東野幸治 Ed Sheeran『Thinking Out Loud』を語る

東野幸治 Ed Sheeran『Thinking Out Loud』を語る 東野幸治のホンモノラジオ

東野幸治さんが2021年8月13日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中でEd Sheeran『Thinking Out Loud』を紹介していました。

(東野幸治)さあ、そういうわけで今回の洋楽曲ですけども。いろいろと考えまして。夏に合う曲。この番組としては本当に最前線の今、一番イギリス人で曲を書いて歌って、一番ヒットする人。エド・シーラン。現在30歳。調べたらまだ30歳。ほぼアコギでやっていて。16、7からもう路上でやっていて。なかなか最初は目が出なかったんですけども、めきめき頭角を現していって。

アルバムが一番最近の以外のアルバムは最初に出したのが『+』。最初、なんのことかわからなかったけども『+』っていう。で、その次が『×』。それで「ああ、これは数学の足し算や引き算のことなんや」って思って。その次が『÷』なんですよ。で、『Shape Of You』は『÷』に入っているんですよ。『÷』も英語での言い方があると思うんですけども僕の中では「ああ、割り算や」って思って。

『Shape Of You』は割り算

割り算がものすごい大ヒットしたけども、その前の2014年のかけ算でイギリスとかアメリカでもう1位になっていて。つまり、その前の2011年の足し算のデビューアルバムで既にヒットしていて。で、かけ算で爆発的にヒットして。世の中に知れ渡って割り算でエド・シーランとか、普段洋楽を聞けへん人まで聞くようになって。で、その割り算のアルバムを演奏するライブツアーで世界で815万人が来て。めちゃくちゃ来て。

たぶんそれでアーティストのワールドツアーの動員の記録を塗り替えていると思うんですよ。極端に言うたら、ベーシックにはアコギを弾いて、ペダルで何回も何回もその場で録音をして。録音をして録音をして曲を作っていくっていう原始的なやり方。みたいな人のライブツアー。もちろんバンドをいっぱい組んでやるねんけど、それが世界で一番の動員記録を作って。なおかつ、アジアのところ。アジアの10ヶ国ぐらい回るんかな? そこのオープニングアクトは「友人のONE OK ROCKが務める」みたいに書いてあって。「えっ、友人なん?」って思って。

(東野幸治)で、この『ホンモノラジオ』ではずっと洋楽の話をしていて。昔の僕が10歳や12歳の頃の話をしているじゃないですか。で、だいたい出てきたんが売れて、酒を飲んで、女を抱いて、ドラッグに手を出しておかしなって。ちょっと10年ぐらい鳴かず飛ばずで復活するみたいな話、するじゃないですか。エド・シーランだけですよ。全然、地に足のついた生活をしていて。

売れてから、スターになってから、幼馴染の女性と結婚するんすよ。ほんで、シャイな性格で。なおかつ、ちょっと見た目的に「鼻眼鏡」みたいに揶揄される時があるんですよ。それがSNSで「歌はいいけど、顔はね」みたいな誹謗中傷みたいなのが出た時があるんですよ。その時はちょっと「かなしいよね……」って落ち込んだりするっていう、すごいシャイな人なんですよ。

なおかつ、ジャスティン・ビーバーとかテイラー・スウィフトとかエミネムとかとフィーチャリングコラボしたりして。意外と音楽関係の友達も多いっていうところで。どうやらこのまま、ドラッグとかそんなんもせず、ちゃんと真っ当に音楽の道を歩んでいくであろうエド・シーランのそのかけ算の方のアルバムのヒットシングルを今日はかけたいと思います。エド・シーランで『Thinking Out Loud』。意味は全くわかりません。張り切って、どうぞ!

Ed Sheeran『Thinking Out Loud』

<書き起こしおわり>

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