東野幸治とビビる大木 イングヴェイ・マルムスティーンとジョン・ディーコンを語る

東野幸治とビビる大木 イングヴェイ・マルムスティーンとジョン・ディーコンを語る 東野幸治のホンモノラジオ

東野幸治さんとビビる大木さんが2021年12月31日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオSP~俺たちの紅白歌合戦~』の中でイングヴェイ・マルムスティーンとジョン・ディーコンについて話していました。

(東野幸治)さあ、メールを一通紹介します。「こんばんは。東野さんの世代ではないんですが、イングヴェイ・マルムスティーンって知っていますか? たぶんビビるさんは知っていると思います。大阪のフェスティバルホールの公演に行った時ですが、速弾きギタリストなのにライブでは速弾きはあまりせず、ギターソロのパートになるとギターを回したり、双眼鏡を持ったギターキッズに『声を出せ』と煽ったりしていたのですが……火気厳禁のフェスティバルホールのステージでタバコに火を付けては客席に投げ、また火を付けては客席に投げ。それを見て客は喜ぶという今では信じられないすごい人です」という。

(ビビる大木)そうです。

(東野幸治)そうなんですか? パフォーマンスが。

(ビビる大木)イングヴェイ・マルムスティーンという本当に……この人も結構な暴れん坊で。そういう人なんですよ。

暴れん坊 イングヴェイ・マルムスティーン

(東野幸治)いいよね。暴れん坊とか。日本におったら困るけど、海の向こうの国で暴れん坊のバンドがいてるってちょっとワクワクするというか、対岸の火事じゃないけども。

(ビビる大木)この人も「今回、俺はいいボーカルを見つけた。こいつとアルバムを作る!」って。で、レコーディングが終わってアルバムが発売した瞬間に「よし、あいつはクビ」っていうパターンです。気に入らない。もうギターが王様、自分が王様ですから。

(東野幸治)そういう意味で言うと、もっと日本のギタリストも慇懃無礼でいいような気もしますよね。なんとなく、ボーカリストが慇懃無礼みたいなイメージが強いですけども。だからX JAPANのYOSHIKIさんがドラムだったりピアノを弾いていらっしゃいますけども。あれのギター版ってなかなか……そうですよね。いてない。

(ビビる大木)X JAPANはちょっと変わっていましたもんね。ライブでドラムが一番前に来るっていう。見たことなかったですから。ああいうバンドは。

(東野幸治)そうそう。で、LUNA SEAの真矢さんも影響されて、わけわからん360度回って叩くみたいなのをやりだすんですよ。でも、結果それはいいじゃないですか。前に前に行って。で、お互いがライバルっていうか、お互いが目立つぞ、みたいなんがいいじゃないですか。で、ベースは常に弾いているみたいな。ベースが前に出てきたら、もうおしまいでしょう?

(ビビる大木)そうですね。まあ、クイーンもやっぱりベーシストが。

(東野幸治)ジョン・ディーコン。

(ビビる大木)ジョン・ディーコンがやっぱり常に弾いていましたもんね。

(東野幸治)ジョン・ディーコン……俺もファン歴が長いですけども。彼の喜怒哀楽、見たことないですよ(笑)。

(ビビる大木)もう全部、言われたことを「よし、やる。よし、やる。よし、わかった」って。プロですね!

プロ中のプロ、ジョン・ディーコン

(東野幸治)あれがプロ! 俺とかビビるくんがね、番組のスタッフさんから「この内容でお願いします」って……ジョン・ディーコンの気持ちで。「俺たちに感情なんかないんだ。スタッフがやりたい番組を100%やる。それが俺たちの仕事」って。常に心にジョン・ディーコンを。

(ビビる大木)そうです。常に心に……。

(東野・大木)ジョン・ディーコン!(笑)。

(ビビる大木)すごいな、これ(笑)。

<書き起こしおわり>

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