井上康生とDJ SOULJAH 地元・宮崎と柔道を語る

井上康生とDJ SOULJAH 地元・宮崎と柔道を語る DJ SOULJAH PRIMECUTS RADIOSHOW

井上康生さんが2021年5月15日放送のJOY FM『”PRIMECUTS” RADIOSHOW』にゲスト出演。DJ SOULJAHさんと地元・宮崎や柔道について話していました。
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(DJ SOULJAH)さっそくご紹介しましょう。記念すべき初回ゲストは、シドニーオリンピック男子柔道100キロ級金メダリストで柔道全日本男子監督の井上康生さんです。こんにちは!

(井上康生)よろしくお願いします。

(DJ SOULJAH)ありがとうございます。固い挨拶で……(笑)。

(井上康生)ねえ。もう、やめましょうよ(笑)。

(DJ SOULJAH)すいません。お忙しい中。

(井上康生)そんなこと、ありません。SOULJAHくんの記念すべきラジオの初回ゲストに呼んでもらうことをとても嬉しく思ってましたし。前からプライベートとかでも食事をする機会があって。その時も熱く宮崎愛を語っていて。「なにか少しでも貢献したい」という話をされていたんで。こういう形で実現されて「おお、すごいな」と。かつ、そこに自分も呼んでもらって。すごく嬉しい気持ちで今日を迎えております。よろしくお願いします!

(DJ SOULJAH)よろしくお願いします! もう説得力が全然違うんで(笑)。

(井上康生)そんなことないですよ(笑)。

(DJ SOULJAH)来ていただけるだけで嬉しいです。簡単にリスナーの方に説明すると、僕と井上康生さん……「康生くん」と呼ばせてもらっているんですけども。康生くんとは地元が一緒で。康生くんが小・中学校の先輩にあたるんですけども。小学校の頃からもう地元のスーパースターで。地元の誇りというか。僕の実家って、元々大宮のあたりでスーパーやってたんですよ。で、そこにたまにお母さんが来られていたみたいで。まあ、うちの家族の自慢としては、食材を売ってたりしてたので。「井上康生くんの強さの秘密はうちの食材だ」みたいな(笑)。

(井上康生)いや、間違いないでしょう。やっぱりこれ、我々はスポーツやるにあたって……これは生きるにあたってもそうだけど。やっぱり体って絶対に必要な要素で。やっぱり子供の時にどれだけ自分自身の基本的な土台みたいなものを作れるか?っていうことがすごく重要なポイントだと思うんですよね。ですから、その時にやっぱりね、母親を通じて。いろんな人たちの協力のもとで美味しく、かつ栄養のある食事を作ってもらったからこそ、この体が出来上がったということは言えますし。それで金メダル取って、また全日本の監督をさせてもらってるのは、もう……様様ですね。くれぐれもよろしくお伝えください(笑)。

(DJ SOULJAH)もう、うちの家族も大喜びだと思うんで(笑)。もうこれで大丈夫です。ありがとうございます(笑)。

(井上康生)それでまた、友人から「海外から帰ってきて活躍している、頑張っている小・中学校の後輩がいる」っていう話を聞いて。改めて会わせてもらって。その活動だとか、今回のラジオもそうですけど。もう着実にいろんな力をつけて頑張ってるSOULJAHくんの姿には、私も本当に大きなエネルギーをもらってますね。

(DJ SOULJAH)ありがとうございます。もう、感無量でございます(笑)。それこそ最近は全然お食事とかも……前は年に1、2回、康生くんといろいろ段取りしていただいてお食事に行っていたのも、最近はこのコロナ禍というのもあって全然行けてなかったので。番組でちょっとゆっくり話しつつも……食事会の時だと、フランクな話が多くて。改まってこういう質問とかって、なかなかしないじゃないですか。なので、ちょっと番組で軽くサラッと触れていければと思います。

(井上康生)また違う味がありますよね(笑)。まあ、食事会だとか、そういうところではまた違う楽しさがあるし。で、改めて仕事を通じていろんな話ができるっていうのはまた違う気持ちで今、この席に座らせてもらっていますよ。

(DJ SOULJAH)ありがとうございます。僕も嬉しいです。じゃあ、早速質問というか、ちょっとお聞きしたいのが、最近またご時世。コロナ禍でなかなかライフスタイルが……僕らもなかなかお会いできなかったりすることも含めて、ライフスタイルが変わってきてると思うんですけど。率直に今、どんな感じでお思いかな?っていうのが気になっていまして。

