高橋芳朗 嵐楽曲の魅力を語る

高橋芳朗 嵐楽曲の魅力を語る TOKYO FM

高橋芳朗さんが2020年1月22日放送のTOKYO FM『高橋みなみの「これから、何する?」』の中で嵐の楽曲を特集。高橋みなみさんと嵐楽曲を魅力について話していました。

(高橋みなみ)さあ、今週もオープニングナンバーの選曲からお願いします。

(高橋芳朗)はい。今日は今週25日(土)が櫻井翔さんのお誕生日ということで。おめでとうございます! ちょっと早いですけどね。それで櫻井翔さんのお誕生日であることにちなんで、14時台の1曲目までは丸々、嵐の楽曲だけをオンエアーしていこうと思います。で、オープニングに選んだのは去年の11月にリリースされた嵐にとって初のデジタルシングル『Turning Up』です。

これは去年11月3日に嵐のデビュー20周年に合わせて全てのシングルの表題曲のストリーミング配信が解禁。あとSNSも解禁という、そのタイミングでリリースされた曲になるんですね。つまり、この日をもって嵐が世界に向けて開かれたことになるんですね。で、この『Turning Up』の歌詞はそんな彼らの置かれた状況を踏まえたものになっていて。たとえばサビにはこんな一節があります。「We bring the party Let’s get it started 世界中に放て Turning up with the J-pop」という。

(高橋みなみ)すごい!

(高橋芳朗)もうJ-POPをある種背負っているようなフレーズと言っていいと思うんですけども。しかもこういう歌詞に加えて曲調も普段よりグッと、現行の世界標準のR&Bサウンドを踏まえたような音作りのダンスミュージックになっているんですね。だから嵐、皆さんご存知の通り、今年一杯で活動は休止になってしまいますけども、この『Turning Up』はもうギリギリまで挑戦し続けるんだっていう彼らの決意表明みたいな曲と言っていいんじゃないかなと思います。じゃあ、聞いてください。嵐で『Turning Up』です。

嵐『Turning Up』

(高橋芳朗)はい。嵐で『Turning Up』を聞いて頂いております。今週金曜日、1月24日にこの『Turning Up』のリミックスヴァージョンがリリースされるんですよ。題してですね、『Turning Up (R3HAB Remix)』という。これ、世界的に活躍するオランダの人気DJのDJ R3HABという人が手がけた新バージョンなんですよ。

(高橋みなみ)ええっ、すごい!

(高橋芳朗)だからここからもちょっと何か嵐が世界を向いてる感じ、世界を意識している感じが出てくるので。

(高橋みなみ)なんだろう? いろんな世界でこう、「パーティーはまだ続くんだよ!」っていうような。

(高橋芳朗)そうそう。だからこの後の活動、やっぱりちょっと楽しみになってくるなっていう感じがしますね。

(高橋みなみ)ですね。わくわくしますね。

嵐『Turning Up (R3HAB Remix)』

(中略)

(高橋芳朗)早速じゃあ2曲目に行ってみましょうか。次はですね作詞が竹内まりや、作曲・編曲が山下達郎さん。達郎さんはコーラスとギターも担当しております。2016年リリースの曲ですね。嵐で『復活Love』です。

嵐『復活Love』

(高橋みなみ)お送りしているのは嵐で『復活Love』。作詞が竹内まりやさん、作曲が山下達郎さんということで。このお二人が作られたというのはご縁があってっていうことなんですか?

(高橋芳朗)2013年に開催された嵐のライブを達郎さんとまりやさんが見に行って、それがきっかけでこの話が浮上したみたいですね。直訴したみたいですけどね。どうやら。

(高橋みなみ)ご本人たちが? いやいや、すごい楽曲が生まれましたね(笑)。

(高橋芳朗)素晴らしい楽曲でございます。

(中略)

(高橋芳朗)はい。嵐の2008年のヒット曲ですね。『Step and Go』を聞いていただいております。

嵐『Step and Go』

(高橋みなみ)この楽曲は……?

