そうなんですよ。第三位、行ってみますか?

(熊崎風斗)お願いします。

第三位:『トップ5』オールスターからサイプレス上野参加

(西寺郷太)これがね、『トップ5』オールスターズからサイプレス上野くんがなんと参加してくれたと。

(高橋芳朗)ええと、『MAGIC EYES』という曲ですね。

(西寺郷太)上野くんとはずっとね、なにかやりたいなと思って。『トップ5』でも今回、テーマ曲とかも新しく、また作っていたりしていたんで。いろいろ考えて、この『MAGIC EYES』に参加してくれることになったと。うちの自宅の2階がスタジオになっていて、2回ぐらい来てくれて。それでいろいろ相談しながら作ったっていう感じで。

(高橋芳朗)郷太くんから見て、ラッパーサイプレス上野の良さはどんなところですか?魅力は。

(西寺郷太)やっぱり、僕からすると年下だし。なんて言うのか、自分で言うのも何なんですけど。やっぱりNONA REEVESってインテリバンドなんで。

(高橋芳朗)えっ?

(西寺郷太)インテリ・・・インテリバンドなんですよ。

(高橋芳朗)(笑)。はいはい。

(西寺郷太)もう本当にあの・・・(笑)。なんて言うのかな?インテリバンドだと思うんですよ。もうぶっちゃけ。

(高橋芳朗)今回のジャケットはかなりインテリ色が強いですね。



(西寺郷太)(笑)。まあ・・・面白い顔はしてるんですけど(笑)。

(高橋芳朗)(笑)

(西寺郷太)まあでも、ともかく本を書いたりね、そういう勉強して、大学で会ってっていうのがあって。なんかね、そこに出せない叩き上げの、本当に熱い男っぽさとか。男らしさみたいなものをやっぱり上野くんは出してくれたというか。なんか、ヒップホップの中でも、宇多丸さんとも組ませてもらったことはあるんですけど。宇多丸さんも、どちらかと言うとそうやって考えるタイプの・・・

(高橋芳朗)インテリ。

(西寺郷太)インテリラッパーですよね。まあ、そう言うとあれですけど。で、YOU THE ROCK★さんとも組んだことがあって。YOU THE ROCK★さんはむしろ爆発型というか。叩き上げの、『俺を見ろ!』っていう。だからなんかちょっと年下の上野くんの持っているヒップホップの両面というか。文化的な部分と、それから体育的な部分というか。そのパワフルな部分が上野くんにはあるなと思って。かっこいいなって。自分に無いところで憧れていたんで。だから、NONAに入るといいんじゃないかな?って思ったんですよね。

(高橋芳朗)いいですよね。上野くんはね。なんか隠し事がない人っていうかね。

(西寺郷太)携帯番号も教えちゃうしね(笑)。

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(高橋芳朗)そうそうそう(笑)。こういう人には敵わないですよね。本当に。

(熊崎風斗)すごいですよね。たしかに。

(高橋芳朗)熊崎くんとか、隠し事ばっかりなんですよ。本当に。

(西寺郷太)えっ?

(高橋芳朗)『彼女いない』とか嘘ついたりとか。

(西寺郷太)嘘つくんですか?風斗くんが?

(熊崎風斗)そうですね。ちょっと、嘘ついたつもりじゃないんですけど、結果的にまあ、小さい嘘の積み重ねで生きてきたというか。

(高橋芳朗)嘘ついてるじゃん!(笑)。

(西寺郷太)『小さい嘘の積み重ねで生きてきた』(笑)。

(高橋芳朗)最悪の人間ですよね(笑)。

(西寺郷太)(笑)

(熊崎風斗)そういうところはあるんですよね。だから、上野さんとは対極なところがあるかもしれないです。

(西寺郷太)ああ、逆の?(笑)。

(熊崎風斗)逆ですね。かと言って、そんなに僕、インテリ感ないんで。じゃあ、何なんだ?っていう。

(高橋芳朗)何もないじゃないか!

