DJ YANATAKE・BULL・DJ ATSU 新型コロナの影響とクラブシーンの現状を語る

DJ YANATAKE・BULL・DJ ATSU 新型コロナの影響とクラブシーンの現状を語る INSIDE OUT

(DJ YANATAKE)でもやっぱり今のままだとスーパーグレーすぎるんで。俺ちょっと、一時的なものにしかならないし。ずっとやっぱり自分が家から見るたびに投げ銭をするというのはなかなか難しいんじゃないかなって個人的には思っていて。やっぱり簡単なもんじゃないと思っています。でも、何かのきっかけっていうのはね、ちょっと少なくとも感じてます。みんなの気持ちがそこにやっぱりあるのはあると思うので。ただ、まあ気持ちだけで権利は守れないんでね。

(BULL)そうなんですよね。難しいところですよね。

(DJ YANATAKE)さあ、それで僕のアイデアなんですけど。これはBULLさんのおかげなんですよね。で、またこれが正解かはわかりません。クラブの、クラウドファンディングじゃなくていいと思うんだけど。もうあの単純にカートみたいなのをさ、ショップのサイトを作るみたいなことってできるじゃない? それでドリチケもいいんですけど。ドリチケってまあ500円とか、セットだったら何枚かでっていうのはあると思うんですけども。やっぱりBULLさんを見てるとシャンパンをね……。

(BULL)フハハハハハハハハッ! えっ、シャンパン?(笑)。

(DJ YANATAKE)要するに、単価が高いじゃないですか。というところなんですよ。普通のドリンクよりも……っていう。しかも、イベントはなくなったけども、誕生日の人とかもいるわけじゃない? そこにさ、その人がたとえば誕生日とか、そこでなにか配信とかで……まあグレーなところは置いておきますけども。なにかをやることができたら、シャンパンをね。

あれなんて、それこそ泡と消えてなくなっていくようなものじゃない? 気持ちのものだったりするじゃない? だから、なんかシャンパンの種類をクラブは何通りか用意しておいて、それをうまく買ってもらうようにして。それで実際に来た時にもだせるようにっていう風にできれば、ドリチケよりも言い方は難しいけども高単価で。でも、そこにお祝いの気持ちとか応援の気持ちも……それから「おめでとう!」っていう気持ちにもなるわけじゃない? だからそれを前払いしておいてあげるっていうか。

(BULL)それででも実際に収束してクラブの営業がスタートしたら「ちょっとあのシャンパン、開けてよ」ってなったらすごく粋ですね。ドリチケをめちゃめちゃ持っていてなんか飲むよりも「シャンパン、みんなで飲もうよ!」みたいな方がかっこいいかも。そういう後輩がいたら、好きですね(笑)。

(DJ YANATAKE)フフフ、シャンパンを入れさせると言ったらもうBULLさんですからね。

(BULL)いやいや、そうですよ。スポンサーとかつかないかな?っていうね(笑)。

(DJ YANATAKE)本当、令和のシャンパン王子としてね。BULLさんの誕生日は本当にお店からシャンパンがなくなるぐらい出るんですよ。それをね、何軒も何軒もやっているわけですよね?

令和のシャンパン王子・BULL

(BULL)そうですよ。本当に3月、みんなに見てもらいたかったですよ。「INSIDE OUT」を聞いている皆さんにもね。これはぜひ書き起こしていただきたいんですけどもね。

(DJ ATSU)ブエノスだけでも相当開いたよ。

(BULL)俺、ブエノスのバー売上相当あげましたよ。そこだけは忘れてほしくないですよ!

(DJ ATSU)感謝しております(笑)。

(BULL)いつもお世話になっております(笑)。

(DJ YANATAKE)でも、あながち冗談じゃなくて。やっぱり本当に……俺が課金する立場だったらって思うんですけど。たとえばね、WREPっていうのをやっているじゃないですか。パーソナリティーの人が誕生日だったらね、まあ安いですよ。だけど、自腹でね、ケーキとかを買って出してるわけですよ。いっぱいいますよ? 3年間、自腹で出してきたんですけど。でも、お祝いする気持ちはやっぱりあるわけですよね。どんな状況でも。

