おぎやはぎのお二人が2020年1月21日放送のTBSラジオ『おぎやはぎのメガネびいき』の中でくも膜下出血・脳梗塞で緊急入院した爆笑問題の田中裕二さんについて話していました。
(矢作兼)なんか久々にそういうヤフーニュースとかでびっくりしちゃったな。
(小木博明)そうだね。心配しましたね。
(矢作兼)ねえ。爆笑問題の田中さん。
(小木博明)あ、ラブリじゃなくてね(笑)。
(矢作兼)ラブリじゃないのよ(笑)。ラブリの方も衝撃的だったけども。田中さん。
(小木博明)田中さんね。はいはいはい。
(矢作兼)まさかじゃん。もう俺、記事が……よくよく見ると、そんなに思ってたほどじゃないっていうか、大したことない説みたいな書かれ方もされているからあれだけど。やっぱり「くも膜下出血」とか「脳梗塞」っていう……。
(小木博明)もう字面が怖くてしょうがないやつだもんね。
(矢作兼)「ええっ?」って。本当に声が出ちゃった。声、上げるよね?
(小木博明)わかる。俺も上げた。で、すぐに奈歩に言って。「ヤバい、ヤバい」って。それで、奥さんのもえちゃんがすごいテンパっちゃってるみたいだっていうから。「とにかくメールしてあげなきゃ。不安がっているから」って。で、なんか病気自体が、最初に思ったのが俺が3年ぐらい前になった病気に似てるから。
「もう全然、安心だよ。1週間ぐらい経過入院するけど。安静にしていればだいたい平気だから」っていう。「そういう元気づけるようなメールを送ってあげなよ」っていう話になって。それで、送ってあげようとしたんだけど、結局……「でも、やっぱりな」と思って。ちょっと一旦、昨日はやめたのね。
(矢作兼)送ってないのね。
(小木博明)結局、送らなかった。すげえ文章いろいろ考えたんだけど。やっぱり文章もなかなか難しいよね。こういう時のね。
(矢作兼)でも小木がその3年前になったのと、ほぼ同じ感じなんでしょう? マジで。
(小木博明)だいたい似てますよ。うん。
(矢作兼)だから、そういうのはあれじゃない?
(小木博明)たしかに。経験者としての言ってあげるとたしかに安心はするんだけどね。
(矢作兼)一番安心するのは「僕もこうなりました」とかっていうのを見るのが一番……。
3年前の小木の病状とほぼ同じ
(小木博明)そうそうそうそう。だから俺よりももう一段、ちょっと高いのよ。うん。この2つが一緒になるなんて、聞いたことないじゃん? くも膜下出血と脳梗塞。普通はどっちかなんだから。
(矢作兼)たしかに。
(小木博明)だからたぶんくも膜下出血した時に、固まっちゃったのかなと思って。脳梗塞になっているのは。で、俺の場合は完全に固まって。血栓ができて。血液も止まって。それがなんかうまい感じでそこの血液が止まってうまく行ったんだけど。本当だったら脳梗塞になるようなこともあるんだけどね。それで。俺も「運がいい」って言われてましたけど。
(矢作兼)そうか。でも太田光代社長は電話で田中さんと話して「滑舌もよく、いつもの田中です」っていう風にTwitterで病状報告しているぐらいだから。まあまあ、一安心といえば一安心かな?
(小木博明)一安心だよ。俺の方が滑舌悪いし。大丈夫、大丈夫。
(矢作兼)小木は関係ないんだもんな。くも膜下出血とか脳梗塞とか関係なく滑舌が悪いんだもんな。
(小木博明)うん。そうなのよ。だから全然、こっちの方が安心よ。
(矢作兼)じゃあ田中さんも大丈夫かな?
(小木博明)まあね。心配したけどね。あと、コロナにも1回、かかってますから。それもちょっと不安といえば不安じゃない? コロナの後遺症で血栓ができるとか、そういう噂もあったから。まあ、ゆっくりね……1ヶ月ぐらい、休むんでしょう? だからゆっくり休んでいただきたい。
(矢作兼)今、起きているかな?
