オードリー若林さんが2023年5月20日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中でドラマ『だが、情熱はある』を見ていてオードリーがなかなか売れなかった理由に気づいたことを話していました。
（若林正恭）ドラマの方でついにサトミツが出てきて。で、「鈴木たりあき」なのよ。「満春」だから「足秋」なんだよね。「スズタリ」なんだよ（笑）。
（春日俊彰）なんだよ？ スズタリって。サトミツ、スズタリって……（笑）。
佐藤満春（サトミツ）→鈴木足秋（スズタリ）
（若林正恭）あれ、サトミツの登場、かっこよすぎなかった？ あれ、『ピンポン』のスマイルだったよな？
（春日俊彰）そんな劇的じゃないのよ（笑）。ネタ見せでなんか、声をかけたんでしょう？
（若林正恭）本を読んでいたらさ、「なんでそっちがツッコミやってんの？」みたいなね、俺との……あれ、かっこよすぎたよね？
（春日俊彰）そうだね。美化されていたよね（笑）。サトミツが。
（若林正恭）まあ、美化はね、ドラマだからされるだろうけども。しかもめっちゃかっこいい男の子だったよね？ 芸人っぽくないサトミツの感じが出ていたよな？ あとさ、本当にオードリーが売れないな（笑）。
（春日俊彰）売れない！ 何をやってんの？（笑）。
（若林正恭）あれ、本当に髙橋海人くんとね、戸塚くんはね、「俺らも早く売れてえな！」って言ってるって（笑）。全然早いじゃん？ 南海キャンディーズの方が。4年、5年。
（春日俊彰）そうね（笑）。
（若林正恭）だからもう本当に……全っ然、売れないよね？ 「もう今週は売れるかな？」と思って見るんだけど、売れないのよ。まだまだだよ、あそこ（6話）じゃあ。
（春日俊彰）やっぱり対比すると、ああなんだね。山里さん、やっぱりいろんなことをやっているもんね。
（若林正恭）吉本でね。
（春日俊彰）こっちなんか、キャッチボールしているんだからさ。2人で（笑）。
（若林正恭）キャッチボールして、ショーパブ前説で、なんかクリンチみたいなことをして。なにをやっているんだ？っていう。プールに入って。頭を洗いにコインシャワーに行ってさ。
（春日俊彰）本当だよ。山里さんの方は、相方と喧嘩……ぶつかり合って、とかやってんのにさ（笑）。
（若林正恭）それで、だから俺はさ、先輩とかにネタを……「そういうの、いいと思うよ」とかって。それで、ちょくちょく言われていたのよ。ファミレスとかで。「お前、なんで春日と組んでんの？」って。その時、本当に今の春日からするとみんな、信じられないと思うけど。ピンクベスト以前だからね。
（春日俊彰）そうね。
（若林正恭）だから「なんかあいつ、変だよ？」みたいなさ（笑）。で、本当に「あんなに面白さを感じなかったやつ、いない」とか、先輩が言っていて。「お前、絶対に誰か違うやつと組んだ方がいいよ」って言われていて。でもなんか、当時って感覚しかないじゃん？ なんか、それはもう全然違うんだなと思っていて。だから、春日が辞めるんだったら、俺も辞めようって思っていたんだよね。それでドラマを見ていて……別に全然エモくないよ？ エモくないけども……だからオードリーはお笑いじゃなくて、日大2高をやろうとしていたんだよ（笑）。
（春日俊彰）フハハハハハハハハッ！
（若林正恭）だから、うまくいかないのよ（笑）。
（春日俊彰）なるへそ！ やってることが違うんだね？
お笑いではなく、日大2高をやろうとしていた
（若林正恭）そうそう（笑）。だからお笑いを……お客さんをリサーチして、ちゃんと受けるものをやるんじゃなくて、日大2高を持ち込もうとしてるから、みんなとやっていることが違うんだよ（笑）。
（春日俊彰）1人だけ型が違う（笑）。
（若林正恭）そうそう。だから時間もかかるんだよ。通訳的なスキルがいるから。
（春日俊彰）ああー、そうか。その時は気づかなかったけど。
（若林正恭）で、今もラジオで全くそれをやってるし（笑）。俺、ドラマを見ていて「ああ、俺はお笑いじゃなくて日大2高をやろうとしてるから時間がかかっているんだ」って思うもん（笑）。
（春日俊彰）それは違うもんね。だってね。
（若林正恭）「あの時、あれだけ腹を抱えて笑ったのって、ネタでどうやってやればいいんだろう？」っていうことなんだろうね。今日もそのまんまよ。YouTubeを撮っていて。高校の休み時間そのまんまだよ、本当に（笑）。
（春日俊彰）変わらないもんだよね。根本がね。恥ずかしいよね、本当に（笑）。
（若林正恭）「こういうのを撮ろうと思うんだけど」みたいな話をして。「ど、どういう感じですか？」とか言われちゃって。「撮っていれば、大丈夫だと思う」みたいな（笑）。それがいいのか、悪いのかはわからないよ。
（春日俊彰）大丈夫だったのかもわからんしね。
（若林正恭）わかんないしね。あと、なんか野球盤でYouTubeでやったんだけど。コメント欄を見たらさ、あんなのにマジでさ、「野球盤に犠牲フライはないと思います」みたいなさ（笑）。そういう感じだよね？ やりたいことと……（笑）。それはもう、どっちでもいいじゃん？
（春日俊彰）まあ、そうだね（笑）。
（若林正恭）「あれは時間かかるよ、若ちゃん！」って思いながら見ていて（笑）。「海人くんと戸塚くんがかわいそうだから。今週は気づけよ！」って思って。全然、気づかないんだよ。で、6週、7週でもキツいじゃん？ でも俺等、8年だからね？（笑）。
（春日俊彰）フハハハハハハハハッ！ 実際はね？
（若林正恭）365日×8……早く今週、思いついてください。若ちゃん。お願いします。ミッフィーちゃん。
（春日俊彰）この後また、夢でお会いしましょう。アディオス。
＜書き起こしおわり＞