(西寺郷太)(笑)

(熊崎風斗)何もない。

(西寺郷太)何もなくはないと思いますけども(笑)。

(高橋芳朗)あの、ラッパーと言えばね、かせきさいだぁさん。

(西寺郷太)そうなんですよ。かせきさんはまさに、僕が思う文化的なラッパーの究極のような存在で。うん。やっぱり上野くんと、僕の先輩のかせきさんっていうのが僕の中で2つヒップホップのちょっと両面を見せてくれる方かな?ということで。NONAに2人が今回入っているっていうのはいいのかな?と思ったんですよね。

(熊崎風斗)違うパターンになるっていうことですね。

(西寺郷太)そうなんですよ。

(高橋芳朗)でも、かせきさんもね、しまおまほさんの旦那さんですから。やっぱりTBSラジオ色が。

(西寺郷太)TBSファミリーですよ。よく聞いてますしね。かせきさん、ラジオね。

(高橋芳朗)あ、そうなんですか?

(西寺郷太)うん。めっちゃ聞いてますよ。うん。

(高橋芳朗)そのかせきさんが参加されているのが、『トップ5』の新しいジングルから発展した『今夜はレッツ・ダンス!』。

(西寺郷太)に、なるよということなんですね。

(高橋芳朗)じゃあ、第二位。松尾潔さんによる子育て歌詞の衝撃。

(西寺郷太)はい。

第二位:松尾潔さんによる子育て歌詞の衝撃

(高橋芳朗)僕ね、この『You’re a big boy now』ですよね。『~お兄ちゃんになるまえに~』。これ、郷太くんが今回、さっきも軽く触れましたけども。お子さんが生まれたことをきっかけに作られた曲なんですよね?

(西寺郷太)まあ、曲はそうですね。ちょうどね、レコーディングしている間とかに子供。娘が生まれたんですよね。夏に。そうするとやっぱり奥さんとか病院行っちゃったりするから、いないわけじゃないですか。そうすると僕、もう1人長男がいるんで。長男と僕で・・・もちろんおじいちゃん、おばあちゃんとか来たりもしますけど。まあ、息子と僕だけみたいな瞬間が結構この1年増えたんで。

(熊崎風斗)はい。

(西寺郷太)だからそういう時のことをチョロっと話してたら、僕が作った曲に松尾潔さん。もう、スーパー作詞家でプロデューサーで、僕もすっごい兄貴のように慕っているんですけど。『今回、NONAの曲、歌詞を一緒に書いてくださいよ』みたいな話になった時に、どんな内容かは別に曲を2曲渡したら、1曲がそういう、ちょっと子育て。子供が生まれて、赤ん坊が生まれて長男。男の子に対して、『もう君は大きいお兄ちゃんだよ』って歌っている歌の歌詞を乗せてきてくれたんですよ。

(高橋芳朗)うん。

(西寺郷太)で、やっぱりなかなかそういう歌って自分で作ったこともなかったですし。ちょっと最初はびっくりしたんですけど。

(高橋芳朗)僕、びっくりしたのが、郷太くんのごくごくパーソナルな話なわけじゃないですか。それの歌詞を他人に委ねているというか。それがまた、面白いですよね。

(西寺郷太)そうなんですよね。なんか、さっきインタビューを受けたら、久保田泰平さんっていうライターの方が、『海援隊で武田鉄矢さんが菜見子さんっていう娘が生まれた時に「菜見子」っていう歌詞を書いて作った』っていう話をされて。それ、武田鉄矢さんが自分の娘に書いているわけじゃないですか。かなり、本当にパーソナルなんだけど。これは松尾潔さんが作詞家として、僕が作った曲にまあ、『こういう歌を郷太が歌うとどうだ?』って書いてくれているんで。ちょっとその『菜見子』とは違うかな?と思うんですけど。

(高橋・熊崎)(笑)

(西寺郷太)海援隊とは違うかな?と。いや、でもなんか僕もすごく意外だったけど、松尾潔さんがおっしゃるには、僕も彼もスティービー・ワンダー(Stevie Wonder)とかマーヴィン・ゲイ(Marvin Gaye)とか大好きで。ソウルの大物というか。もう伝説的なミュージシャンですけど。僕らが英語でいいなと思って聞いているものも、訳してみるとやっぱり『子供が生まれてうれしい』とか。『Isn’t She Lovely(可愛いアイシャ)』っていう曲があるんですけど。



(高橋芳朗)うん。

(西寺郷太)『こんなかわいい子、いないよ』ってスティービーが歌っていたとか。『割とソウル・ミュージックって、日本人の音楽ファンが思うより、ラブソングとライフソングの両方があるんだ』っておっしゃるんですよ。ラブソングは『女の子が好きだ』とか『付き合おうよ』とか『フラれて悲しい』とか。で、ライフソングっていうのはそういう家族の歌だったり、人生の歌で。『ライフソングが日本は少ないよね』っていう。

