米津玄師 一番かっこいい食べ物・ハンバーグチーズカレードリアを語る

米津玄師 一番かっこいい食べ物・ハンバーグチーズカレードリアを語る 菅田将暉のオールナイトニッポン

米津玄師さんが2022年3月21日放送のニッポン放送『菅田将暉のオールナイトニッポン』に出演。チーズカレードリアにハンバーグを乗せたものが一番かっこいい食べ物だと話していました。

(菅田将暉)メールが来てます。「米津さん、僕はハンバーグの鉄板に乗っているニンジン。別に好きじゃないけど、仕方なく食べてるんですが、これは義務野菜ですか?」。

(米津玄師)いや、ダメだね。まだ魂の位が低いね。

(菅田将暉)フハハハハハハハハッ! これは……ええっ、どういうことですか?

(米津玄師)めっちゃおいしいじゃん。ハンバーグの鉄板に乗ってるニンジンが一番ニンジンの中で……。

(菅田将暉)そこはうまいんかい!

(米津玄師)めちゃめちゃおいしいじゃん。おいしいって思わない?

(菅田将暉)ニンジンのグラッセね。いや、まあまあ……うん。おいしいとは思うよ。

(米津玄師)あんなん、ニンジンの中で一番おいしいよ。

(菅田将暉)いや、一番かな?

(米津玄師)一番おいしいよ。

(菅田将暉)ああ、そう? ごめん。俺、そこ一番ではないかな?

(米津玄師)俺、たしかにニンジンってあんまり好きじゃないんですよ。あんまり好きじゃないけど、ハンバーグの鉄板に乗った人参ってめちゃめちゃおいしいなと思ってて。本当に!

(菅田将暉)野菜、食えるやん(笑)。全然食えるやん(笑)。あのちょっと甘く煮たニンジンね。

(米津玄師)ハンバーグ汁がね、こう……。

(菅田将暉)じゃあさ、その横のブロッコリーとかは?

(米津玄師)ブロッコリーも大好き。

(菅田将暉)ああ、じゃあハンバーグ定食にすれば、なんでもいける?

(米津玄師)なんでもいける。めちゃめちゃ好き。

(菅田将暉)フハハハハハハハハッ! じゃがいもとかもいけるし。いんげんとかコーンとかも?

(米津玄師)だから本当に、もうこの世のありとあらゆる野菜はハンバーグを経由したら全部おいしい!

(菅田将暉)フハハハハハハハハッ! まあ、たしかに。あのソースでやれば全部うまいわな。たしかに。

ハンバーグ定食にすればなんでもいける

(米津玄師)わかってないよ、それは。

(菅田将暉)でも、(寿司の)ガリは?

(米津玄師)ガリはあんまり……。

(菅田将暉)なんで? なんでなんだろう?(笑)。あんまり変わらないと思うんだよなー。

(米津玄師)ガリはしゃらくさいよ。

(菅田将暉)しゃらくさくはないよ(笑)。じゃあ、ハンバーグ定食に、そこにガリがあったら?

(米津玄師)ええっ? 俺、もうわかんない。それはもう、わかんない。わかんない!

(菅田将暉)たぶんマズくはないんじゃない? 経由したら。

(米津玄師)なんかもう、演出によるね。演出。

(菅田将暉)ああ、なるほど。うまいこと馴染んでたら……。

(米津玄師)「私、ハンバーグ一派ですよ」みたいな形でガリがいてくれたら俺は「ああ、なるほどね。あなたはハンバーグの人なのね」って。

(菅田将暉)なるほど。「自分、寿司のガリっす!」みたいな感じでいられたらダメだけども。

(米津玄師)そうそう。「私、寿司です」みたいな感じで言われたら、ちょっとよくないかもなとは思う。

(菅田将暉)フハハハハハハハハッ! わかんねえよ(笑)。じゃあ、ハンバーグには、やっぱりおろし?

(米津玄師)ああーっ! うーん……たしかにね、おろしはいいですよね。

(菅田将暉)おろしポン酢に大葉とかが乗って……。

(米津玄師)ああー……ちょっとよくないな。でも、それは。

(菅田将暉)あれ? シソ・大葉系は?