この間も、こういった状況の中でですね、ジブラ・ザ・ダディがバースデーでしたからね。で、本当はもっと立派にお祝いしてあげたかったし、やっぱりそれだけお世話になった方ですよ。だけどまあ、ちょっとね今回は本当にこういう状況なんで。俺もやっぱり家庭もあるし、節約もしなきゃいけないし……っていう状況で、「ちょっとミニマムで申し訳ありませんけど」って言うんだけど、すごい喜んでくれて。でもなんか、そういう気持ちは忘れたくないじゃん? こんな時でもさ。

(BULL)そうですね。

(DJ YANATAKE)というのを、シャンパンに置き換えてみました。

(DJ ATSU)なるほど。でも、映え的にはいいですよね。「シャンパン、気持ちだけども頑張ってよ」とか「おめでとう」とか。そういう意味合いでシャンパンを入れるっていうのはよくあることじゃないですか。やっぱりカフェパリとかでもね。「ありがとう!」って言う事柄が大事なのかな?っていう。

(DJ YANATAKE)それで今、俺が浅いのが「誕生日」っていうことしか言えてないんで。そこにもうちょっとなにかアイデアを足せれば……。

(BULL)俺はいくらでも言えますよ?

(DJ YANATAKE)フハハハハハハハハッ! なんなら、「バースデー月間だから……」とかね。

(BULL)そうそう。それはいくらでも、どうとでもできるっす(笑)。そうっすね。なんかこう、ポジティブな感じというか。自粛は今は絶対しなきゃいけないし、した方がいいとは思うんですけど。だからってなんか萎縮するのはちょっとね、あれかな? だからそういう表れで、そういう権利問題もあるけど、みんなインスタライブをやってたりとかして。何かしら配信とか発信がしたいとか。

ほら、DJのhokutoくんとかもフリーでビートを出したりっていうのもあるし。アーティストとか発信する側はそうなんですけども、やっぱり受け皿としてのクラブが……それこそブエノスとかエイジアとかはでかいし。渋谷で言えばキャメロットとかハーレムとかも全部、今は自粛をしていますよね。アトムとかも。でもそれよりもうちょっとキャバのちっちゃい箱も今、すごいもうクラウドファンディングじゃないですか。たとえばheavysick ZEROとかもそうだし。町田のFLAVAもそうだし。そういうところがね、俺は心配。

(DJ YANATAKE)小さいところなら小さいところほど、お店を開けないと回らないんだよ。マジで体力がないんだよ。

小さいお店ほど深刻

(BULL)俺も元々、渋谷のハザードで働いていて。もうなくなっちゃったんだけども。ちっちゃいクラブで本当にもう一般客なんか、他のドラマは知らないですよ? ハザードはそうだったんですけど。一般客なんか来ない。知り合いだらけ。「でも、俺ら超熱いよな?」みたいな人がいっぱい来てたんですよね。若くて。「人は呼べないけどやる気はあります! 怒ってください!」みたいな。怒られてナンボみたいな子が。それでいっぱい失敗して、そういうやつがこういろいろスキルとかを磨いて大きい箱に行くみたいな。それこそハザードに出てて今、すげえ活躍してるラッパーとかもいっぱいいますからね。だから絶対にそういう箱は俺、なくなっちゃいけないなと思って。

(DJ YANATAKE)ねえ。本当だよね。

(BULL)それは俺、すごく危惧しています。

(DJ YANATAKE)それで、ごめん。シャンパンの話しに戻るんですけども。なんかハッピーな気持ちになるのがいいなって思ったのと、あとはこれ、意外と……やっぱりクラブとかあんまり行ったことない人とか、シャンパンを入れたことがない人とかって「シャンパンはめちゃくちゃ高いもの」みたいなイメージもあると思うんですけど。これ、お店によるんですけど。もう数千円のものとか、全然あるんですよね。安いものなら。それをいくつか……まあお店によっていろいろ種類が変わると思うんですけど。

全然、普段でも「ちょっとみんなで、このへんでちょっと、知らない人も含めて1杯ずつおごろうか?」みたいな。もしもそういう人がいたら、全然そのぐらいの金額なんですよ。数千円からある。でも、ドリンクチケットをちまちま売るよりはなんか……まあ、それはそれであってもいいと思うんだけども。それでみんながさ、わからないけどもさ。これが収束した後にさ、みんなで「うおーっ!」ってやっていったら超楽しいなって思って(笑)。

(BULL)フハハハハハハハハッ!