(井上康生)そうですね。やっぱりコロナ禍の中では本当に様々なことが大きく変化してきてるんじゃないかなという風に思います。まずひとつ、自分自身に言い聞かせているのは、その変化というところにどれだけついていけるか。それを持った上でやっていく。では、その変化についていくためには何が必要か?って思った時、やはり柔軟性というものがものすごく必要で。その柔軟性を持つことによって対応力も変わってくるっていう風に思うんで。そこを意識しながらやっていますし。

いい意味で……今、自分自身は代表監督として仕事を歩んでいる部分があるんですが。プラスアルファで充電というか、より自分を成長させる時間なんかもいい意味でいただいてる部分もあるんじゃないかなっていう風に思いますから。そういうところをひとつひとつ、積み重ねていきつつ、日々を送ってる部分ていうのがあるかなという風に思います。まあ、さっきの柔軟性っていうところにおいても、これまではある程度、計画性を持った上でひとつひとつ積み上げ、実行していった部分があるんですけど。今は、SOULJAHくんもたぶん同じだと思うけど。リスケの連発でしょう?(笑)。

(DJ SOULJAH)そうですね……。いまだかつてないことではあるんですけど。まあ、決まっては、ばらし。決まっては、ばらしっていうのがずっとこの1年……もう1年半ぐらいになるのかな? 保留のままずっと続いて「やっぱりキャンセル」っていうのが現在も続いていますので。

(井上康生)ねえ。だからそのリスケの連続の中で、前までは計画をすることにすごく時間を割いたりしてやっていた。でも、今はもうそれが実行できないことも当たり前だっていう風に頭を切り替えるようになったので。物事を、もちろんいろんなことを突き詰めて、時間をかけて準備するんだけれども。あまりにも、それに一喜一憂しすぎてしまうと、やっぱりショックが大きかったりだとか。時にイライラしたりだとか。時には感情的になってしまうことが出てくるので。そうならないように。そこはもう、そういう世界なんだっていうことを自分に言い聞かせながら日々を送っている部分もあるかなという風には思うところがありますよね。

(DJ SOULJAH)なるほど。本当にそう思います。

(中略)

(DJ SOULJAH)本日のゲストはシドニーオリンピック男子柔道100キロ級金メダリストで柔道全日本男子監督の井上康生さんをお迎えしてお話を伺っています。

(井上康生)よろしくお願いします。

(DJ SOULJAH)ここでは番組に寄せられたメッセージを読んでいきます。ラジオネーム「ハシリク」さん。「大学に通う現役の柔道選手です。監督に質問です。いろんな場所へ出向いて選手を見られていると思いますが、代表選手に限らず、気になった選手への声がけ。チームの監督とかコーチへのアドバイスなど、そういうのもされるのでしょうか?」という現役の柔道選手の方。リクさん、ありがとうございます。

(井上康生)そうですね。時にいろいろ声をかけることもあれば、時にはその練習の風景というか、取り組みのところだけを見て帰ることもあり。状況に応じては、そこの所属の先生方や練習パートナーの方等々と意見交換をしながらその選手の状態を見たりだとか。そういう形でいろいろと使い分けている部分はあるかなとは思います。

(DJ SOULJAH)なるほど。

(井上康生)なのでひとつはコミュニケーション……選手とのコミュニケーションもそうだし、あとはその諸々の情報の収集というところを考えた上で、たとえば次の大会に向けてどういう風な形をしていくのか。また先の本戦に向けてどういう風な準備をしていくのか。また、その選手をより伸ばすためにはどうすればいいのかというような考えのもとで、そういう風なことはやっていますね。でも、やっぱり自分自身、まだまだと思いますよ。

(DJ SOULJAH)ああ、本当ですか?