(高橋芳朗)ああー。

(西寺郷太)で、あったとしても、自分で書いているっていう。

(高橋芳朗)ああー、なるほど。

(熊崎風斗)そうか。誰かが書いているっていうのはなかなかないんだ。

(西寺郷太)そこがね、僕、すごくかっこいいっていうか新鮮だなと思って。で、今回松尾さんにたのんで。2曲たのんだんですけど、よかったなと思っている曲ですね。

(高橋芳朗)僕、アルバムで現状いまこの『You’re a big boy now』がいちばん好きですね。

(西寺郷太)ああ、本当ですか?ありがとうございます。

(高橋芳朗)不思議なもんですよね。でも、パーソナルな曲なんだけど、普遍性があるっていうか。人の心を打つものがありますよね。

(西寺郷太)そうですね。だから下の子が生まれて、上の、男の子でも女の子でもいいと思うんですけど。上の子に対して、逆に上の子は拗ねちゃったりとか。そういうことって、お父さんお母さんだったら割と感じるんだけど。意外とそういう感じることの割には、そういう歌詞の歌ってなかったよねっていう。

(高橋芳朗)いや、ないんじゃないですか?

(西寺郷太)さすがプロだなっていう風に思いました。

(高橋芳朗)すげーな!うーん。

(熊崎風斗)はい。では一位。『トップ5』、今年のテーマ曲を収録ということですが。

第一位:『トップ5』今年のテーマ曲を収録

(西寺郷太)はい。これ、さっきもちょっとね、芳朗さん触れていただいたんですけども。『今夜はレッツ・ダンス!』っていうかせきさいだぁさんをフィーチャリングしていて。8時台ですかね?全国で流れる部分に今回、新しく今年。『テーマのジングルを作ってください』っていうオファーが夏ぐらいにあって。で、『トップ5♪トップ5♪』っていうのはもともとあったんですけど。もう1個の方の、新しいのを作ったと。

(高橋芳朗)うん。

(西寺郷太)『トップ5♪ナーナナナナー♪』っていうのを作ったんですけど。それを、今回も『P-O-P-T-R-A-I-N』の時にやったのと同じように、アルバムに入れちゃえ!と思いまして。



(高橋芳朗)はい。

(西寺郷太)で、その時に歌詞をちょっと変えて、『今夜はレッツ・ダンス!』っていう曲にして。それでかせきさいだぁさんと歌ったっていうことなんですけど。

(高橋芳朗)今回のジングルはどういうコンセプトで?どういう発想から作られていったんですか?

(西寺郷太)あの、芳朗さんも好きだと思うんですけど。やっぱりタキシード(Tuxedo)っていうグループが僕、好きで。メイヤー・ホーソーン(Mayer Hawthorne)とジェイク・ワン(Jake One)の。

(高橋芳朗)70年代、80年代のディスコをいまに蘇らせて。

(西寺郷太)タキシードだけじゃなくて、いま、やっぱりそういう70年代、80年代のディスコソングをいわゆる2010年代の感覚でやっているミュージシャンっていうのが、たとえばファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)なんかも大きく言えばそうだし。ダフト・パンク(Daft Punk)とかも最近そうだったり。ここ何年かのトレンドって言いますかね。

(高橋芳朗)はい。

(西寺郷太)それは僕はずっと好きだったんですよ。こういう音楽が。で、NONAの場合はドラムも演奏も全部自分たちで。だいたいそういうグループってドラムがコンピューターの打ち込みだったり。あとはその、誰か上手い人を呼んできて。ギターはこの人、ベースはこの人、ドラムはこの人だってやるんですけど。NONAの場合はこの3人で全部できちゃうので。逆に言うと、ちょっとその凄みみたいなのを出せればいいなと思って。

(高橋芳朗)うん。

(西寺郷太)で、今回、せっかくまた『トップ5』にたのまれたんで。前回がちょっとアップテンポだったんで。ちょっとミディアムテンポので作ってみようかなというのが、今回の『トップ5』のテーマだったんですけど。それをまあ、アルバムにも入れたと。

