星野源とシソンヌ長谷川 FRUITYを語る

星野源とシソンヌ長谷川 FRUITYを語る 星野源のオールナイトニッポン

シソンヌのお二人が2021年12月14日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』に出演。リスナーからの質問「普段、聞いている音楽は?」について回答する中で、FRUITYについて話していました。

(長谷川忍)(ギターが)流行ってましたよね。それこそ、フライングVとかもすげえみんな好きで。フライングVっていう響きだけよく聞いてましたもん。速弾きがすごい好きなやつがいて。そいつ、すげえダサかったやつなんですけど、でもギターだけは大好きで。ミスター・ビッグとか、それこそ貸してくれるんですよ。CDを。だからそっちのロックなんかはちょこちょこは聞いてたんで多少、わかりはするんですけど。だから、いろんなのが学校にはいましたね。ヒップホップのやつも、ダンスのやつもいれば、ロックのやつもいて。僕らの場合はメロコアっていうのも流行りだしていて。

(星野源)ああ、そうですね。ちょうど、完全にそうですね。

(長谷川忍)で、ブランキーとかね、そっちの方が好きなやつもいれば……みたいな。なんか、面白かったですけどね。そいつらから情報をもらって。「こういうのもあるよ」って返して。お互いに物々交換で情報を教えて、みたいな。

(星野源)たしかに、たしかに。なんか本当にいろんなのが混在してましたよね。たしかに。僕もちょうどそのハードロック的な方向から、エアジャムが流行りはじめて。ハイスタがすごい流行って。で、僕はどちらかと言うとハードコアの方にちょっと行って。スイサイダル・テンデンシーズとかが好きで。

(長谷川忍)懐かしい! 懐かしいですねー。

(星野源)あとは、日本のイースタンユースとか。なんかそういうのがすごく好きになったりとか。

(長谷川忍)イースタンユース、レコード持っていますわ。

(星野源)そうですか。えっ、レコードで? CDじゃなくてっていうこと?

(長谷川忍)レコードも当時、流行っていたんですよ。パンクロックとかメロコアのレコードもちょろっと出すんですよ。それがみんなほしくて。僕も高校だったんすけど、名古屋まで買いに行ったりとかしてましたね。ちょっとレアになっていて。

(星野源)スカコアとか、メロコアとかで。FRUITYとか。

(長谷川忍)FRUITY!

(星野源)FRUITY、わかる!?

(長谷川忍)FRUITYのCD、めちゃくちゃレアで。

(星野源)そう、わかるわかる!(笑)。

FRUITYをAppleMusicで探す

(長谷川忍)FRUITY、俺、いまだにAppleMusicで入れるんですけど、やっぱり出てこないっすね。「ああ、FRUITYはまだ入らねえか」って思って。「HUSKING BEEまで行ったから、行けないかな?」って思ったんですけど、行けないんですよ。「行けないか。FRUITYは無理か」って思って。

(星野源)アハハハハハハハハッ!

(長谷川忍)見に行ってましたよ。ライブとか、めちゃめちゃ行ってたっすよ(笑)。

(星野源)FRUITYの話ができるとは(笑)。

(長谷川忍)FRUITY、大好きで。僕の周りで1人しか、そのCDを持っていなくて。そいつに聞かせてもらって、MDに録ってもらって。FRUITY、超好きでした。

(星野源)僕も完全にそうでしたね。自分では持っていなくて。なんか、スプリットの2曲だけしかないとかね。あったんですよね。

(長谷川忍)そうなんですよね。懐かしい! だから、いまだに持ってますよ。ハイスタとか、POTSHOTとかのレアなCDとか、取っておいてあります。

(星野源)あと、LIFE BALLとかね。

(長谷川忍)ああ、そうです、そうです! 取っておいてありますよ。めちゃくちゃ取っておいてありますよ。いまだに。

(星野源)素晴らしい(笑)。でも、貴重ですよね。マジで。やっぱり今、サブスクに上がらないのとか全然ありますし。

(長谷川忍)そうなんですよ。だからBACK DROP BOMBのやつとかも。あと、BRAHMANの初期のやつとかも取っておいてあります。

(星野源)BRAHMANとBACK DROP BOMBのスプリット、ありませんでした?

(長谷川忍)ありました。それも取っておいてあります。全部取っておいてあります。BRAHMANに関しては俺、7インチのレコードも取っておいてあります。

(星野源)マジっすか!

(長谷川忍)1回、TOSHI-LOWさんに会ってな。あの時に俺、すげえ嬉しかったんですけど、じろうが謎の絡まれ方をしてて。ちょっと怖かったっす(笑)。TOSHI-LOWさん、酔っ払っていて。ずっとじろうがこうされながら……(笑)。

(星野源)首のあたりを掴まれて?(笑)。

(長谷川忍)「このへんでなんかあったら、言ってくれよ?」とかって(笑)。TOSHI-LOWさん、体もデカいし怖えなって思って。感動しましたよ。

(星野源)あの世代の人たちはみんな、魅力的だし。でもなんか近寄れないっていうか。

(長谷川忍)そうですね。やっぱりいまだに……懐かしいなー。

(星野源)FRUITYのボーカルのサイトウさんが後にYOUR SONG IS GOODっていうグループを組んで。

(長谷川忍)ああ、そうなんですね!

(星野源)で、キーボードを弾いていて。で、僕はそのレーベル、カクバリズムっていうのがあって。そこにSAKEROCKで入って。

(長谷川忍)ああ、そういう流れがあるんですね! 僕、そのへんは追えてないんですよ。

(星野源)ああ、そうかそうか。でも、そうですよね。ハードコアとかメロコア、スカコアでもなくなっていて。

(長谷川忍)そういうの、聞かなくなっちゃってっていうのもあって。

(星野源)で、FRUITYの復刻をその角張さんっていう人がして。CDとかにして。

(長谷川忍)懐かしい……。

(星野源)僕もいまだに聞き直しますし。

(長谷川忍)フジタっていうやつしか持ってなくて。フジタがそれを自慢してくるんすよ! ほしくて、ほしくて……。

(星野源)アハハハハハハハハッ! いいですねー(笑)。イングヴェイ・マルムスティーンとFRUITYの話、最高ですよ(笑)。

(長谷川忍)誰が知ってるんだよ?っていう話をしていますよ(笑)。

(星野源)いや、俺が知っています!(笑)。ありがとうございます。こんな話ができるとは……。

(長谷川忍)世代のおかげっすね。

(星野源)本当っすね(笑)。

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(長谷川忍)よかったです。ここにみちょぱがいたら、ボーッとしているだけで終わりますからね。「おじさんが何を言ってんの?」って。

(星野源)そうっすね(笑)。でも、反応は見てみたいですけどね。

(長谷川忍)ついてきてくれないでしょう(笑)。

<書き起こしおわり>

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