田中康夫 新型コロナワクチン接種計画の遅れを語る

田中康夫 新型コロナワクチン接種計画の遅れを語る ナイツのちゃきちゃき大放送

田中康夫さんが2021年2月27日放送のTBSラジオ『ナイツのちゃきちゃき大放送』の中で新型コロナワクチン接種計画の遅れについて話していました。

(田中康夫)それでワクチンもほら、あたおかなので。丸川珠代さんが「ワクチン接種を前提としなくても安全安心な大会を開催できるよう……」って言っていて。それで「できるのかな?」って思っていたら、「総合的な感染症対策の検討を進めている」ってこれは「これから」っていう話でしょう? しかも、河野太郎ワクチン接種担当大臣もさ、ワクチン接種の計画って当初は「2月」って言っていたのが「3月」ってなって。それで昨日の夕刊では「高齢者向けワクチン、3600万人分を6月中に自治体への配布を完了する」って言っていて。しかも送るだけで接種は自治体に丸投げ、おまかせじゃない?

で、このことを聞かれて河野さんは「最初に決めたことを金科玉条のごとく守っていけばよいというものでもない」「柔軟に対応し助け合っていけるかが大事だ」って予算委員会でおっしゃっていたんだけども。いやいや、これ、脱力しない? あたおかで。

「最初に決めたことを金科玉条のごとく守っていけばよいというものでもない」

(田中康夫)だって、どんどんどんどん「計画を変えます」って……企業で営業で「これよりもこれの方が売れるから、計画を変えましょう」っていうならわかるよ? だけどワクチン接種に関して「2月」って言っていたのが「6月」になって。「計画を金科玉条のごとく守っていけばよいというものではない」って大臣が国会で胸を張って言ってしまうっていうのはこれ、すごい話だよね?

(土屋伸之)そうですね。目標はみんな一緒ですからね。みんなに早く……っていう。

(出水麻衣)待っている方、たくさんいらっしゃいますからね。

(田中康夫)それでいて、「ワクチンを打たなくてもオリンピックはできます」っていう話になると国民は……ねえ。それで、ご存知かもしれないけども、昨日が2月26日で。1988年に映画も公開された大友克洋さんの『AKIRA』っていう作品があったじゃない? 週刊ヤングマガジンでずっと連載されていた作品。もう大友さんは大変な才能なんだけども。あの映画の中で「東京オリンピック開催まであと147日」っていうカウントダウンの看板が出てくるじゃないですか。それが実は昨日が今年開かれると言われているオリンピック、開催日が7月23日なので、ちょうど開催まで147日っていうことだったのね。

(田中康夫)だけど、このワクチンってどうなんだろう?っていう。

<書き起こしおわり>

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