(DJ ATSU)まず、来てくれるしね。

(DJ YANATAKE)そう。それで先に課金してくれてたらさ、シャンパンを何本仕入れればいいかとかもムダもないわけじゃない? で、なるべくシンプルにしたいんですよ。それかな?っていう風に考えました(笑)。

(BULL)でも、もし俺がその場にいたら、「ヤナタケさんのアイデアだからヤナタケさんに飲ませろ!」って俺、言っちゃいますよ?(笑)。

(DJ YANATAKE)フハハハハハハハハッ!

(BULL)絶対に言っちゃうと思うな。

(DJ YANATAKE)まあBULLさん主催の誕生日の『Travis』でしか飲みませんけどもね。まあ、なんかそういうのもどうかな?って思いますけどね。どうかな、ATSUくん?

(DJ ATSU)その、さっきの後輩の話の流れで、その後輩には言ったんですけども。まあ、エントランスだったりドリンクチケットは全然いいと思う。だけど1個、危惧しているのは本当に受け皿となるそのクラブ自体が再開まで持つかどうか?っていう。まあそれが経営者判断でしか分からないというところがあって、俺もすごく不安。だから、確約してその条件に対して買ってもらったものの約束をちゃんと果たせるのか? それがまずひとつ。あと、ドリンクチケットとかエントランスはまあ、「面白くない」と言っちゃいけばそれまでになっちゃうんだけども。

でも、なんかそれよりももうちょっと面白いアイデアとかを盛り込んだ企画の方がいいんじゃないか?っていう。たとえば、どういう形かはわかんないけど、各クラブにレジデントで出てる人って結構いたりして。それはもちろんハーレムさんも、ブエノスでも、イベント単位とはいえレジデントで結構活躍してもらってる皆さんがいる。それをこの前、実はヤナさんとちょっと電話で話した時にふと思ったんですけど。たとえばちょっとしたレア物のTシャツ。でももう着なくなっているものとか。今、みんな家にいるから……たとえばカセットテープひとつでも、結構20年前のテープとかも今、結構「懐かしいこのテープ、好きでした」みたいなのをSNSでやってたりするけど。

ああいうの一発サインを書いてもらって、それをショッピングカートに入れて。クラブを経由してそれを売らせていただくっていう。それで提供してくれたアーティストに対しても若干、お金が渡るとか。何割かはクラブに入れてもらえるとか。手数料とか配送料とかは若干かかると思うけど。そういうのはあっても面白いかもしれない。たとえばスニーカーとか、服とか、なんでもいいけども。

(DJ YANATAKE)フリマ的なことですよね。

(DJ ATSU)そうそう。意外と家にいると大掃除したくなったりしている子とかもいたり。部屋の配置を変えたりしている子とかも結構いて。その時に出てくるものって、それは別に有名な子だけじゃなくてもいいと思うの。そのアイテム、「ATSUさん、これどうですか?」って言ってくれてもいいと思うし。で、その子にも若干だけど多少還元されて、クラブにも還元されて……っていうのだったら、ちょっと面白いし。「どういうものが出てるのかな?」って、普段気にしてくれている子とかは特に見てくれると思ったりして。

まあステッカーでも全然いいし。もうピンからキリで。○個セットとか。DJ YANATAKEセットがあったりとか。それがTシャツ、スニーカー、キャップのセットで1万円とかだとしても、全然いいと思う。なんかアーティストとクラブ側の両方にある程度還元できるような面白みが……今だと、みんな結構余裕がなくなっていて。「クラブ側はクラブ側。DJはDJ。ダンサーはダンサー」みたいな。それがインスタライブになったり、ストリーミングになったりしてるけど。もうちょっとそのクラブ業界全体として何かできないかな?って。

(BULL)たしかにそうですね。

クラブ業界全体としての取り組み

(DJ ATSU)それを、別にクラブ単位ではなくても。渋谷のクラブの事業所に全部渡しちゃうとか。それをクラブで分配するとか。その企画に参加してくれるクラブに……とか。

(DJ YANATAKE)ああ、そうか。わかった。クラブが別のビジネスとしてやるっていうこと? クラブに集めるっていうこと?