(高橋芳朗)僕、この楽曲が、ちょっと僭越ながらですね、嵐サウンドのひとつの完成形というか、到達点というか。さっき冒頭でかけた『Turning Up』とかもこういう曲が土台になって派生していっているようなところがあるんじゃないかな?っていう……すいません。偉そうに語ってしまいました(笑)。

(高橋みなみ)フフフ、そして今日のメッセージテーマは?

(高橋芳朗)はい。「嵐の曲について教えて」ですけれども、メッセージをいただいております。

(高橋みなみ)はい。18歳女性の方。「私は特に嵐のファンとかジャニーズ好きとかではないですが、そういう人でもメンバーの顔と名前が一致したり、ある程度曲が分かったりするところは嵐のすごいところだと思います。これぞ国民的アイドルっていう感じですね」と。

(高橋芳朗)いや、まさに。まさにまさに。いますか? 他に空で名前を全員言えるのって。なかなかないですよね?

(高橋みなみ)いやいや、なかなか難しいですよ。皆さん、本当にいろんなところで活躍されているからこそですよね。

(高橋芳朗)しかもお父さん、お母さんレベルでもきっと言えますからね。

(高橋みなみ)本当に。そして続きまして……「今日は嵐の特集ですね。私の嵐の印象は『うたばん』で大野くんと中居くんが乱闘するシーンが記憶に残っています」。えっ、なんだ? なにがあったんだろう?(笑)。

(高橋芳朗)なんですか、それ?(笑)。

(高橋みなみ)内容が知りたいですよね。「……でも今日は櫻井くんの誕生日が近いということで、櫻井くんがラップで弾けている嵐のデビュー曲『A・RA・SHI』を嵐聞きたいな!」というね、リクエストも来ていますね。

(高橋芳朗)最近ね、新バージョンも出ましたけどね。というわけで皆さんも嵐の曲の魅力や雑学など、いろいろ教えてください。そして、続いての嵐ソングは高橋みなみさんの選曲でお送りしたいと思います。

(高橋みなみ)ちょっといいんですか? 大丈夫かな? 緊張するわ!

(高橋芳朗)行きましょう! 2曲ですね。

(高橋みなみ)はい。2曲選んだんですけども。まず1曲目は櫻井翔さんによるサクラップナンバーをここは選びました。本当、悩んだんですけど昔から一番好きなんです、この曲。『サクラ咲ケ』。

(高橋芳朗)おっ、来ましたね!

(高橋みなみ)いいですよね。やっぱり櫻井さんってニュースゼロではキャスターを務めてらっしゃったりとか、本当にその知的さっていう部分も素敵なんですけど。でもバラエティーだとまた表情の変わったりするじゃないですか。で、このラップ……サクラップのワードが品の良さが本当に出てて。あとセンスがすごいんです。で、この『サクラ咲ケ』のラップのワード、私はすごい好きなので注目して聞いていただきたいなと。そしてもう1曲が大野さんがメインボーカルって言っていいんでしょうか?

主演ドラマ『魔王』の主題歌でもありました『truth』という楽曲なんですけども。大野さんも普段、ほんわかとされているのにステージに立つと歌もスタッフもキレキレっていう。もう歌声がすごく私、大好きでして。その低い音程から高いところまですっごいきれいなんですよ。全部。で、何か女性がグッとくるボイスというか、聞けば聞くほど「ああ、なんか癒やされるぞ?」みたいな。

(高橋芳朗)ちょっと色気がね。

(高橋みなみ)色気があるんですよね。あとちょっと曲だけではそこが伝わりにくいんですけど。ダンスの振り付けがめちゃくちゃいいんです、この『truth』は。「謎めいて♪」の四角の窓を作る振り付けがありまして、そこもいいのでMVもぜひチェックしていただければと思います。ということで『サクラ咲ケ』『truth』、2曲続けてお聞きください。

嵐『サクラ咲ケ』

嵐『truth』

(中略)

(高橋みなみ)ここからは水曜パートナー、高橋芳朗の「これから、プレイリスト作っちゃう?」です。

(高橋芳朗)本日の特集はアーバンな嵐ソングベスト5。大変僭越ながら私が選んだ嵐の楽曲のベスト5をカウントダウン形式でお届けしたいと思います。選曲のコンセプトがタイトルにあるように「アーバンな嵐ソング」なんですけど、ちょっと漠然としてますよね? ブラックミュージック調のメロウな曲。あるいはファンキーな曲を中心を選んでいます。

(高橋みなみ)おおー!