(井上康生)全然……やっぱり今、冒頭でも言った通り、時間を有意義に使うために、いろんな情報を集めたり。たとえば本を読んだりとか、人の話を聞きに行ったりだとかということをしているんですけど。いやー、自分自身はやっぱりまだまだだな。何もわかってねえなっていうことをすごく、また最近感じることが多いんで。やっぱり日々ね、我々っていろんなものがアップデートされてるし。別に、その新しいものだけを求めるっていうつもりはないんですけど。でも、やっぱりその時代に応じた、またその選手に応じたやり方っていうものは常に学び続けないとできないものだなっていうのはすごく痛感をしてますね。

(DJ SOULJAH)もう「日々精進」なんですね。そのへんの指導に関しても。先ほど、ちょうど柔道の話が出たんで、せっかくなんで柔道のお話もお伺いしたんですけれども。お子さんは柔道ってやられていらっしゃるんですか?

(井上康生)やっていますよ。軽く。

(DJ SOULJAH)SNSでは見させてもらっているんですけども。

(井上康生)ありがたいことに、そこの道場の先生が本当に子供たちに柔道の楽しさとか面白さ、意味というものをしっかりと教えてくださっているので、子供たちは楽しみながらやっていますよね。

(DJ SOULJAH)元々はどちらかがお勧めされたんですか? 「柔道をやってみたら?」みたいな。

(井上康生)僕は一切言っていないんですけども、妻が今、お世話になってる道場の先生のスタイルを見て。「素晴らしいね」って。別に私みたいなトップの選手になるとかならないとか、そんなのは全然どうでもよくて。なにか柔道を習わせることによって人との関係性とか繋がりとか思いとか礼儀だとか。あとはまた、体が強くなってもらえればなっていうぐらいの感覚で始めてはいるんですけどね。

(DJ SOULJAH)じゃあ、帰ってきた時にちょっとそういう柔道の話なんかも、たまには?

(井上康生)します、します。子供たちが質問とかしてくるので。

(DJ SOULJAH)へー。なんかいいですね。その関係も。

家族のコミュニケーションツールとしての柔道

(井上康生)そうですね。家族のね共通の趣味っていうか。繋がりを持てるものなんで。すごく、一種の家族のコミュニケーションツールじゃないけども。それのひとつとして置いている部分もありますけどね。

(DJ SOULJAH)本当に素敵だと思います。

(井上康生)本当にね、我が子が今、柔道やってる関係もあり。あと、現役中からずっと続けていることでもあるんですけども。全国を回って少年柔道を教えたりもしているんですけども。小学校とか、まだちっちゃい子を教えることの難しさは相当あると思います。

(DJ SOULJAH)そうですか。

(井上康生)私は道場の先生とか、また中学校もそうですけど。そういう方々に対して本当にリスペクトしかないですね。

(DJ SOULJAH)要はある程度、学んで上がってこられた方とは全然違う形なんですか?

(井上康生)おっしゃる通りです。

(DJ SOULJAH)ゼロイチを伝える作業っていうことですもんね。

(井上康生)そうです。そこにやはり柔道の基本的な技術……いわゆる技術というものを教えたりもする。また、「技術を教える」ということは、たとえば中学生とか高校生とか大学生になってくるとある程度、知識がある。そして、我慢もできるんですよね。だから、ちょっとつまんなくても「こうだ、こうだ」「わかりました」ってできるんですよ。でも、子供たちは素直だし、楽しさがないとやっぱり動けないんですよ。だから、そこをうまく理解していきながら、子供たちに指導している。また、教え方というところにおいても、ものすごく丁寧なんですよね。じゃないと理解できないんで。

(DJ SOULJAH)そうですよね。

(井上康生)だから、そこらへんを見ていて、「いや、すごいな。我々はもっともっと学ばなきゃいけないな」って感じますし。もちろん、トップレベルの選手たちをマネジメントする部分っていうところも難しさはあるんですけど。でも、何度も言うようにその小学校、道場の先生とか中学校の先生とか、本当にリスペクトしかないですね。

(DJ SOULJAH)今、指導者としていろいろやられている中で、海外遠征の話をちょっとお聞きしたいんですけれども。海外遠征がある場合は、コロナウイルスの影響が出る前に関してとその後では、やっぱり全然状況って変わっていると思うんですけども。

(井上康生)全く違いますよ。

(DJ SOULJAH)そのへんをちょっと教えていただけたらなと思うんですが。

(井上康生)そうですね。もう今はですね、選手たちのことを大事に考える中で、まずはやはり完全に彼らを遠征だとか合宿に参加させること。これが非常に重要なことだと思います。それでも今、このコロナ禍の中では全て100パーセント担保される環境かというと、なかなかそれは難しい状況であるかなと。しかし選手たちはやっぱり次なる目標……オリンピックに向けて準備をしている。このオリンピックを開催する、しないということに関しては、我々にはどうしようもできないことで。やっぱりその与えられている環境の中で、日々やれることをひとつひとつ積み上げながら準備をしていくしかないかなという風には思っていますから。