(高橋芳朗)いや、もう完成版を聞いた時はちょっと感動的でしたけれどもね。めっちゃかっこいい。

(熊崎風斗)なんか耳に残ってくるようなジングル。曲ですもんね。

(西寺郷太)はい。だから『今夜みんなに会いたくて』とか。本当に、『トップ5』のイメージで作った曲なので。そもそもは。だけどやっぱりそれがこうやって活かされて。感謝してますね。

(高橋芳朗)タイトルもいいですね。なんか郷太くんイズム炸裂!っていう感じですね。

(西寺郷太)『今夜はレッツ・ダンス!』。これね、でも本当に今年のお正月ぐらいにかせきさんと、もう最後の最後だったんですけど。この曲を入れよう!ってなって。『今夜はレッツ・ダンス!』って。で、『9月のセプテンバー』っていきなり言うんですよ。かせきさんが。『9月のセプテンバー』って、ぜんぜん3月に出るし。

(高橋・熊崎)(笑)

(西寺郷太)『9月もセプテンバーも関係ねえじゃん?』とか思っていたけど。最近そういうのも何も言わなくなって。まあ、かせきさんがバーッ!って書いてきたのを『これ、いいっすね』ってやっていたら、レコーディングした後にデビッド・ボウイ(David Bowie)が、『Let’s Dance』っていう代表曲があるんですけど。亡くなって。で、モーリス・ホワイト(Maurice White)っていう『September』を歌っているアース・ウィンド&ファイアー(Earth Wind & Fire)の主力メンバーなんですけど。モーリスも亡くなって。

(高橋芳朗)そうですね。

(西寺郷太)だから、僕らどちらかと言うと、ディスコミュージックの常套句っていうか、テーマとなっているワードみたいなのをいっぱい入れてるんですよ。でもその中で、そういうレジェンドがいまどんどん亡くなって。今日もビートルズのプロデューサーのジョージ・マーティン(George Martin)さんが亡くなったっていうニュース。僕もさっき知って驚いたんですけど。だからやっぱりそういう時代で。やっぱり、ロックとかソウルとか好きだった人間にとっては、どんどんどんどんそうやって偉大な人たちが亡くなっている。まあちょっと、この『今夜はレッツ・ダンス!』も一瞬どうしようか?っていう話にもなったんですけど。

(高橋芳朗)うん。

(西寺郷太)でもやっぱりそれ、亡くなる前に、ああいう時代の音楽にオマージュを捧げて作っているから。このまま行こうぜ!って言って残したんですよね。

(高橋芳朗)なるほど。はい。じゃあちょっと、その『今夜はレッツ・ダンス!』を聞けるのかな?はい。

(熊崎風斗)西寺郷太さんご提供のニューアルバム『BLACKBERRY JAM』にまつわるニューストップ5をご紹介しました。そしてまず、郷太さんより告知をお願いしたいんですけども。

(西寺郷太)あ、そうだ。ライブがあります。『BLACKBERRY JAMツアー』。4月2日に大阪心斎橋JANUSであるんですけど。東京は4月23日土曜日にMt.RAINIER HALLっていうところであったんですが、これは売り切れちゃいまして。

(高橋芳朗)あ、ソールドアウト。

(西寺郷太)で、追加で5月13日金曜日。TSUTAYA O-WESTっていうところ。渋谷でやりますので、ぜひライブ来てください。あと、例のさっき言った帯の問題で延期したので、3月23日にアルバムが出ます。あと、もう1個。さっきちょこっと話した『JAM TOWN』っていうミュージカルのサウンドトラック盤。オリジナルキャストレコーディング盤は今日、発売されています。

(高橋芳朗)あ、今日か。

(西寺郷太)筧利夫さんとか、藤井隆さんとか、いろんな方が参加してくれている。僕が21曲作ったアルバム。これも結構傑作なんで、ぜひお楽しみにということで。

(熊崎風斗)はい。ありがとうございます。では、本日の1曲目ですね。こちらも、郷太さんより曲紹介の方をお願いします。

(西寺郷太)はい。NONA REEVESのニューアルバム『BLACKBERRY JAM』より、『今夜はレッツ・ダンス! feat.かせきさいだぁ』。聞いてください。

(熊崎風斗)ありがとうございました。郷太さん、またよろしくお願いします。

(高橋芳朗)ありがとうございました!

(西寺郷太)ありがとうございました。


※動画1:03からスタートします

<書き起こしおわり>

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