（若林正恭）そうそう。それで吉本の芸人さんの話になったわけよ。それで山ちゃんがバーッと東野さんにいじられていて。ワーワーッていじられてた時になんか「よし、思い切って行ってみよう！」と思って。「いやー、今の話をひと通り聞いて思ったんですけど、吉本じゃなくて良かったわー」って言ったらもう「シーン……」ってなって。山ちゃんの顔のパーツがまたシュッ！って集まって。
（春日俊彰）ええっ？ また？
（若林正恭）フフフ、なんかたぶん違ったんだと思う。間が（笑）。なんかその助走もしてないのにいきなり飛んだみたいな（笑）。
（春日俊彰）なるほどね。びっくりされちゃったってことね？（笑）。
（若林正恭）びっくりされちゃって。「違うな」と思ってさ。
（春日俊彰）難しいよな。難しい。
（若林正恭）なんか『たりないふたり』とかも見てくださっているから、「ガードが固い」っていうイメージがあるんだと思うのよ。人見知りとかで。でもな、俺はだからいきなり……だから最近、そういう場が多くて。うーん。なんかちょっとそれ、感じるよな。やっぱりな。
（春日俊彰）うん。まあイメージもあるだろうしね。その若林さんのイメージっていうのがさ。そんなに社交的だっていうのがないから、逆に気を使ってもらっちゃうみたいのもあるんでしょうな。「イージーじゃない」っていうさ。
（若林正恭）イージーじゃないのかな？
（春日俊彰）「イージーじゃない」っていうイメージがやっぱりあるんじゃない？ 私とか西村瑞樹さんはイージーなのよ（笑）。
（若林正恭）まあな。西村さんはイージーだよな（笑）。
（春日俊彰）そうよ。やっぱりそういうイメージっていうのがあるからでしょう。そこからやっていくのは大変かもしれんね。うん。
（若林正恭）そうだよな。なんかもう、かなりよくしていただきたいと思っていた。正直。いやそう考えると山里亮太って、あいつね、末っ子力があるんだよね。
（春日俊彰）なるへそ。
山里亮太の末っ子力
（若林正恭）結局なんか第七世代への嫉妬とかを剥き出しにすることでさ、「山ちゃん、まだ嫉妬してるの？」って。もう盛り上がってたわ！ ふた盛り上がりしてたわー！ それで俺も言っちゃうのよ。「山ちゃんだけよ。ガチで第七世代に嫉妬しているの」「だってさー、『情報番組を頑張って。お笑い番組はちょっと少なめだけど、ライブとかで頑張って。少なめお笑い番組を頑張っていく』って聞いてたらさ、各局さ、お笑いに力を入れた番組を始めるじゃんよー！」「山ちゃん、まだそんなことを思ってるの？」って。俺と東野さんで「末っ子力、高いわー！」って。フハハハハハハハハッ！
（春日俊彰）いや、たしかにそうだな。うん。
（若林正恭）そうそう。それで山ちゃんって俺がゴルフの話をすると「ゴルフなんか始めて。キューバで葉巻吸ってからお前、おかしいぞ！」みたいな。ゴルフをやることに結構言うくせに。ちょっとゴルフの話になったら東野さんが言ってて「なるほど」と思ったんだけど。「やっぱりゴルフって本当に上手に打ちたいものだから、それがミスした時に後輩はやっぱりいじってくれたり笑ったりする。そういうのの中で恥ずかしかったところとかを経験しておくのは大事だと思ったりもする」みたいな話をされてた時に、普段はさ、山ちゃんは「お前、ゴルフなんか始めやがって」って言うのにさ、「若ちゃんもね、ゴルフ始めたもんね！」とかその時はなんにもいわないのよ。「ゴルフ、始めやがって」とか。
（春日俊彰）ええっ？ ああ、そう？
（若林正恭）そうそう。それでなんか「いろんな番組が始まっていくことに嫉妬する」みたいな山里の末っ子トークが始まって。これ、聞いたらあいつ、気にするけど（笑）。でも、盛り上がるのよ。やっぱりその話が。嫉妬をしているから。で、その嫉妬はマジだから。そしたら「若ちゃんさ、4月からなんか始まるの、ある？」って聞いてきたからさ。「始まるのはないかな。移動だけかな」って言ったらさ、明らかに喜んでいたもんね。
（春日俊彰）フハハハハハハハハッ！
（若林正恭）で、「ああ、そうかそうかー。なんか第七世代のがすごい始まるよねー」とかって言っていたらさ、今日ネットニュースを見たらあいつ、4月からめちゃくちゃ番組が始まるのよ！
（春日俊彰）フハハハハハハハハッ！
（若林正恭）フフフ、それで東野さんとLINE交換して。東野さんの『幻ラジオ』でも「その山里の暗いトークで下痢になった」っていう風に言っていたけど、俺は逆に便秘になったのよ（笑）。
【第12回】南海の山ちゃんに間に入ってもらってオードリーの若林くんと食事をしました
（春日俊彰）フハハハハハハハハッ！
＜書き起こしおわり＞