吉田豪 コンバットRECが語る 野田社長がアイドルを守れた時代

吉田豪 コンバットRECが語る 野田社長がアイドルを守れた時代 豪STREAM

吉田豪 コンバットRECが語る 野田社長がアイドルを守れた時代
吉田豪さん、コンバットRECさん、BUBKA編集長サミュLさんが、USTREAM配信された「吉田豪の芸能居酒屋ワイドショー 豪STREAM」の中で、AKB48 峯岸みなみさんの丸刈り謝罪事件などについて話しました。前日のラジオ ウィークエンド・シャッフルで宇多丸さんとこの事件について話をしたコンバットRECさんは、その中で話した元イエローキャブ、現サンズエンタテインメントの野田社長について、補足する形でこんなことを語っていました。

(コンバットREC)まあただ、恋愛問題っていうのは負担になっていて。恋愛っていうか、恋愛が発覚した時のペナルティーがさ、『解雇』っていう前例があるだけに、やっぱりみんなバレたらヤバイことになるわけじゃん?で、「バレないようにやれ」っていうのは、今の時代無理があると思うんだよ。

(吉田豪)まあ、事務所ぐるみで協力してとかしないと無理でしょうね。

(コンバットREC)事務所ぐるみで協力しても無理なんだよ。実際は。

(サミュL)無理だと思いますね。たとえば、ここ一連の文春のやっているのとかも、完全にガチじゃないですか。たぶんもう、交渉に応じる気持ちはないと思うんですよね。

(コンバットREC)ぶっちゃけた話をすればさ、運営サイドと事務所サイドが全力で守っても、もっと強い事務所のリークだったら守れないわけじゃん。そういうこともあるから。芸能界って。

(サミュL)そう、だからみんな単純に考え過ぎなんですよね。「文春だけはガチ」なんて言うけど、そうじゃなくてもっとその裏にいろいろ、事務所間の争いとかもあったりするっていう・・・

(コンバットREC)出る時は出ちゃうのよ、もう。どうしようもないの。だから、出る事務所・出ない事務所あるんだから、もう単純な話じゃないからね。基本的に、もう本人がいくら気をつけても、バレないようにやるのは難しいんだよ。

(吉田豪)まあね、そりゃそうだよね。

(コンバットREC)みんな、そりゃバレないように頑張ってるでしょうよ。

(サミュL)完璧にバレないって、もうこの時代無理ですね。

(コンバットREC)そう、今の時代は無理だよね。

(吉田豪)野田社長が文春相手に交渉出来るかって言ったら、無理だよね。

(コンバットREC)無理無理。だから野田社長が言っていたやり方が、もう時代にそぐわないのよ。昨日、(ウィークエンド・シャッフルの放送を聞いて)「野田社長の(やり方)が正解!」って言っている人がいて、俺の意図と反した広まり方をして、困ってるんだよ。

(吉田豪)野田社長は写真週刊誌といろいろ交渉して、闘ってきたけど・・・

(コンバットREC)ほぼ負けてるからね(笑)。勝ったことないから。あのやり方で。

(吉田豪)その結果、ソフトな記事が載るぐらいしか出来ない。(記事は)載るから。結局。写真撮り直すとかぐらいしか出来ない。

(サミュL)だって社長のいる所にいるタレント、ほぼ出てましたからね。

(コンバットREC)全部やられてて、全然守れてないから。あれがね、「このやり方が正解」って言っている人、違います。俺の意図と反して広まってて、困ってるんです。

(サミュL)社長はもう、昔気質の人だから。

(コンバットREC)あの心意気でやれたのはね、たぶん82年くらいまでだと思うね。FLASH・FRIDAY以降は結構、しんどくなって来ているんじゃないかな。いや、それで守れている事務所もあると思うよ。勿論。小泉今日子さんとか、みっちょんとか。

(吉田豪)出すね(笑)。

(コンバットREC)いや、小泉今日子さん自体がものすごい遊び人で、みんなが遊んでるのを分かっているのに、決定的証拠を撮られないっていうのはそういうことじゃないですか。とかは、そうなんだと思いますけども。誰もがそれでやれていた時代っていうのは、もう70年代ぐらいまで遡らないとしんどいんじゃないかと思いますね。だから今の時代に、昔通用した『バレないようにやれ』っていう理想は押し付けられないから・・・

(吉田豪)だから、規模の問題だよね。規模の小さいグループだったら出来るだろうけど、今AKBがこんだけターゲットにされているだけで。あのクラスの人がバレないように恋愛するのは無理だっていう。

(サミュL)いま、(twitterの)タイムライン見ていたら、「AKBが異常なだけ」っていうのがあったんですけど、でもAKBみたいな人気者だけじゃなくて、もうちょっと下のランクにいるSUPERGiRLSとかだって、出ちゃうじゃないですか。

(吉田豪)まあ、より大きなネタだったらね。

(サミュL)だから、「俺の好きなアイドルは、まだそこまで人気じゃないから大丈夫。」っていうのは、もう通用しないと思うんですね。面白かったらやっちゃうもん、絶対。

(コンバットREC)もう出版業界も生き残りに必死だからね。もう、出る時は出ちゃうんだよ。

<書き起こしおわり>

ちなみに、ウィークエンド・シャッフルでコンバットRECさんが語っていた野田社長の話はだいたいこんな感じでした。以下、引用です。
引用元:宇多丸 コンバットREC 峯岸みなみ坊主謝罪事件 緊急討論 AKB48と恋愛

(コンバットREC)『上手くやってよ』・・・どうなんだろう。やっぱり運営と事務所が分かれているっていう問題とかはあるし。俺、一時期野田社長とメシ食っていた時期があってさ。サンズ・エンターテイメント、元イエローキャブの社長の野田さんとメシ食ってて、野田さんに聞いたのよ。アイドル恋愛問題っていうのを。「野田さんはどう思います?」って聞いたら、社長は「アイドルのSEXは止められない」ってハッキリ言ってて(笑)。

(宇多丸)野田社長、いいですね。「Can’t Stop アイドルのSEXは止められない」。

(コンバットREC)止められないと。

(宇多丸)何という、キレの良すぎる名言を!

(コンバットREC)「絶対に無理だから、コレ。」って。

(宇多丸)切れ味良すぎるよ!スパーンって真ん中からパカーンって。

(コンバットREC)「絶対に無理だよ!」って言ってた。堂々と全力で、「絶対に無理だから!」って言ってて。

(宇多丸)でも、それはさ、そうですよね。

(コンバットREC)「じゃあ、どうするんですか、社長?」って言ったら、「だから俺はみんなに言ってるんだ。」と。「絶対にバレないようにやれ。」と言っていると。

(宇多丸)でも、それも難しいじゃない。

(コンバットREC)「でも社長、現に社長の事務所の子、バレてるじゃないですか。」って突っ込んだ所、「そこからは俺の仕事だよ。」って言ったんですよ。

(宇多丸)ああ、その各所のフォローであり、本人のフォローでありっていうことなんですね。

(コンバットREC)そう。全力でバレないようにやった結果、それでもバレるのもまあ、分かっているよと。で、そこから、どうやってもみ消すかとかが、俺たち大人の仕事じゃねぇの?って。

(宇多丸)もみ消すというか、プラスにしていくとか・・・

(コンバットREC)なんだけども、でも、その時社長ちょっと話したんだけど、でもさ、もうそういう時代でもなくねぇ?っていうところ。

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