(小木博明)起きてたら、電話出てくれるかな? でも、病院だからね(笑)。
(矢作兼)病院でちょっとウォシュレットを……病院のウォシュレット、行けるかな?(笑)。
(小木博明)田中さんのウォシュレット、聞きたいなー(笑)。
(矢作兼)ウォシュレットやってくれたら一気に安心するけども(笑)。「ああ、ウォシュレットできるなら大丈夫か」って(笑)。
(小木博明)うん。まあ、もし起きているなら、電話をいただければね。
(矢作兼)まあ本当にお大事にだね。
(小木博明)ちょっとね、びっくりしました。
(矢作兼)田中さんも忙しいし。寒いし。いろんな条件が重なって。歳だし。ねえ。まあ、本当にゆっくり……1ヶ月ぐらい休むっていうことなのかな。
(小木博明)そう。1ヶ月ぐらい休むんだって。ゆっくり休んでほしいよ。
(矢作兼)そうだよ。爆笑さん、助けてくれたんだから。おぎやはぎ、小木がいない時。へず休みの時に助けてくれているからね。
(小木博明)そうなんだよね。すごい……だから今回もね、矢作が行って。ちゃんと助けてあげないと。
(矢作兼)俺が行って?(笑)。どうして俺が?(笑)。
(小木博明)俺、行かないから。
(矢作兼)どうして小木が行かないんだよ? 小木が一番助けなきゃいけないのよ。
(小木博明)俺はそういう時、行かない派だから。
(矢作兼)俺よりも小木が行かなきゃいけないのよ。
(小木博明)矢作が行って、ちゃんと俺の分も「ありがとうございます」とお礼を言って。
(矢作兼)やっぱり小木と太田さんの2人っていうのが一番ヒヤヒヤして面白いのよ(笑)。
(小木博明)いや、もうヒヤヒヤするっていうか、自信ないよ。無理だよ、たぶん(笑)。無理、無理。
小木×太田が一番ヒヤヒヤする
(矢作兼)フフフ(笑)。「おい、小木! お前、本当に俺のこと、嫌いだろう?」って言ってくるからね(笑)。
(小木博明)俺、わからないもん。あの人のボケの意図とか。だから俺、たぶんなんも言えなくなっちゃうもん。
(矢作兼)やっぱり太田さんをうまくできるのは田中さんだけだから。
(小木博明)そう。田中さん、優秀すぎるもんね。
(矢作兼)で、太田さんを生かすのが一番下手なのが小木って言われてるからね(笑)。
(小木博明)そうね(笑)。怖いね。だからね。
(矢作兼)お互いに生かせないっていう。
(小木博明)だからちょっと……まあ、そういう楽しみはあるか。「生かせない」っていうね。
(矢作兼)あるよ、ある。あるね!
(小木博明)そういう風に行ってくれたらこっちもやりやすいよ。
(矢作兼)テレビとかラジオも全部そうだけど。もう聞き手が上手くて、上手いこと転がして。それこそ、さんまさんよ。『さんま御殿』に出たらどんなに無口な俳優さんでも面白くするっていう、ああいう面白さと。まあ、噛み合わないヒヤヒヤする面白さね。事件のやつ。事故。
(小木博明)ねえ。
(矢作兼)たぶん、事故じゃん。太田さんと小木の2人って。
(小木博明)そう。だから太田さんと絡む時は本当にもう1人、ほしいのよ。
(矢作兼)いないと、キツいだろう? だから、いないパターン。
(小木博明)いやー、困るなー。山ちゃんを連れていってもね、それはもう完璧よ。そしたら俺、何もしゃべらなくなっちゃう。たぶん。
(矢作兼)そうでしょう?
(小木博明)だってさ、もう増やすっていうかさ、1ヶ月休まなきゃいけないから。もうみんな、順番に行かないとダメでしょう? 2人なんて持っていったら埋まらないでしょう? 1ヶ月分、ラジオ。
(矢作兼)そんなことないでしょう?
(小木博明)みんな、2人ずつ行っても大丈夫? 本当?
(矢作兼)2人だったらみやぞんを入れるけど。
(小木博明)入れない。みやぞんを入れても困る。みやぞん、生かせないのよ。俺、生かすことはできないから。
(矢作兼)フフフ、大丈夫だよ。太田さんも田中さんがいなかったら、いつもは田中さんの安心感で暴走をするわけよ。田中さんがどうにかしてくれるから。いないと、人ってあれよ。ブレーキが。それとか、責任感が。
(小木博明)きくのかな? でも急に「つまんなくなった」とか言われたら嫌じゃん。ラジオリスナーとかから。「太田さんのよさを全然引き出してない」とか。
(矢作兼)でも小木にそんなの、期待しないでしょう?
(小木博明)まあ、期待しないのはわかるけど。俺、あるかな? ヒゲちゃん、あると思う?
(矢作兼)あると思うよ。だってそれは小木、助けてもらったんだから、お返しをしないと。
(小木博明)お返しはしたくないんだよ。
(矢作兼)「お返しはしたくない」(笑)。
(小木博明)こうい時って先に言っておいた方がいいね。「お返しなしですけど、来てもらえませんか?」って。
(矢作兼)「お返しはしませんけど」っていうね(笑)。
オファーがあれば出演する
(小木博明)やだなー。でも、向こうが……だから俺の方はしょうがない。これはもうお返しという気持ちで……モラルだからね。これは。仕事している以上。社会人としてのモラルだから、まあしょうがない。俺はオファーをもらったら、やることにする。
(矢作兼)そうだね。
(小木博明)だから向こうが本当に俺のことを必要ないと思うなら、それはしょうがないよ。俺が言っていてもしょうがない話だから。これはモラルの話ね。話が来たら、行くよ。
<書き起こしおわり>