見取り図リリーさんが2022年11月20日放送のTBSラジオ『川島明のねごと』の中で大阪で川島さんと飲んだ際に3時間、ずっと『意地悪ばあさん』の歌の話をされてつらかったという話をしていました。
(川島明)2度目の登場、見取り図。ありがとうございます。
(盛山晋太郎)『ラヴィット!』終わりホヤホヤで。
(川島明)ほんまにさっきも仕事、一緒にしてましたけども。初めてね、リリーとはご飯を一緒に行ったというか。
(リリー)そうですね。
(川島明)『LIVE STAND』の。
(リリー)結構ね、『ラヴィット!』のメンバーもいたじゃないですか。で、くっきー!さんも言ってましたけど。3時間、『意地悪ばあさん』の話をされたっていうのがやっぱり僕のすごい脳裏に焼き付いていて……。
(川島明)説明させてください。
(向清太朗)どういうことですか?
3時間、『意地悪ばあさん』の話
(リリー)いや、ほんまに川島さん、あれ勘弁してください。若手、誰もついていってなかったんすよ。『意地悪ばあさん』の話。
(川島明)いや、それだけ言うてたら、おかしい先輩やん、俺が。
(リリー)いや、おかしかった。あの日の川島さんは。
(盛山晋太郎)『意地悪ばあさん』でまず、なんすか?
(川島明)ああ、その世代か。
(リリー)俺は知っとったけどな。
(川島明)『意地悪ばあさん』っていう、元々ね、長谷川町子先生の漫画で。
(向清太朗)そうですね。『サザエさん』の長谷川町子先生の漫画です。
(川島明)ちょっと意地悪な……もうその名の通り、性悪な祖母。
(リリー)テレビでもやってましたよね。アニメで。
(川島明)そう。それが人気になって。で、元都知事の青島幸男さん。あの方がおばあさんの格好をして。いわゆるホームコメディ。それが『裸の大将』ぐらいのペースでやってたのよ。『意地悪ばあさん』って。で、俺とかくっきー!さんはモロ、その世代で。で、大阪・難波の飲み屋さんに集まりまして。まあ僕とか、笑い飯の西田さんとか、野性爆弾のくっきー!さん。
(リリー)(すゑひろがりず)南條さんとか。
(川島明)そう。それでアインシュタインのゆずるとも「1回、ご飯に行こうね」って言ってたからゆずるに来てもらったら、その芸人さんの話が広がって。和牛の水田くんも来てくれたり、リリーも来たり、南條も来てくれたり。で、「世代も違うけど、お笑いの話をしよう」って言って、そこで酔いが回って『意地悪ばあさん』の話を3時間したっていうだけで。
(向清太朗)いや、それがおかしい。
(川島明)いや、ここまで言わんとおかしいと思われるから。
(リリー)いや、それを聞いて、だいぶおかしいんですよ。
(盛山晋太郎)踏まえて。より、おかしい。
(向清太朗)「お笑いの話をする」って言っていたからね。
(川島明)いや、お笑いの話ですよ。
(向清太朗)まあ、『意地悪ばあさん』もそうですけど。
(盛山晋太郎)それで今、画像検索しましたけど。なんとなく見たことありますわ。これがそうですか?
(川島明)ああ、それは漫画の方ね。で、これを実写でやってたの。
(盛山晋太郎)こんなもん、3時間しゃべれます?
(川島明)いや、これをくっきー!さんがずっと言っててんもん。『意地悪ばあさん』のテーマを。
(リリー)なんか、僕もわかんないんすけど。「歌の入り方がいい」とか、そういう細かい話をずっと……。
(向清太朗)えっ、『意地悪ばあさん』の歌?
(リリー)いや、僕もわからないんすけど。
(盛山晋太郎)次の日の楽屋で、珍しく号外かのようにその話をしてて。「おい、聞いてくれ!」みたいに。
(リリー)初めて川島さんの弱みを握ったなって。
(川島明)いや、私の中でも誇りですよ。長所、長所! 向さんも知ってるでしょ?
(向清太朗)いや、僕は知っていますよ。
(盛山晋太郎)一世を風靡したんですか?
(向清太朗)一世を風靡した。
(川島明)すごい視聴率やったよ。『意地悪ばあさん』。20%、乗っていたよ?
(盛山晋太郎)なんでリリー、知ってんの?
(リリー)いや、アニメで昔、俺らが子供の時にやってたよ。ギリギリ。ドラマは知らないっすけど。
(川島明)アニメでやってたの?
(リリー)アニメでやってました。テレビで。
(川島明)それは知らんな。
(向清太朗)だから歌も「いじ、いじ、いじいじいじいじ……♪」
(川島・向)「意地悪ばあさん♪」。
(リリー)この歌についてずっと。
(盛山晋太郎)もう1個目のメロディーじゃないですか。
(川島明)だからこのリズムがすごくいいねっていう。「いじ、いじ、いじいじいじいじ……意地悪ばあさん♪」っていう。だいたいのひとくだりが終わったら、これが流れるのよ。
(向清太朗)ショートコントのブリッジみたいな。
(川島明)その青島幸男さん扮する意地悪ばあさんがなんか、よかれと思ってやって。それで泣いちゃうんだけども、実はもっと意地悪なことをしていたみたいなオチで。で、その後半になるともう1個、合いの手が入ってくるのよ。それが「いじ、いじ、いじいじいじいじ……意地悪ばあさん(バーバババー、バーバーバ、ばあさん♪)」って。
(リリー)ああ、これや! これ、ずっと言っとった(笑)。
『意地悪ばあさん』のテーマ
(川島明)これがすごくいいのよ。この「(バーバババー、バーバーバ、ばあさん♪)」っていうのが。
(盛山晋太郎)で、ケタケタ笑って?
(川島明)ケタケタ笑って。
(向清太朗)これを、3時間ですか?
(リリー)3時間です。
(川島明)もう深夜、大阪・難波。『LIVE STAND』前夜。3時間。
(盛山晋太郎)フェス前夜に? えっ、それは他にすゑひろがりずさんとかはどんな感じなの?
(リリー)かろうじて、南條さんは上やん?
(川島明)南條は知ってて。で、水田は帰った。
(向清太朗)フハハハハハハハハッ!
(川島明)もう、漫才の話がしたかったみたいで。で、そんなくっきー!さんとか俺らとか、あんまり飲みの席で一緒にならないっていうことで来てくれたんですけども。ゴロゴロを引いて、帰った。「こういうことやったらちょっと、契約はできません。明日、朝が早いんで」っていうことで帰りました。で、それをずっと、その「(バーバババー、バーバーバ、ばあさん♪)」の入り方をずっと。まあ、3時間って言うけど2時間40分ぐらいよ?
(盛山晋太郎)変わらんでしょう(笑)。で、やっぱり一番世代下のリリー、つらかったろ?
(リリー)つらかったよ。
(盛山晋太郎)僕、ネットニュースにもなりましたけど。骨折してたんですよ。で、喫煙所でくっきー!さんに「もりしも……」って誘っていただいて。「アキラと行こうと思ってんねんけど」って。でも僕、ほんまに折れたてホヤホヤやって。そんで『LIVE STAND』やったから「無理です」ってなって。ほんまにちょっとうらやましいなっていう感じやったんですけども。この話を聞いて「行かんでよかった」って。
(リリー)知らん世代やもんな(笑)。
(川島明)複雑骨折してたと思うわ。いや、でも楽しかってんけどな。
(リリー)いや、めちゃくちゃ楽しかったんですけど。そのなんというか、カオスな時間が多かったなって。
(川島明)なんであんなことになったんやろうな?
<書き起こしおわり>