佐久間宣行さんが2020年4月15日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン』の中でタモリ倶楽部・空耳アワーについてトーク。おすすめ作品について話していました。
(佐久間宣行)あと、あれだ。タモリ倶楽部の空耳アワーがお休みになるんですよね。ついにというか。Mステが生放送じゃなくなるっていうのもあるけども。空耳がお休みになって、新コーナーになるらしいんですよ。空耳っつったらやっぱり「宿直」でしょう? マイケル・ジャクソンの『Smooth Criminal』ね。これね、うん。「空耳 宿直」で検索すると一発で出てくるんで。めちゃくちゃな名作ね。「宿直!」って(笑)。
「宿直」
あとね、近年の名作で言うと「ナゲット割って父ちゃん」ね(笑)。「ナゲット割って父ちゃん」はすぐ出てくるから。レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの『Killing In the Name』の空耳、替え歌なんですけども。その「ナゲット割って父ちゃん」ってそれを延々とやるやつなんだけども。それも本当にいいから。それを見るだけでも「ああ、この休みの期間も悪くないかも」って思う名作だから。
「ナゲット割って父ちゃん」
空耳傑作選、俺はテレビの人間だからあんまり言えないけど……まあ、なんとかしたら見れるんじゃないかな? いくらでもありますから、ぜひ見てみてください(笑)。でも、ネタ切れっていうことはないから、再現Vの撮影ができないっていうことだよね? うん? ちょっと待って。あれ、再現Vじゃないよね? 面白Vね(笑)。口パク面白Vね。あのVって誰が感がているんだろうな?
タモリ倶楽部ってハウフルスっていう制作会社が作っているんだけども。その中でもタモリ倶楽部の作り方って俺たちでもわかんないもんね。どういう会議をやってああいうのが生まれているのかが全然わかんない。で、空耳アワーもあのクオリティーの映像を作ってくるってめちゃくちゃ大変なことだから。嫌だな、すげえピリピリした会議だったら(笑)。たまにあるからなー。ゆるふわな番組だって聞いて会議を覗くとめちゃめちゃピリピリしているっていう(笑)。まあ、タモリ倶楽部はそんなことはないと思いますけども。どっちなんだろうな?
あれ、考えるの楽しそうだけども。それで、劇団ひとりが言っていたんだけども。いろんな番組の台本、あるじゃない? で、芸人はだいたい台本のボケは無視するわけ。「それよりも面白いことを言わなきゃな」っていうプレッシャーもあるし。あとは、そういう台本でつくから。芸人さんには当然言わないけども、「こういう流れですよ」っていう台本の書き方をするんだけども。タモリ倶楽部の台本だけは台本を超えられないんだって。台本が1行目からめちゃくちゃ面白いんだって! これ、劇団ひとりが言っていたんだけど。一番台本が面白い番組って。
「まあ、ゴッドタンも結構ちゃんとボケが書いてあるから面白いけど、でもやっぱりタモリ倶楽部っすかね」って。タモリ倶楽部の台本は読み物として面白いらしいよ(笑)。台本通りに言っても面白いんだって(笑)。「だから余計なことをしないで済む」っていう風にも言っていた。
(中略)
(佐久間宣行)(メールを読む)「僕がタモリ倶楽部の空耳アワーで好きなのは『母さんが言うこういうパーマは変だと死のう』です」。えっ? いや、ごめん。わかんないわ。これ、なんの曲なんだろう? 「母さんが言うこういうパーマは変だと死のう」って……何の曲なんだろう? 教えてほしいけどな(笑)。ちょっとこれ、わかんないな。へー。でも、送ってきたのが若い子だから、もしかしたら最近のやつなのかも。教えてください。
「母さんが言うこういうパーマは変だと死のう」
(メールを読む)「空耳アワーの名作といえばビートルズの『I Want To Hold Your Hand』のサビ部分の空耳『アホな放尿犯』じゃないでしょうか。たしかジャンパー作品です」。これは覚えています(笑)。これは最高! 「アホな放尿犯~♪」っていうね(笑)。おしっこをぶちかますっていう。最高です、これは。
「アホな放尿犯」
(中略)
(佐久間宣行)(メールを読む)「佐久間さん、さっきの『母さん』の空耳はイングランドのヘビーメタルバンド、ジューダス・プリーストの『Sinner』ではないでしょうか。いきなり男の子が飛び降りて、少し怖かったのを覚えています」。へー! ジューダス・プリーストの『Sinner』っていう曲……どっかで聞いてみようかな? 「母さんが言うこういうパーマは変だと死のう」……「死のう」と「Sinner」がかかっているのかな? なるほど。
<書き起こしおわり>