オードリー若林 9年ぶりの日本アカデミー賞を語る

オードリー若林 9年ぶりの日本アカデミー賞を語る オードリーのオールナイトニッポン

オードリー若林さんが2023年3月11日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で9年ぶりにナビゲーターとして出演した日本アカデミー賞について話していました。

(若林正恭)昨日ですね。日本アカデミー賞のナビゲーターっていう役で、水卜ちゃんと2人でやらしていただいたんですけど。もうとにかく映画をね、年末ぐらいからずっと見ていて。

(春日俊彰)ああ、そんな前から?

(若林正恭)そうそう。結局ね、10何作品になるから。見る映画が。年末ぐらいから……なんかね、ネットで発見したのよ。毎年、アカデミー賞を予想してるみたいな一般の人の予想サイトみたいなのを。

(春日俊彰)ああ、そういうのがあるんだね。

(若林正恭)その人がさ、「これがノミネート作品なんじゃないか」っていうのを出すたんびにさ、それを見てさ。そしたら数週間してまた見ると、なんか別の映画が入って。みたやつが落ちていたりしてるのよ。「おいっ! ちゃんとお前、予想しとけよ!」って思って。

(春日俊彰)まあまあ、趣味でというかね、そんな本気でというか……。

(若林正恭)いやいや、自分で言うのもなんだけど、若林の2時間半って割と価値、高いよ?

(春日俊彰)いやいや、自分で言うのも……だけども。その人も若林さん向けたわけじゃないしね。

(若林正恭)まあまあ、今のは本当に「自分で言うのも」だな(笑)。言ってて「なんぼのもんじゃい」って思うよ。

(春日俊彰)まあまあ、そういうことではあるんだけれども。

(若林正恭)それで見て「落ちてるんじゃねえかよ、お前! ぴったり当てろよ、お前!」とか言いながら、また新しく入ったやつを見て。で、また新しい作品が入ってきたらまた「落ちてんじゃねえかよ!」って。で、結構年の後半に映画館で公開されたやつが入ってたのよ。

(春日俊彰)ああ、あれって1年の区切りが12月いっぱいみたいな?

(若林正恭)年間なんだよね。たぶんね、あれ。

(春日俊彰)2022年度みたいな? 2022年1月から12月31日まで、みたいな?

(若林正恭)だから結局、公開して……「2年ぶりに会った」みたいな風にね、演者の人たちも言ってたりしたけど。だから、入ったりまた変えたりして。「お前、変えるなよ、おい!」とか思いながら、またもう1回見て。

(春日俊彰)それはしょうがないじゃん。それでそのサイトもお金を取ってるわけじゃないでしょう?

(若林正恭)楽しそうにね、なんか二重丸とか三角とかをつけてやってるんだけどさ。「二重丸をつけたやつ、お前、漏れてるじゃねえかよ!」とか思いながら。

(春日俊彰)いや、そこにそんなにかけてないわけじゃん。その人は。それなのにそんな、本気で怒られても……(笑)。

(若林正恭)で、映画ももう、ちょっと俺に聞いてくれれば……ちょっとした有村昆よ。

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! まあ、そんだけ見てたらね。たしかに。

(若林正恭)車のドア、縦に開けようとしたもん。だって。

(春日俊彰)それはもう、有村昆になろうとしてるんじゃない?(笑)。デロリアンがね。うん。「デロリアンに乗ってます」じゃないのよ(笑)。

(若林正恭)『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』の、あのスニーカーを履いていこうかなって(笑)。

(春日俊彰)それ、有村昆じゃん(笑)。

(若林正恭)面白かったな。あの回な。なんか思い出したけど。スペシャルウィーク(笑)。

(春日俊彰)そうね。有村昆さん、面白いよね。本気の人だから。本気の人って、やっぱり面白いのよ(笑)。

(若林正恭)最近、珍しいよね。あそこまでいい意味で視野が狭い人って(笑)。いい意味でよ? タレントとして。タレントって、必要だから。視野の狭さ。

(春日俊彰)そうだね。だから専門的なね。

(若林正恭)視野が狭くないと、熱くなれないから。視野が広いから、いろんな意見を聞いちゃって苦しくなっちゃうんだよね。『あちこちオードリー』のみんな、峯岸みなみさんとかあばれる君とか。この間、やったけどさ。視野が広いと、人の意見が入ってきちゃうから。有村さんは入ってこないから。これ、いい意味でよ? 視野が狭いから、人の意見が入ってこない。

(春日俊彰)うん。誰になにを言われていようと……っていうね。

(若林正恭)いや、昆の話はいいんだよ(笑)。コーンの話はいいんだよ。

(春日俊彰)「コーン」って……(笑)。いやいや、「昆」ね。

(若林正恭)もう有村コーンでいいじゃない?(笑)。でも、そう考えるとアリコンさんとかに「どれが入りそうですか?」とか聞くのもよかったのかもね。絶対に詳しいでしょう? 「10作品、あらかじめ見ておきたいんですけど」みたいにね。

(春日俊彰)ああ、そうじゃない? そのサイトもいいけど。言ってもプロだからね。ああ見えて、映画のプロだからさ。映画に関して言ったらさ。

(若林正恭)俺、だから普通に全然、絶対俺がターゲットに入ってない映画とかも見たからね。『モエカレはオレンジ色』、見たらね。お前、『モエカレはオレンジ色』、見たか? あの岩本くんとめるるの。

(春日俊彰)はいはい。ああ、恋愛の?