(高橋芳朗)かつ、全ての曲をアルバムの収録曲、あるいはシングルのカップリング曲から選んでいます。あえて表題曲は外しました。なんで熱心なファンの方はご存知の曲がバンバンかかると思うんですけど、そうでもない、シングル曲ぐらいしか知らないという方は結構新鮮に楽しんでいただけるんじゃないかと思います。あと、これは特に狙ったわけじゃないんですけど、すべて2016年から2018年の楽曲になります。結果的に。

(高橋みなみ)へー! 3年間?

(高橋芳朗)そうですね、はい。じゃあ、行っちゃいましょう。まずは第5位。第5位は2017年リリースのアルバム『untitled』から『抱擁』。

こちらの曲は夜のクラブ、ダンスフロアを舞台にした恋の駆け引きソングなのかな? 歌詞からすると。で、ファンキーなサウンドとちょっと歌謡曲的なメロディーとの調和がもう絶妙でですね、それが結構大人な色気を醸し出しているという。ちょっと90年代っぽいところもあるかもしれないですね。じゃあ聞いてください。嵐で『抱擁』です。

嵐『抱擁』

(高橋芳朗)はい。アーバンな嵐ソングベスト5、第5位は2017年のアルバム『untitled』収録曲の『抱擁』です。

(高橋みなみ)なんか90年代のちょっと懐かしい感じが……。

(高橋芳朗)よくないですか?

(高橋みなみ)私、めっちゃ好きです。

(高橋芳朗)これ、『untitled』というアルバムには『Sugar』っていうめっちゃおすすめのかっこいい曲もあるんで。ぜひ皆さん、チェックしていただきたいですね。じゃあ続いては第4位。第4位は2018年リリースのシングル『Find The Answer』の初回限定盤初回収録の『街角の恋人たち』です。これ、たぶんウインターソングだと思うんですけどね。基本、結構クール&スムーズなR&B調で進行していくんですけど、サビで視界がブワッと一気に広がっていく感じが爽やかでめちゃめちゃ気持ちいいんですよ。で、なんかすごいあったかい包容力があって、ウインターソングなんだけどこの1月、2月っていうよりかは年末とかに聞くとグッときそうな感じですね。相葉さんのファルセットがめちゃくちゃいいんです。じゃあ、聞いてください。嵐で『街角の恋人たち』です。

嵐『街角の恋人たち』

(高橋芳朗)はい。アーバンな嵐ソングベスト5、第4位は2018年の作品です。『街角の恋人たち』、聞いていただいております。

(高橋みなみ)Aメロ、Bメロもめちゃめちゃいいんですけど、サビが本当にいいわ!

(高橋芳朗)サビ、めっちゃいいでしょう?

(高橋みなみ)開ける!

(高橋芳朗)開けますよね? 開けるし、なんていうんだろうな? まとめ感があるっていうか、年末とかにね、しみじみ聞きたいなっていう感じが……。

(高橋みなみ)結構たまらんサビですね、本当に。なんなんだろうな、これ?

(高橋芳朗)たまらんですよね? ちょっと状況によってウルッと来ちゃうような。すごい包容力があるんですよね。これ、いい曲だよな。ラジオ映えする。素晴らしい! では、続いて行ってみましょう。続いて、第3位です! 第3位は2018年のシングル『夏疾風』の初回限定盤収録の『After the rain』。今日の天候にちょっと合うようなタイトルかもしれないですけども。これもミディアムテンポのR&B調の曲なんですけども。もうただただ気持ちいいです。気持ちいい。一度かけたらのもうずーっとリピートしたくなるような中毒性がある曲で。アーバンな嵐ソングっていう意味では、もしかしたらこれが一番テーマにのイメージにしっくり来るかもしれないですね。ちょっと低音を効かせた松本潤さんのラップも聞きどころかな? じゃあ、聞いてください。嵐で『After the rain』です。

