錦鯉のお二人が2022年1月6日放送のニッポン放送『錦鯉のオールナイトニッポン』の中でM-1グランプリ優勝後に生じた変化についてトーク。街で一般人により一層声をかけられるようになったというまさのりさんと、相変わらず全然気づかれない渡辺さんが対照的な話を披露していました。
『#錦鯉 のオールナイトニッポン』
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— オールナイトニッポン (@Ann_Since1967) January 6, 2022
(渡辺隆)ということで、M-1を優勝したんですけども。
(長谷川まさのり)去年まで……優勝する前まではやっぱりテレビに出させていただくことによって、道を歩いていてもたまに気づかれることがあって。その時に「あっ、錦鯉だ!」とか「長谷川さん!」とかっていうのがあったんですけども。M-1優勝後はその第一声が「おめでとうございます」に変わって。ねえ。一緒に道とか歩いていたらさ、あるでしょう?
(渡辺隆)俺は1人で歩いている時はまだ1回もされたことがない。
(長谷川まさのり)ええっ? 優勝後も?
(渡辺隆)うん。俺、全仕事に電車で行っているから。今。
(長谷川まさのり)それでも指さされたり、気づかれたりしない?
(渡辺隆)全くない。「邪魔だ」って言われたよ。1回、電車降りる時に(笑)。「すいません」っつって(笑)。
(長谷川まさのり)すごいね。その街への溶け込みよう。
まさのりさんがいないと気づかれない
(渡辺隆)まさのりさんと2人でいて、やっとだよ。普通にさ、この間、ロケをしていて。スーツをお互いに着ていて。まさのりさんがおばちゃんにさ、「ああっ、あの人だ、あの人だ! 写真、撮って!」って言われて。で、そのおばちゃん、俺にスマホを渡したからね?(笑)。
(長谷川まさのり)すごいね。やっぱり気づかれないんだね。それも能力のひとつだね。
(渡辺隆)だから俺、1日に3人に気づかれたら、それからはタクシーで移動しようと思っているから。
(長谷川まさのり)ああ、自分の中で決めているんだ。だって、俺なんてさ、マスクをして、帽子をかぶっているのに気づかれるからさ。
(渡辺隆)なんでだろうね? 口が開いてる? でも、マスクしているか。
(長谷川まさのり)マスクしているから。この間、タクシーに乗ってそのタクシーの運転手さんに「いやー、お客さんを乗せるの、2回目ですよ」って言われて。過去に僕を乗せたことがあったらしいのよ。「優勝、おめでとうございます。私、お笑い大好きで……」って。その方、俺よりも明らかに年上なんだけど。「テレビで見ました。アナザーストーリーも見ました。女房も号泣で。私もね、いい歳なんですけども、いろいろとがんばっていこうと思うことがあるんですよ」みたいな。
興奮してずっとしゃべってさ。熱い話を。で、「サインをしてください」って手帳を渡されて。「えっ、隆……相方がいないですけど、いいですか?」「いいです、いいです」って。それでサインをバーッと書いてさ、「ありがとうございます」って。俺も嬉しくて。そんな風に「感動した」って熱く言ってくれるからさ。で、サインをしたらその人が「端の方に『なせばなる』って書いてください」って。そんなこと、言ったことも書いたこともないのに。
(渡辺隆)そんな言葉すら知らないのにね。
(長谷川まさのり)知らないよ。そうそう。それで「わかりました」って「なせばなる」って書いて。「ありがとうございます。額縁に入れて飾ります」って。いきなり俺の格言というか、座右の銘みたいなのを決められちゃって。
(渡辺隆)まさのりさんが「なせばなる」って言っているみたいなサインになっちゃった?(笑)。
(長谷川まさのり)そうだよ。俺が「なせばなる」って。だから書かされて。そうそう。だからそんなことがあったと思えば、僕が普通に家を出て最寄りの駅へ向かって太い道を歩いていたらさ。
(渡辺隆)なんだよ、「太い道」って?
