町山智浩 アメリカのワクチン接種完了の目処と1人1400ドルの現金給付を語る

町山智浩 アメリカのワクチン接種完了の目処と1人1400ドルの現金給付を語る たまむすび

町山智浩さんが2021年3月9日放送のTBSラジオ『たまむすび』の中でアメリカの新型コロナウイルスワクチン接種完了の目処やバイデン政権が議会を通過させた1人あたり15万円(1400ドル)の現金給付予算について話していました。

(町山智浩)はい。町山です。よろしくお願いします。どうもです。いや、こっちはなんかちょっといい感じになってきました。

(赤江珠緒)あ、そうですか。

(町山智浩)はい。コロナからま脱出する出口が見えてきた感じですね。アメリカの方は。

(赤江珠緒)じゃあ、ワクチンもだいぶ浸透し始めてるのかな?

(町山智浩)そうですね。もう国民全体の1割がワクチンを受けています。で、バイデン大統領は5月の終わりまでに全員がワクチンを受けられるという方向で見通しが出ましたね。もう、助かりました。1回の接種で済むジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンをたくさん作るということでそれが可能になるということになってますね。

(赤江珠緒)ああ、そうなんだ。

(山里亮太)今ね、「2回、打たないといけない」っていう話になっていたけども。そういう1回でいいやつがあるんですね。

(町山智浩)そうなんです。1回で85パーセント以上抗体ができるというものがあるんで。それを多く導入することによって、ワクチンの接種が進むということですね。

(赤江珠緒)そうか。ゴールが見えてくるとね、精神的にもね、助かりますよね。

5月末までに全員のワクチン接種完了の見通し

(町山智浩)そうなんですよ。すごくね、いい感じになってますよ。あと、ついこの間なんですけども。議会で予算案が通ったんですね。コロナ対策の。それが前にもちょっと話したんですけども。追加予算で1人15万円(1400ドル)。大人も子供も1人15万円の一律支給が決まりました。

(赤江珠緒)わっ、すごい! これ、すごいですよね。

町山智浩 バイデン政権の2000ドル現金給付案を語る
町山智浩さんが2021年1月26日放送のTBSラジオ『たまむすび』の中でバイデン政権が議会で通そうとしている国民1人当たり2000ドル(約20万円)の現金給付案について話していました。

(町山智浩)すごいですよ。一応ね、1人で年収が750万円ぐらい以上の人はダメなんです。だから世帯で1500万円ぐらいの年収の人たちはダメなんですけど。それはかなり富裕層ですよね?

(赤江珠緒)うんうん。まあ、そうですね。本当に切迫している人ではないからね。

(町山智浩)そう。だからそのほとんどの人が世帯年収が1500万円以下ですから。大抵は。だからほとんど全員がその1人あたり15万円の一律支給が受けられるということになりました。

(山里亮太)動きが早いなー。

(町山智浩)はい。早いですね。一気に行く感じでなんとかなりそうなんで。よかったです。いろいろと。

(山里亮太)やっとこれから、映画もいろいろと作られて。また……。

(町山智浩)そうなんです。ワクチンがね、全員に行き渡れば映画館も開くし。もちろん映画制作もやっとスタートするので、僕の方の仕事もなんとかなるんですけどね(笑)。

(赤江珠緒)あとね、町山さん。それだけバイデン政権が早く動き出すと、選挙の時に結構ごたごたしたアメリカですけど。世論としては「おっ、いいんじゃないか」みたいに支持率とか、上がってないんですか?

(町山智浩)支持率は元々悪くないんですよね。ただ、すごくトランプ大統領のことを一種、宗教的に崇拝している人たちがすごく根強くいるので。

(赤江珠緒)そこは変わってないのか。

元々悪くないバイデン政権の支持率

(町山智浩)そうそうそう。そのパーセンテージはもう宗教ですから、ほとんど下がらないんですよね。だから、そのへんは難しいんですけど。ただ、バイデン大統領の支持率自体はものすごく高いですよ。歴代の大統領の中でも。まあ、トランプ大統領は元々支持率が50パーセント以上行ったことがほとんどなかったんですよ。就任してからずっと。就任の時だけだったんですよ、超えていたのは。だから、それに比べるとずっと60パーセントぐらいとか支持率が行ってるから、バイデンさんはそんなに悪くないんですよ。まあでも、本当によかったですよ。いろいろ、ワクチンの件も。

<書き起こしおわり>

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