(米津玄師)ハンバーグはチーズカレードリアが一番なんですよ。

(菅田将暉)なんて?

(米津玄師)チーズカレードリア。チーズとカレーが乗っかっているハンバーグが一番バカでかっこいいんですよ。わかります、この感覚?

(菅田将暉)フハハハハハハハハッ! すいません、ちょっと勉強不足で……。

(米津玄師)一番、もう本当に人間の快楽、直球みたいな感じでさ。チーズとカレーが乗っているハンバーグ! 「これ、誰もが好きでしょう?」みたいな形でやってるハンバーグ。

(菅田将暉)全部乗せのな。あいつがいっちゃんかっこいいんだと。

(米津玄師)そう。「私のこと、嫌いな人いないでしょう?」みたいな形でやっているハンバーグがやっぱり一番かっこいいんですよ。

(菅田将暉)なるほど。たしかに。それはわかるわ。

(米津玄師)だから、そのおろしポン酢とかね、そこで……「いや、ちょっとそこらへんのハンバーグとは違うんです」みたいな感じでやってるのはなんか鼻につくね。

(菅田将暉)フハハハハハハハハッ! つくか! 別につかんやろ? ハンバーグ、さっぱり食おうとしても。じゃあ、ポン酢はちょっとあれなんだ。

(米津玄師)ちょっと「うーん」かもしれない。

(菅田将暉)あれはちょっと斜に構えてる感じになっちゃうんだ。

(米津玄師)斜に構えてるのが一番よくないから。

(菅田将暉)ああ、なるほど。もう、むしろかっこつけろと。

(米津玄師)そうそうそう。

(菅田将暉)チーズとカレーオンで行けと。

(米津玄師)「私、誰もが好きでしょ? えっ、私のこと嫌いなの? そんなやつ、いるの?」って。

(菅田将暉)「嘘でしょう? 僕、こんなにかっこいいのに? なんで君、嫌いなの? 嘘でしょう?」って。

(米津玄師)そうそうそう。それが一番かっこいいよ。

(菅田将暉)なるほどな。じゃあもうメシ界であれが一番かっこいいわけ?

(米津玄師)ああー。でもたしかにそうかもね。

(菅田将暉)チーズカレーハンバーグ?

(米津玄師)チーズカレードリア。

(菅田将暉)ああ、しかもドリアか。

(米津玄師)ドリア。一番かっこいいかもしれない。

(菅田将暉)ああ、そうか。チーズ入ってるもんな。たしかにな。まあ、あれが一番かっこいいのか。

(米津玄師)そうね。あとケンタッキーぐらいかもね。

(菅田将暉)ああ、まあまあそうだね。揚げ鳥系はやっぱりうまいからなー。

(米津玄師)「えっ、私のこと嫌いなの?」っていう。そういうスタンスでね。

(菅田将暉)「今日、クリスマスだよ?」みたいな。そうかー。あれが一番かっこいいんだ(笑)。

(米津玄師)本当にかっこいい。願わくば、俺もそうなりたい。

「願わくば、俺もそうなりたい」(米津玄師)

(菅田将暉)なるほどな。違うんだな。

(米津玄師)なんかね、鼻につくよ。

(菅田将暉)寿司は鼻につくんだ。

(米津玄師)「お高く止まってます」って感じ、するじゃないですか。それはよくないですよ。

(菅田将暉)なるほどな。もうドーン、ドーン、ドーン!っていうあれが一番……(笑)。

(米津玄師)こんな話していていいんですか?(笑)。

(菅田将暉)いや、いいんですよ(笑)。ああ、ボチボチ? そんなことでもうボチボチ、お別れになってきました。

(米津玄師)しょうもねえ話しかしてねえけど(笑)。

(菅田将暉)はあ、面白い(笑)。でもその一番かっこいいとはなんとやらを聞けてよかったですよ。うん。何事においてもね、あるじゃないですか。

(米津玄師)ああ、たしかにね。

(菅田将暉)キング・オブ・ポップというか。

(米津玄師)キング・オブ・ポップね。マイケル・ジャクソンね。

(菅田将暉)あるじゃないですか。スタンダードこそポップというか。あ、メールです。「いや、誰が星野源のラジオに行こうとしてるんだよ? こいつ、このラジオがぴったりやろ?」(笑)。そうやぞ(笑)。