(DJ ATSU)たとえば渋谷なら渋谷。六本木なら六本木。それから地方ごとでもいいと思うけど。そういうクラブに還元できればいいなって。もちろん数がね、増えれば増える分、割れたりするとは思うけども。

(BULL)そうですね。まあ、そういうクラブというか、渋谷なら渋谷の……俺的にはすぐにできることというか。ちょっと話が変わっちゃかもしれないですけども。これが収束した後みたいなぐらいの話になるんですけど。そういうクラブ……たとえばブエノスがあって、アトムがあって、ハーレムがあって、キャメロットがあって。TKがあってファミリーがあって、オルガンバーがあって、アールラウンジがあってとか。いろいろとあるじゃないですか。なんていうか、そうなった時に足並みが揃えば……まあ理想論かもしれないですけども。足並みを揃えるというか、そういう渋谷クラブ組合的な。

(DJ ATSU)まあ、そういうのはあるし。そういうところでうまく還元してもらったりとか。あともう1個、思っているのはうちは4店舗あるんで。たとえばまあ「3密」がダメだと。基本的にNGだと。それもすごい分かるし、要はアーティストだけ集まってもお客さんがいなくても、3密っていうものはできてしまう。だったら、ブエノスでDJ YANATAKE&MC BULLが出ます。たとえばそれが昼の12時から。それで1時からはDJ CELORYと誰かがグラッドに出ているとか。それは配信をされていって、タイムテーBULL上はブエノス、グラッド、ネオ、エイジアみたいな。それをぐるぐる回せば、3密は起こらないし。アーティストと会場が行き来するだけでそれをストリーミングして投げ銭みたいなシステムだったらありかもしれない。ただ、そこでかける曲。それに対しては問題があるから……。

(DJ YANATAKE)そうですね。

(DJ ATSU)たとえばBULLのライブパフォーマンスをしてもらったっていいわけじゃん。そこは自分の曲だし、権利的には引っかからない。じゃあBULLが12時から15分、ライブをやります。グラッドではその15分後にYOU-KIDがライブをやります。それをひとつのストリーミングとして変えていけば3密は起こらない。そして著作権にも引っかからない。ライブとかで言えば。ただ、DJに対してどこをどう還元するのか? たとえばワタさんとかセロリさんとか、ああいう自分で今までしっかりやってきたキャリアのある人たちだと可能なのかもしれないけど。自分の曲を……でも、難しいのか? レーベルがあるのか。

(DJ YANATAKE)いや、そこは難しいんですよ。たとえば、すごいことを言っちゃうとメジャーのアーティストは自分の曲をやっても……厳密なことを言うと自分の曲を演奏した場合でも演奏料を払わなきゃいけないとかね。まあでも日本語ラップは実はなかなかないんで。ATSUくんが言ったアイデアもできるかもしれないんですけども。ちょっとね、時間もなくなってきちゃったのでTwitterで来てるところも紹介したいんですけども。「DJ NAGISAさんがインスタ投稿してた買い物代行ボランティア。ビジネスじゃないけど発想がすごいなと思いました」っていう。

(DJ YANATAKE)NAGISAちゃんね、すごいかわいい女の子のDJですけども。その彼女がレジテントを務めているクラブがボランティアでお年寄り、ご高齢の方の買い物代行をしている。まあ全然関係ないのに、しかもボランティアで。あとはなんかフードビジネス的なことも。全然違う角度のものをなんかみんなでやらなきゃとか。あと、出張DJみたいなことも企画されてたりするそうです。あとは昨日、アメリカのストリップクラブの記事を見たんですけど。ストリップクラブのお姉さんたちもフードデリバリサービスを始めたっていう。UberEatsならぬ「Boober Eats」みたいなサービスを始めたり。そういう風に世界的に全然違うことをやらなきゃいけないような状態があったりするんですよね。

(BULL)そうっすね。

(DJ YANATAKE)それで僕、最後にちょっと言っておきたいのは大阪とか名古屋のクラブシーンに結構学ぶことがあるなというか。二毛作的な……これ、場所によるんですけど、すごい半端な時間で1回閉まるんだよね。だけどそこから系列店があって、みんなもう1回そこからそっちの方に遊びに行かせるみたいなシステムが完成してるじゃないですか。あれは東京にはあんまりないですよね。

(DJ ATSU)たしかに。あれは俺も面白いなと思って(笑)。

(DJ YANATAKE)だから女の子はタダで入れるけど男はもう1回金を払わなきゃいけないみたいな流れとか。でもあれ、うまくできてるんだよね。それであれって風営法の時に、やっぱり大阪が一番締め付けを食らったじゃないですか。その時に1回、すごい大変だったと思うけど。次世代の、今の大阪のクラブシーンとかを作ってる人たちが本当に考えたんだろうね。それでもっと盛り上げなきゃ、もっといい意味で儲かるようにしなきゃっていうシステムを作っているんですよ。それで地方に行ったときに「うわっ!」って本当に思って。東京のクラブシーンもこのタイミングで、何かそういうのを変える時かもしれない。