嵐『After the rain』

(高橋芳朗)はい。アーバンな嵐ソングベスト5、第3位は『After the rain』。

(高橋みなみ)なんだろう? すごく気持ちいい。

(高橋芳朗)いいですよね。もう「いいですよね」しか行ってない感じがするんですけども。「Baby, you’re my umbrella」ですよ。ここはグッと来ますね。じゃあ、続けます。次は第2位です。第2位は2018年のシングル『君のうた』のカップリング曲で『Count On Me』。これはですね、ライブでやられたらたぶん失神します。

(高橋みなみ)ええっ?

(高橋芳朗)もうファンキーで疾走感のあるめちゃくちゃかっこいい曲なんですけど。歌詞に「螺旋階段上れば、そこはすでにプレイグラウンド」とか「天井知らずのシンパシーで Stayin’ awake」とかっていうフレーズがあるんですけど。実際、どこまで高みについていってくれるんですか?っていうぐらい高揚感があって。もうちょっと終わった後ね、軽い疲労感を覚えるぐらいずっと高いテンションで続いていく感じの曲です。じゃあ聞いてください。嵐で『Count On Me』です。

嵐『Count On Me』

(高橋芳朗)はい。アーバンな嵐ソングベスト5、第2位は『Count On Me』。

(高橋みなみ)めちゃくちゃかっこいいです!

(高橋芳朗)超かっこいいでしょう? これね、ライブのオープニングとかでやったりしたらたまらないだろうなっていう。

(高橋みなみ)上がるなー!(笑)。

(高橋芳朗)上がりますよ、これは。最高(笑)。

(高橋みなみ)螺旋階段、上りたい!

(高橋芳朗)これ、夜の首都高とかでもぶっ飛ばしながら聞いたりしたら最高なんじゃないかなっていう気もしますけどもね。じゃあ、最後です。栄えある……「栄えある」っていうか自分で選んでいるんですけどね(笑)。第1位はソロ曲です。2016年のアルバム『Are You Happy?』収録の松本潤さんのソロ曲で『Baby blue』。

(高橋みなみ)1位がソロ曲!?

(高橋芳朗)これね、すいません(笑)。まず謝るっていう。これ、生演奏のグルーヴが気持ちいい、すごいポジティブなパワーがもらえるディスコソングなんですけども。落ち込んでる子を励ますような歌詞も最高。『Baby blue』。で、やっぱりアイドルにはこういう歌、歌詞を歌ってほしいなっていうのも……なんか「うまくいかないことばっかりだけど今日も1日、頑張ろう」みたいな。

(高橋みなみ)嬉しい。背中、押されるな!

(高橋芳朗)そういうの、いいですよね? で、この曲は演奏もすごい素晴らしくて。ギターとシタールが高野寛さん。ドラムが佐野康夫さん。ベースが小松秀行さん。これ、90年代のORIGINAL LOVEのリズムセクション、バッキングなんですよ。この布陣からピンと来た方もいるかもしれないですけども、ちょっと渋谷系っぽい香りもする曲かなっていう。素晴らしい曲です。聞いてください。嵐、松本潤さんのソロ曲で『Baby blue』です。

松本潤『Baby blue』

(高橋芳朗)はい。アーバンな嵐ソングベスト5、第1位は松本潤さんのソロ曲で『Baby blue』でした。

(高橋みなみ)いい曲。

(高橋芳朗)いい曲ですよね。たまらないなー!

(高橋みなみ)さわやかさもあり。

(高橋芳朗)さわやかですよね。

(高橋みなみ)いやー、いろんな楽曲がありますね。すごいな!

(高橋芳朗)これはでも本当に今日の時点でのランキング。明日になったらまた変わるかもしれないという(笑)。

(高橋みなみ)フフフ、はい。特集はまだ続きます。ここでお知らせと最新ニュースです。

(中略)

(高橋芳朗)特集、アーバンな嵐ソングベスト5をお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?

