東野幸治と山里亮太 妬み芸が封印された後の立ち振舞いを語る

東野幸治 山里亮太が『笑点』新メンバーになると思っていた話 山里亮太の不毛な議論

東野幸治さんが2023年2月15日放送のTBSラジオ『山里亮太の不毛な議論』の中で結婚し、朝の帯番組のMCも任されることになって「妬み芸」が封印されつつある山里亮太さんと、今後の立ち振舞い方について話していました。

(東野幸治)いやいや、本当に久しぶりにCM中に真面目にがっつりしゃべった(笑)。「大丈夫?」みたいな。

(山里亮太)そうですね。

(東野幸治)だから最近本当に、逆に聞きたいです。嫌なこと、ないでしょう?

(山里亮太)それ! 東野さん、ホンモノラジオで言ってたでしょう? 「自分の人生がドラマ化され……」って。

(東野幸治)こんなこと、あります? 写真も見ましたよ。なんか、たまたま誰か、写真週刊誌が撮ったんですけど。山里ファミリーのお散歩みたいな。だから奥様がちょっと微笑みながら歩き、そこからちょっとだけ距離をとりながら、山里亮太が眼鏡を外して。ほんでベビーカーを押しながら、そのベビーカーの中にいらっしゃるこけしを見て微笑んで……。

(山里亮太)こけし!? いや、生きてるもの相手ですよ!

(東野幸治)ああ、そうなんですか? こけしじゃなかったんですか? 2人でこけしを買ったんかなと思って。秋田県の旅行の帰りに(笑)。

(山里亮太)いや、だとしたら記者は大事なところを書き逃してます! 一番いいポイントを……。

(東野幸治)いや、俺は「この男、あんな風に微笑むことができんねや」って思って(笑)。びっくりして。10年前の『東野vs山里』の1回目、思い出したわ。「こんなやつやなかった!」みたいな(笑)。

(山里亮太)そんなこと言ったら東野さんだってそうじゃないですか。10年前、一緒に初めてライブをやらせてもらった時、打ち上げでね、2人でお好み焼き屋さんに行って。一言もしゃべらずにずっとテレビで『エヴァンゲリオン』を見ていたじゃないですか。

(東野幸治)そうそう(笑)。日テレが地上波で初めて『エヴァンゲリオン』を流すっていう(笑)。いや、それを思いながら「ああ、よかったな」って。

(山里亮太)いや、ラジオでは「よかったな」じゃなくて「あいつ、何なんだ? これでお前、『人が羨ましい』とか言うなよ!」みたいなことを言って。すぐに人の翼をもぎにかかるじゃないですか。

(東野幸治)いや、もうほんまにあんまり妬んだりできなくなってきてない? どうすんの?

もう妬んだりできなくなってきている

(山里亮太)東野さん、もうね、驚くんですけど。たとえば、なにかさっきの失敗談みたいなことを言ったりとか、「東野さんとこんなんがあって」とかって言うじゃないですか。そしたら真っ先に「いつまで小物ぶるんですか?」みたいなのが来るんですよ。

(東野幸治)フハハハハハハハハッ!

(山里亮太)これ、東野さん、どうしたらいいですか? 「小物ぶる」って……。

(東野幸治)いや、それだけ山ちゃんがデカいのよ。だから「人の下から、下から行こう」って思うけども、もう体が巨大化しているんですよ。だから、下に入れないんです。下に入ろう、入ろう……って、言うたら逆三角絞めをしたいタイプじゃないですか? でも、もうできない。体がゴツすぎて。

(山里亮太)ムキムキになってしまった?

(東野幸治)もう軽量級じゃないんです。ゴツゴツなんです。

(山里亮太)じゃあもう、立ってぶん殴るしかなくなってきている?

(東野幸治)それしかない。もうブルファイターになってきたんです。残念ながら。ヘコヘコ芸はもう無理なんですよ。

体がゴツすぎて下から関節技は決められない

(東野幸治)ほんで、言うたらいろいろ考えて。山ちゃんのレギュラー番組を……。

(山里亮太)さっきもね、「『MelodiX!』はやめた方がいい」なんて……。

(東野幸治)そう。『MelodiX!』はまず、やめましょう。

(山里亮太)やめません!

(東野幸治)パンサー向井にやってもらいましょう。

(山里亮太)うーわ! めちゃくちゃいい人選だな! アーティストにも愛があるし。

(東野幸治)アーティストにも愛があって、アーティストが嫌がらないし。肯定的に進行していくから。

(山里亮太)いや、僕もそれ、やってますよ? アーティストに嫌がられずに……。

(東野幸治)『土曜はナニする!?』もやめましょう。俺、はじめて心から言います。休みましょう。

(山里亮太)「休む」ってなんですか! 伝統の枠を任されて……。

(東野幸治)いや、違う、違う。シーソーですよ。日本テレビとカンテレって言ったら、カンテレがドン!って飛んでいきます(笑)。

(山里亮太)よく自分を大事にしてくれるカンテレ、そんなこと言えますね?

(東野幸治)俺はもうカンテレっ子やから(笑)。

(山里亮太)『マルコポロリ!』の。

(東野幸治)そうです。鬼越トマホークと頑張っていこうと思う(笑)。そそのかし芸で頑張っていこうって。

(山里亮太)あ、東野さんって「そそのかし芸」っていうジャンルなんですか?

(東野幸治)そうですよ。だから鬼越トマホークの坂井くんに言われたけど。もう30年間、そそのかし芸1本でやってきました。ほんこんさんもいてる。で、4人でワーワーワーワー吠えるっていうのを『マルコポロリ!』っていう番組でやって。

<書き起こしおわり>

山里亮太 結婚で妬み・嫉み芸を封印して手に入れた新しい力を語る
山里亮太さんが2022年11月17日放送のNHKラジオ第一『東京03の好きにさせるかッ!』の中で「芸人としての分岐点」についてトーク。結婚を機にそれまでの妬み・嫉み芸を封印して、新しい芸風を身に着けてきたことについて話していました。
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