(米津玄師)だって、やめるんだからしょうがないじゃん(笑)。

(菅田将暉)言われてるぞ? 星野さんのところで「カレーチーズドリアが一番かっこいいだろ」とか言わねえだろ?

(米津玄師)いや、源さんだったら許してくれるでしょう?

(菅田将暉)まあまあ、許してはくれそうだな。

(米津玄師)今度、源さんのところに一緒に行こうよ。この話をするかはわかんないけどさ。

(菅田将暉)そうだね(笑)。あんまり変わらんことにもなりそうだけど。たしかにな。というわけで、この時間で米津玄師さんとはお別れとなってしまいます(笑)。

(米津玄師)おい、今週なんだったんだよ? マジで。なんかすげえ……。

(菅田将暉)メシの話(笑)。

(米津玄師)この5年間の積もりに積もった話とかしようと思ってたんですよ。

(菅田将暉)自分のせいでそうなってるんですよ(笑)。

(米津玄師)すげえなんか……いやー、よかったね。5年間、お疲れさまですって。

(菅田将暉)ありがとうございます。お疲れさまでした。4度も出ていただき。ありがとうございます。

(米津玄師)いやいや、すごい楽しかったですよ。

(菅田将暉)楽しかったですか。振り返ってみて。

(米津玄師)楽しかった。

(菅田将暉)よかった。

(米津玄師)最初の頃とか、本当に緊張してたけど。

(菅田将暉)そうね。してた。っていうか、言ってたよね。

(米津玄師)でも、なんかね一緒に関係値が深くなっていくにつれ、「楽しいな」って。

(菅田将暉)まあ、最初は俺も慣れてなかったしね。緊張はしてただろうし。まあ、逆にこっち目線で考えてよ? やっぱり「紅白の次にここに出る米津玄師と……どうすればいいんだ、俺?」みたいなのもあったから(笑)。普段の関係性は置いておいたとしても。

(米津玄師)そんなにね、なんかこういうところに出てくる時にはあんまりしゃべんないみたいな感じでやってきたから。やりづらかっただろうなとは思いますよ。本当に。

(菅田将暉)フハハハハハハハハッ! いや、別に「はいはい」とはやってはなかっただろうから。

(米津玄師)すごいね、本当に楽しかったし。なんかいい経験を一緒にさせてもらったなっていう感じはありますよ。

(菅田将暉)こちらこそ、そうですよ。

(米津玄師)ねえ。歴史の1ページに自分がいられるってことはすごく嬉しいことだなっていう風には思いますね。

(菅田将暉)いや、こちらこそですね。やっぱり1回、1回が濃かったしね。なんかその都度その都度……。

(米津玄師)もうこれで「デカレモン兄ちゃん」って呼ばれることはなくなるんだなって思うとね。

(菅田将暉)そうだね(笑)。まあ、そんなことももう言われないかもな。デカレモン兄ちゃんって言われたのを喜んでたからね(笑)。

(米津玄師)フフフ、もうこれ以上ないから大丈夫(笑)。

もう「デカレモン兄ちゃん」と呼ばれることはない

(菅田将暉)そうだね。まあまあ……またね、そんな機会が作れるようにしたいですけどね。

(米津玄師)すごい楽しかった。マジで。

(菅田将暉)いや、こちらこそ。ありがとうございました。というわけでお別れに1曲、曲紹介をちょっとお願いします。

(米津玄師)じゃあ最後の一言で。米津玄師と菅田将暉で『灰色と青』。

(菅田将暉)今日のゲストは米津玄師さんでした。ありがとうございました!

(米津玄師)ありがとうございました。

<書き起こしおわり>

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