『モエカレはオレンジ色』もチェック

(若林正恭)本当、関係ないから。お前なんか。『モエカレはオレンジ色』製作委員会からしたら、春日はマジで関係ないから。

(春日俊彰)いやいや、そんなことないだろ!

(若林正恭)この映画を作るという現場の熱量、集中力、お前は計算に入ってないからな?

(春日俊彰)いや、もうそんなことないでしょう?

(若林正恭)めるる、演技うまいのね。

(春日俊彰)ああ、そうだろうねというか、いろいろ出てるもんね。やっぱりそうなんだ。うまいんだ。

(若林正恭)うまい。『スクール革命!』でとんでもない天然化かましてくれて、沸かしてくれるじゃん? それが信じられないんだよ。同一人物っていうのが。

(春日俊彰)もう全然違う? あのバラエティの。

(若林正恭)だから、なんつーんだろうな? いや、わかんない。「演じる」ということに詳しい人が聞いたら、なんかあるんだろうと思うけど。だからこそなのかもしれないし。詳しい人に聞いたら。だからも『モエカレはオレンジ色』の恋愛模様に俺、たぶん関係ないと思うのよ。

(春日俊彰)まあ、関係ないだろうね。

(若林正恭)お前も関係ねだろうがよ、コラッ! あ、ごめん(笑)。ちょっとアウトレイジ系のも見てるからね(笑)。

(春日俊彰)影響されちゃったってこと?

(若林正恭)うん(笑)。そっち系の映画もやっぱりあったから。

(春日俊彰)いや、それはだからターゲットではないっていう。それはね。

(若林正恭)でも、めるるの演技で見れちゃう。そうしたら、自分たちでもあれ……でも俺たちが高校生ぐらいの時って、ひねくれてるから見ないのか。なんか「めるる、かわいいな」みたいな目線で若い男の子は見るだろう? でも、おじいさんが見るとだよ? なんか、もう岩本くんに恋してる自分なんだよな。

(春日俊彰)それは、どういうこと? おじさんだから?

(若林正恭)いや、もうよくわかんないんだよ、俺。

(春日俊彰)「おじさんだから」じゃわからんよ、それ。

(若林正恭)いや、俺ね、それで思い出したんだけど。なんか、「こういうおばさんいたよね」って話なんだけど。成人式の時に、俺たちは男子校で、高校の友達と行くけど。高校の友達の小学生からの友達みたいなギャルの振り袖を着た子も一緒にいて。荻窪駅からタクシーに乗るみたいな。みんなで割り勘で、みたいな時にワーッて歩いてるじゃん? そしたらなんかさ、成人式の日にすれ違うおばさんとかがさ、「あら、いいわね。綺麗ね」みたいな。口に出しちゃう人、いたじゃん? もう自分があんな風になっているのよ。

(春日俊彰)どういうこと?

(若林正恭)なんか「若い、いい時間を過ごしてるわね」っていう(笑)。

(春日俊彰)それはもう、おばさん化してるだけじゃん?(笑)。「わね」じゃないのよ。

(若林正恭)でもなんか、高校野球とかそうじゃない? 「若い、いい時間、すごい素敵な時間を過ごしてるな」って思わない?

(春日俊彰)ああ、まあ思うね。

(若林正恭)そういう感じになってるのよ、もう。そのめるると岩本くんに。

(春日俊彰)はいはい。そうだね。青春……まあ、わからんでもないよ。

(若林正恭)「あらいいわね」って。

(春日俊彰)それはでも、おばさんになっちゃってるからさ。

(若林正恭)でも、そうなるぞ? お前も。来週までに見てこい。『モエカレはオレンジ色』を。

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! まあ、気になってはきたけど……(笑)。

(若林正恭)「いいわね、お若い2人で……」って。

(春日俊彰)なんでさ、おばさんなのよ? おじさんでいいじゃん。「いいねえ!」じゃないの? 「いいねえ、若い時はね。謳歌してるね!」じゃないの? 「いいわねえ」の方なの?

(若林正恭)「いいわねえ」って。

(春日俊彰)もらっちゃっているっていうこと? その映画からさ。食らっちゃっているから、そうなっているっていうこと?

(若林正恭)わかんない。でも、頭からケツまで、その気持ちだよ? 始まった瞬間から。

(春日俊彰)そうなるのかな?(笑)。まあ、見てないからわからんけども。頭ごなしに否定もできないけども。そうなるんだろうね。

(若林正恭)「若い2人、いいわねえー」って思って見ている。そうなるって。でも、わかんない。娘が小学校の高学年。ジャニーズのファンになって。「映画、一緒に来て」とか、あるぞ? そしたら一緒に見ていたら「あら、いいわねえ」ってなるよ。ポップコーンを尿道に詰めてさ。なるって。それで。おしっこが出ないように。

(春日俊彰)フフフ(笑)。「いいわねえ」って言いながら、詰めて?

(若林正恭)「若い2人が……いぃいいいーわねぇぇぇーっ!」ってなると思うよ(笑)。ポップコーンを詰める時にね(笑)。

(春日俊彰)まあ、そうね。声が出ちゃうからね(笑)。

(若林正恭)まあ、冗談ですけども。すいません。ちょっと下品なことを言っちゃって。冗談です。それで、映画をとにかく見ていたのよ。

(春日俊彰)はいはい。

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