(長谷川まさのり)メインの道を歩いていたら、横の細い道から知らない人がパーッと入ってきて。普通だったら「あっ、錦鯉だ」とか「おめでとう」とか言うならわかるけど、その人はいきなり普通に自然に僕と並んで。「いやー、忙しいですか?」って。知らない人が話しかけてきてさ。「いやいや、おかげさまで……」って。
(渡辺隆)すげえじゃん(笑)。
(長谷川まさのり)「テレビでいつも見てますよ」「ああ、ありがとうございます」なんて。もう行き先、駅は一緒だからさ。ずっと2人で待ち合わせしたみたいな感じで歩いてさ。「いやー、有吉さんが大好きなんですよ。有吉さんの番組、全部見ているんですよ」「ああ、そうなんですか」「がんばってくださいね」みたいな話をして。で、駅の改札のところまで行って、俺は「学校、がんばってね」ってその人に声をかけたら「いや、僕は社会人ですよ」って言われて。下が黒いズボンに上が白いシャツだったから俺、学生かと思ったの。そしたら社会人でさ。童顔の社会人だった。
(渡辺隆)なんだ、その話は?(笑)。童顔の社会人だった話だったの、今?(笑)。
(長谷川まさのり)そうだよ。それで改札でわかれてさ。その知らない人と。もうずっと5分ぐらい話をして。友達みたいな感じで。
(渡辺隆)もう、頼むから童顔の社会人だった人の話、すんな(笑)。
(長谷川まさのり)なんかね、街とかでも声をかけられることが……。
(渡辺隆)そんなオチだなんて、思わないよ。こっちは。
(長谷川まさのり)いやいや、僕の勘違いだったんだけども。
(渡辺隆)いやいや、でも羨ましいよ。まさのりさん、そんな有名人気分を味わえて。
(長谷川まさのり)いや、だって隆なんて帽子、かぶってないもんね。
(渡辺隆)俺は仕事帰りさ、テレビ局からタクシーを用意してもらって帰る時。タクシーの運ちゃんもわかっているわけでしょう? まさのりさんだって。
(長谷川まさのり)気づかれる。
(渡辺隆)俺なんてテレビ局から出てタクシーに乗って、運転手さんがちょっと走り出してから「あなた、なにをしている人?」って言われたからね。
(長谷川まさのり)へー! テレビ局から出てきて? で、なんて答えたの?
(渡辺隆)「編成部の部長を……」って(笑)。
(長谷川まさのり)いやいや、なんでそこでわざわざ、自らそんな……(笑)。
(渡辺隆)「編成局のものです」って(笑)。
(長谷川まさのり)普通に「芸人です。錦鯉、やってます」って言った方がいいんじゃないの?
(渡辺隆)なんか恥ずかしいじゃん。そんなの。ちゃんと俺は顔をさされたいから。
(長谷川まさのり)ああ、自ら名乗るんじゃなくて?
(渡辺隆)ないよ。俺、まさのりさんと一緒にいない時。
M-1当日、マネージャーに間違えられる
(長谷川まさのり)俺もなにがびっくりしたってさ、マネージャーに間違えられたところを本当にちゃんとカメラに収められていたじゃん? アナザーストーリーかなんかでね。本当なんだなって思って。
(渡辺隆)俺、M-1の日はないと思っていたよ。あれ、M-1の日、当日よ?
(長谷川まさのり)いや、すごいよ。
(渡辺隆)ただ本当にあの警備員はちゃんと仕事をしているなっていうことよね。
(長谷川まさのり)ああ、任せられるというかね。
(渡辺隆)「怪しいやつは入れない」っていう気概をちゃんと持って。ちゃんとしていた。
(長谷川まさのり)プロ。プロとしてよかったんじゃないですか?
(渡辺隆)よかったでございますよ。本当に。
<書き起こしおわり>