(BULL)俺もちょっとね、それは思うんですよね。

(DJ YANATAKE)最近、早い時間のイベントとかもあるじゃないですか。ああいうものをもっと定着させるとか。フリーゲストを無くすとか。できることはあるんじゃないかな?っていう。これで収束してお店を再開させたら、収益をもっと上げていく……休んでいた分の損失を取り返し行かなきゃいけないわけじゃない?

クラブのシステムを考え直す時

(BULL)そうなってくると、たとえばゲストを無くすとか。でもそれ、どこかだけがやっても俺はしょうがないとは思うんですよね。どこかだけやって「だったらこっちの店に行こう」ってなったら意味がないと思うんで。全部が足並みをそろえて、一律で……とか。なんなら渋谷のクラブ協会みたいなので、この金額を払えばどこでも入れるみたいなフリーパスを発行しちゃうとか。そういうシステム的にも俺はこのコロナがどうのじゃなくて、いろいろと思うところがあったんで。そういうのを今から考えて、大阪とか名古屋のクラブみたいな新たなビジネスモデルというか。クラブとしてのものを作るっていうのは俺は大いに賛成です!

(DJ YANATAKE)まあ、簡単なことではないんですけどね。

(BULL)でも、この時間をよりポジティブに使うのであれば、そういうことも考えないとダメかな?っていう風には思いますね。今、何ができるか?っていうのはすぐには思いつかないので、そういうことも考えちゃいますよね。

(DJ YANATAKE)本当に日々、情勢は変わるし。明日またね、そういう(緊急事態宣言)のがありますからね。ATSUくんもどうですか? ちょっとまとめみたいなところになってきちゃったけども。

(DJ ATSU)ちょっと話し足りなかったというか、思ったより早かったな、みたいな感じだけど。みんなからの意見も、あとは俺たちがさっき話したような感じのことに対してのツッコミとかももうちょっと、改めて聞けたらなっていう。やっぱりアーティストとクラブ側の人間としては歯がゆさをすごく感じていて。それを一刻でも早く解消したいけど、どういうところに持っていこうか?っていう。誰と誰とその話をしようか。それがすごく自分で苛立たしいというか。そういうところがあるので。なんかみんなからもっともらえたら嬉しいなっていう。

(DJ YANATAKE)でも俺、結構みんなすぐに現金が必要だと思うの。マジで。俺もマジ、結構やヤバいの。本当に。イベントももう6月のまで飛んでいるし。みんなもそうだと思うんだけど。なんで、何か動き出す時には本当に考えた上でやるつもりだし。そこにね、やっぱりいち早く皆さんも参加してもらえたら非常に嬉しいなと。まあ、他にもいろいろと考えていることもあるんですけどね。(ツイートを読む)「関係ないかもしれないけど、レジ袋も有料が当たり前になったし、最初はなんでも戸惑うけど慣れればよくなるはず」っていう。そうなんだよね。そう思います。すごい良い意見をもらいました。BULLくん、どうですか? 最後に。

(BULL)そうですね。話していて、そこからまた思うこともあったんで。とりあえず、言えることはやっぱりクラブに関わってきた人たちはそういう衣食住とかとは関係ないじゃないですか。「楽しみたい」というもの。エンターテイメントなんで。もうモチベーションしかない人がお金、対価をいただいてエンターテイメントを提供している。だからそのモチベーションが途切れないように、何かしらみんなしたいのはと一緒だと思うんですよね。でも、そこのいい解決策がないからみんなモヤモヤしているんだろうなっていうのがあるので。いろいろと俺も友達と話して、考えるようにしたいと思います。制作はします!

(DJ YANATAKE)はい。ありがとうございます。というわけで時間ギリギリまで話してもらったんだけども。みんな、DJもラッパーもみんな今、発信をしている。頑張って発信をしている。そういうのがあるから家で楽しめている。だからこそ、みんなStay Homeできているんだよっていうことをお偉いさんには伝えたいなって思っております。皆さんね、みんなが何かを仕掛ける時には本当に応援してあげてください!

<書き起こしおわり>

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