Jinmenusagiさんがblock.fm『INSIDE OUT』に出演。影響を受けた漫画や、自身の名前の由来などについて話していました。
(渡辺志保)でも今回、もう何回も言いますけど、前作との違いを私はいちばんガツン!と感じたわけなんですけど。あとは、すごい前から思うけど、ジメサギさんっていったい何に影響を受けてこういうリリックを紡ぎだしているのかな?って思うんですね。夜書いているのか、朝書いているのか?みたいな。で、たとえば英語の部分とかもすごい多いじゃないですか。だから、何がこうインプットきて、自分のリリックにアウトプット・・・どういう流れでリリックを書いているのか?っていうのは個人的にもすっごい気になるんですよね。
(Jinmenusagi)やっぱりリリックをいつ書いている?っていう話ですけど、基本的にAll Day,Every Day,Day By Dayって感じで、いつも考えてます。本当に。四六時中考えてますね。で、こうやっていま志保さんに質問していただいて。で、自分で考えて、『ああ、自分でこう考えていたんだな』って初めてわかることもよくあったりして。
(渡辺志保)はい。
(Jinmenusagi)そういうのがリリックになったりっていうのは本当に多いですね。その、他人との関わり、つながりの中でっていうのが多いですね。
(渡辺志保)なるほど。
(Jinmenusagi)世界観で言うと、やっぱり俺、母親の影響で、80年代の少女漫画とか・・・
(渡辺志保)ちょっと待って、ちょっと待って(笑)。
(Jinmenusagi)結構、マジなんですって。これ、本当、トゥルースなんですけど。本当に。
(渡辺志保)トゥルース(笑)。具体的に、俺のマスターピースっていうのは?
80年代の少女漫画の世界観
(Jinmenusagi)マスターピース?『パタリロ』『BANANA FISH』『吉祥天女』『YASHA-夜叉-』・・・『YASHA-夜叉-』はちょっと新しいな。ええと、まあいろいろあるんですよ。
(渡辺志保)そうなんだ。じゃあもう結構王道クラシックスを。
(Jinmenusagi)はい。まあ、山岸凉子とか。いろいろありますね。
(渡辺志保)そうなんですね。やっぱり、どうなんですか?センシティブな感じがハマるんですか?
(Jinmenusagi)センシティブですよね。たとえば、大島弓子とかは猫を擬人化して書くんですよ。俺、だからそれを読んだのが小学生の頃とかで。なんかそういうのに並々ならぬ影響を受けているから。ジメサギは今日、気づいたんですけど。俺、トミヤマっていうんですけど。トミヤマにとってのジメサギはその、エミネムにとってのスリム・シェイディなんじゃないかな?みたいな。
(渡辺志保)オルター・エゴみたいな。別人格みたいな。
(Jinmenusagi)はいはい。という・・・だったーらいいのーにな♪っていう感じなんですけど。
(渡辺志保)だったらいいのにな(笑)。でも、『Jinmenusagi』っていう名前は前から使っているわけじゃん?
(Jinmenusagi)前から。そうです。mixiの名前でした(笑)。
(渡辺志保)(笑)。いいですねー。その頃からでも、MCジメサギっていうか、MCネームとしてのジメサギだったんですか?
(Jinmenusagi)いや、ハンドルネームだったと思うんですよ。本当に覚えてなくて。本当に、つまらなくて申し訳ないですけど。ラップをしようとしたきっかけも、名前のきっかけもぜんぜん覚えてなくて。うん。だから自然と自分の中からにじみ出てきたダシ汁みたいな感じなのかな?と思ってますね。
(渡辺志保)濃ゆそうな感じがしますね。
(Jinmenusagi)まあ、家系ラーメンなんで(笑)。
(渡辺志保)家系なんでね(笑)。ほうれん草入れちゃって、みたいな。
<書き起こしおわり>