選手たちとも常に話してることは、「我々は今回のオリンピックにおいてもちろん各々、それぞれの目標を達成させる。そして、やるからには金メダルを目指していこう。その部分においても重要性を持ってる。しかしそれだけではなく、今回のオリンピックはこういう厳しい環境の中でも戦わせてもらっている。そしてこういう風に遠征や合宿などをさせてもらってることに感謝を持ち、そしてもしオリンピックが開催された暁には柔道、スポーツ、オリンピックを通じて世の中の人たちに少しでも元気や勇気を与えていく。これが我々に与えられる使命だ。だから、それができるように頑張っていこう」ということ。これは選手たちと常に話をしているところです。

たとえば海外に行く中では試合をやり、そしてまた試合が終わって日本に帰るまでの期間……たとえば1週間の期間というところにおいても、だいたいPCR検査も7回から8回ぐらいやるんですね。海外に出発する3日前ぐらいにはかならず1回、行う。それで空港で行う。現地の空港でまた行なって、その後に陰性が確認はされるまでホテルに隔離なんです。それがだいたい1日、かかるんです。

で、その時にも朝、昼、晩のご飯はなんというか、弁当じゃないですけど。ご飯がホテルで配られて、誰とも会えない状況。で、そこから2日間か3日間の調整練習に入るんですけど。時差の調整も含めて。その期間なんていうのは、前までは2時間とか3時間、練習時間を与えられていた。でも今はもう40分か45分ぐらいしか与えられないんです。その中で完結しろという形なので、練習方法、調整方法も全部変えなきゃいけない。それ以外のところは、ホテルはバブル化されるので、一切外には出れないんです。もうずっと、その45分の練習以外は部屋にいなきゃいけない。

そして、試合に臨む。それが終わった後には、またPCR検査。試合の軽量の1日前にまたPCR検査があって、それで陰性であれば試合にエントリーできる。試合ができることになる。で、また帰国の3日前にまたPCR検査をやらなきゃいけないので。本当にいろいろと選手たちはストレスがたまったりだとか、いろいろ大変な作業というものが出てくるんですけど。でも、それは我々がやらなきゃいけない。試合に出させてもらえるっていう中では、絶対にそれは経なければいけない過程ですし。

そこはもう全然、我々にとっては苦しいことでも何でもない……まあ、大変でしょうけど。でも、試合させてもらえるのであれば、そこは受け入れていく覚悟はありますので。そういう環境の中で……これは試合ですけどね。行なってるし。試合も、大げさに言うなれば1日前まで、わからないんですよ。突然キャンセルになる時もあるんです。

(DJ SOULJAH)そういうことですよね。

(井上康生)出発前にしてもそう。合宿においても、たとえばこういう風に緊急事態宣言が出た場合には、また検討しなきゃいけない。それで、全日本柔道連盟には医科学委員会っていうものがあるので。その医科学委員会の方と常に、合宿だとか遠征に行く時にはミーティングを行なって。「これだったらいいだろう」とか「こうだったらいいだろう」っていうものをしっかりとまとめた上で遠征という形にしてるので、相当な労力はかかってはいますけどね。でも、さっきも言った通り、そんな中でも。本当に今、世の中が大変な影響にあるということは我々は十分に理解をしていますし。

まあ、そういう中でも柔道をさせてもらったり、試合をさせてもらったり、スポーツをさせてもらうっていうことに、まずは我々、感謝しかないですから。まず、その安全面というものを第一に考えていきながら、かつ、その感謝の気持ちを持ってひとつひとつの行事をこなさせてもらっている。だからこそ、何度も言うようにオリンピックが開催された時にはですね、少しでも恩返しできるように我々は努力していかなきゃいけない。柔道を見て「ああ、オリンピックってよかったね」とか「柔道ってよかったね」とか。「勇気をもらった。元気をもらった」っていう風に少しでも言ってもらえる試合をすることが大事だなということは、常に選手と話をしているところでありますね。

