星野源と荻上チキ 選挙で投票する候補者の選び方を語る

荻上チキ 好きな味噌汁の具を語る 星野源のオールナイトニッポン

荻上チキさんが2021年9月21日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』にゲスト出演。星野源さんと選挙で投票する候補者を選ぶ際の考え方を話していました。

(星野源)あと、これも選挙の……まあ、自民党の総裁選もありますし、衆議院議員選挙もありますし。

(荻上チキ)シーズンですからね。

(星野源)メールがいっぱい来ているので読みます。札幌市の方。「選挙でこれといった魅力のある候補者がいなくて誰にも投票したくないけど、国政は変えたいから選挙に行きたいと思った時に、チキさんならどうしますか?」。

(荻上チキ)うーん。そうですね。現状維持でいいなら、投票に行かなくてもいいと思います。でも、現状を変えたいのであれば、投票に行って現状の議員じゃない人に入れるとか。あとは、僕はこれまで最高の議員に1人も投票したことがないんですよ。最高の候補者。「ぴったりだな!」っていう人って、いたことがないです。でも、投票には行きますね。

(星野源)自分と考え方とか、「こうしたらいいのに」っていうところを全部クリアしているというか。そういう議員さん、候補者は今までいなかったっていうことですね。

(荻上チキ)そうですね。選挙というのは「よりマシ」を選びに行く場所なので。だからマイナス50点の候補者とマイナス30点の候補者がいたとしたら、じゃあマイナス30点の方を選ぼうかっていう。そういったような感覚でいいと思いますよ。

選挙は「よりマシ」を選びに行くもの

(星野源)その言葉に勇気をもらう人はめちゃめちゃいると思います。「選挙というものは、よりマシを選ぶということでいい」っていう。やっぱり何か、「変えたいって思うんだったら、すごくちゃんと自分が信じている人に投票をしなきゃいけないんじゃないか?」って思う人も多いと思うんですけど。そうじゃなくて、いろいろ調べて。その人がどういうこと言ってるのか。今までどういう実績があったのか。この人はこうで、この人はこうで……って調べた中で、「まあ、この人が一番いいのかな? 自分に合ってるかな?」っていう。そういう人を選ぶということでいいってことですよね?

(荻上チキ)はい。

(星野源)それですごく、何もしないとか。なんかそれで自分が無責任に感じちゃって……よくわからない人に入れるとか、自分が信じきれていない人に票を入れるのは無責任に感じちゃって、結果的に投票をしないよりかは、よりマシな人に投票する方がいいということですよね?

(荻上チキ)そうですね。絶対に投票したら責任が芽生えると思うので。自分が投票した人がロクでもない人だったら、次の選挙ではその人に票を入れないじゃないですか。

(星野源)そうですね。すごい後悔しますしね。

投票をしたら責任が芽生える

(荻上チキ)「次に入れない」という責任をその後に果たせばいいと思いますね。

(星野源)うんうん。その1回で終わるんじゃなくて、ということですよね。ありがとうございます。

<書き起こしおわり>

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