東野幸治 いつの間にか絶滅したテレビ番組のオープニング映像文化を語る

東野幸治 経費削減で絶滅したテレビ番組のオープニング文化を語る 東野幸治のホンモノラジオ

東野幸治さんが2022年12月2日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中でかつてはどの番組にもついていたテレビ番組のオープニング映像についてトーク。経費削減などでいつの間にかオープニングがなくなってしまったことや、印象的だったオープニングについて話していました。

(東野幸治)続いて、東京都の方からメール。「東野さん、こんばんは。いつも楽しく聞いております。オリラジのお二人がYouTubeで『オリラジアカデミー 禁断のテレビ史』を配信しています。武勇伝でブレークして、ラジオで喧嘩して、チャラ夫になり、歌を出して、結婚して、歌出して、YouTube大学して、2人で握手して……と、2人の今までを振り返るオープニングはかっこいいです。テレビからお金がなくなって、それがわからないようにいかに工夫されてたのかという内容で面白かったです。

一番びっくりしたのは『昔はオープニングはどの番組にもあったけど、今はない』ということでした。たしかに『ごっつ』も『みなさんのおかげです』も『めちゃイケ』もおしゃれなオープニングをやっていたと目からウロコでした」。たしかに。俺もこれを読んで「ああ、そうや。そういえばなんかバラエティってオープニング、あったよな」って。

一番覚えてるのはやっぱり高校時代とかに見た『たけしの元気が出るテレビ!!』のオープニングとか、めちゃくちゃ覚えてたりするんですけど。たしかに今の番組、いつの頃からか当たり前のようにオープニングなくなったなと思って。

『たけしの元気が出るテレビ!!』オープニング



(東野幸治)あと、あれですよね。エンディングのテロップをすごいスピードで出すとか。あの、なんか俺も噂で聞いてんねんけど。もうそれが主流じゃないですか。エンディングってなったらみんな、チャンネルを変えるから。ちょっとでもチャンネルを変えてほしくないからって、ギリギリまでテロップ出すのをやめて。ギリギリの残り10秒とか20秒、25秒で出演とか作家とかプロデューサー、ディレクター、AD。あと照明とか、ありとあらゆるスタッフの名前が出るじゃないですか。

ほんで、それが主流の時に、ダウンタウンの浜田さんが「なんでこれ、こんなに早いねん? スタッフさんが家族とか奥さんとか子供とかに『この番組をやってんねん』って言うてるのに、こんなに早かったらわからへんやろ? 『うちのお父さん、これやってる』って。もっと普通に出せや!」って言って。それでそのテロップのスピードが普通になったっていう話を俺、聞いたことがあるねん。

(渡辺あつむ)へー!

(東野幸治)めちゃくちゃええ話やなと思って。すげえなと思って。俺なんかほんま、「そやな。チャンネル変えられたくないから、こんなスピードで出すわな」って。もう超イエスマンやから思うけど(笑)。やっぱり人としてちゃんとしてるなって思って。おっしゃる通りでございます。ちょっとね、またこういう風にオープニング。「面白い番組が始まるぞ!」っていうオープニングがあるバラエティ番組、ぜひぜひ皆さんやってほしいなと思います。お願いします。

<書き起こしおわり>

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