(DJ SOULJAH)本当に素晴らしいですね。

(井上康生)いやいや、しゃべりまくって。時間が足りないぐらいです(笑)。もっといろんなことがあるんで(笑)。

(DJ SOULJAH)いやいや、本当にその気持ちがバシバシ伝わって……本当に素晴らしいお話で。聞き入っちゃいました。

(中略)

(DJ SOULJAH)柔道全日本男子監督、井上康生さんに引き続きゲストで来ていただいております。そろそろ時間となるのですが、最後に番組を聞いているリスナーの皆さん……特に宮崎の皆さんへっていう形になるかと思うんですが。メッセージをいただけたら嬉しいなと思うんですが。

地元・宮崎への思い

(井上康生)そうですね。先ほども話した通り、私自身の原点というものは宮崎にあるという風に思っていますし。これは体もそうだし、またその他の考え方だとか、本当に宮崎の土地があったからこそ今、自分自身の全ての基本というものがあるんじゃないかなと思いますので。今後も、SOULJAHくんの思いじゃないですけども。私自身もさまざまな活動を通じて、これからも宮崎に対して少しでも恩返しができるような活動をしていきたいなと思ってますし。こうやって宮崎の同志が力を合わせてこのような活動できたことは本当に私にとっては幸せな時間だったなという風に思います。

(DJ SOULJAH)こちらも貴重な時間、ありがとうございます。光栄でございます。

(井上康生)ありがとうございます。

(DJ SOULJAH)ちょうどこの放送が5月15日。なんと井上康生さん、ドンピシャのお誕生日ということで。おめでとうございます。

(井上康生)ありがとうございます。

(DJ SOULJAH)いつも誕生日はどのように過ごされているんですか?

(井上康生)誕生日は毎年、ちょうどこの時期って海外遠征とか入ってたんですよ。コロナ禍前は。なので、なかなか家族と共に過ごすっていうのが難しい部分もあったんですけどね。で、今回も実は海外遠征で一緒に時間を過ごせない。でも帰ってきたらまた時間があるので。一緒に過ごしながらお祝いをしてもらいたいなという風には……「お祝いしてもらいたい」ってなんか恩着せがましくなっちゃうけど(笑)。

(DJ SOULJAH)でもちょっと遅れてその家族での誕生日があってっていう。で、基本的に誕生日の時にはよく海外遠征というか。柔道と共に誕生日を迎えることがやっぱり毎年、多いんですね。

(井上康生)そうですね。でも、まあ自分の誕生日はどうでもよくて。子供たちだったりとか、妻とか、その他の人たちの誕生日をお祝いする方が僕にとっては楽しいので。でも、もう43だもんね。あっという間だなと。だから日々、こんな時代だからこそだし。日々を本当に大事にしながら、1日1日を充実して生きていきたいなという風に強く思ってますね。

(DJ SOULJAH)微力ながら、僕らからも、おめでとうございますという言葉を……。

(井上康生)ありがとうございます! いやー、もうそんな記念すべき日に、こんな仕事をいただくなんて。幸せに尽きますので。最高のプレゼントですよ。

(DJ SOULJAH)本当にドンピシャでお誕生日で。それで1回目のゲストで。そして前に、プライベートの時にもご相談していた「なにかやる際には」っていうことがこんなに重なって。まあ、ちょっと時間はかかりましたけど。本当に嬉しい限りです。ありがとうございました。

(井上康生)いえいえ。嬉しい限りです。はい。

(DJ SOULJAH)また1周年、もしくは100回記念なんていう時にはまた、お時間が許すようであれば来ていただいて。

(井上康生)ぜひぜひ。喜んで参加させていただきます。

(DJ SOULJAH)その際にはよろしくお願いしたいと思います。

(井上康生)今後も……何度も言っている通り、我々の原点は宮崎ですから。その宮崎に対して少しでも何かの力を与えていければなという風に強く思ってますし。ぜひともリスナーの皆さんもSOULJAHくんの応援をしてもらいたいな思いますので。よろしくお願いします。

(DJ SOULJAH)僕からも、お願いします(笑)。

(井上康生)アハハハハハハハハッ!

(DJ SOULJAH)今日はありがとうございます。この時間はゲストにシドニーオリンピック男子柔道100キロ級金メダリスト、柔道全日本男子監督の井上康生さんをお迎えしてお送りしました。ありがとうございました!

(井上康生)ありがとうございました!

<書き起こしおわり>

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