(高橋みなみ)いや、本当に素晴らしい楽曲がたくさんあって。でも本当にこれって一部じゃないですか。

(高橋芳朗)そう。本当にほんの一部なんですよ。

(高橋みなみ)だからいろんな角度から嵐ソングベスト5、できますね!

(高橋芳朗)できますね。またやりましょう!

(高橋みなみ)またやりましょう。メッセージもたくさんいただいております。「デビュー前からの嵐ファンです。嵐の活動休止、最初は受け止めきれなかったけど今はメンバーが決めたことだから応援したいと思っています」という。やっぱり皆さんね、嵐の皆さんと一緒に人生を歩んできてるから。その「受け止めきれない」っていうね、最初の思いというのはあったと思うんですけどもね。皆さんもそれでも応援したいっていう思いがね、優しさですよね。そしてもう一通。「嵐の魅力。テレビとコンサートでのギャップ。大野さんの優しくて癒される歌声とキレキレしなやかダンスはコンサートでしか堪能できません。仲良しワチャワチャなMCも楽しいです。毎日ラジオを聞いていますが、嵐特集が嬉しすぎて初めてメッセージをしました」。ありがとうございます!

(高橋芳朗)嬉しい。ありがとうございます! コンサートね。

(高橋みなみ)すごいですよね、本当に。

(高橋芳朗)フフフ、見たくても見れない……(笑)。

(高橋みなみ)そう。安易に「行きたい」なんて言ってはいけない。見たいという皆さんがたくさんいるんだから。

(高橋芳朗)もう選ばれしものが……っていう感じですね(笑)。

(高橋みなみ)そしてもう一通。「今日は長女の都立高校推薦の出願日です。休暇を取って朝、送り出しました。0歳から保育園に行き、小学校・中学校と家のことや妹を見てくれて、ありがとう。義務教育を終え、自分の世界が広がります。行きたい高校に行けるよう、あと少し頑張ろうね。春になること、幸せが訪れますよう。『Happiness』が好きです」という。

(高橋みなみ)(楽曲を聞いて)ああーっ、なんだろう、グッと来ちゃった、今!

(高橋芳朗)アハハハハハハハハッ! 絶妙なタイミングで来た!

(高橋みなみ)今、すごい刺さりました(笑)。

(高橋芳朗)ああ、本当にウルッと来ている(笑)。

(高橋みなみ)今、すごいグッと来ちゃった。いや、嵐さんの曲って刺さっちゃって刺さっちゃって。うわあ、いいわ―!

(高橋芳朗)『Happiness』はこの間のモータウンビート特集でも紹介しましたけども。またちょっと違う響きで聞こえてきたというか。

(高橋みなみ)いやー、なんだろう? 送り出す気持ちとね、「走り出せ」っていうのと……いいですねえ! この特集、最高ですー!

(高橋芳朗)思わず落涙、いやいやいや……(笑)。

(高橋みなみ)ということでこの後は嵐特集のラストを飾る曲をお届けしましょう。何がかかるんでしょうか?

(中略)

(高橋芳朗)はい。嵐特集、最後を飾る曲はこちらを選びました。2002年リリース、ドラマ『木更津キャッツアイ』のエンディングテーマだった『a Day in Our Life』です。これ、選曲理由としては13時台は比較的最近の曲が多かったので、割と初期の曲から選びたかったっていうのもありますし。あと、櫻井翔さんの誕生日きっかけのこの特集ですから、櫻井さんが割と目立つ、活躍する曲で締めたかったというのもあります。で、この曲ってすごく挑戦的&実験的だと思うんですよ。まずほぼ全編をラップで通すっていうのはジャニーズとしてはもちろんだし、J-POPとしてもこれかなりチャレンジングですよね。しかもこれ、18年前の曲ですからなおさらすごいなと思いますね。

(高橋みなみ)ええっ! そんなに経っているんですね!

(高橋芳朗)しかもラップと歌が併走していくパートとかもあるので、ある種アバンギャルドな作りというか。でもアバンギャルドだからゆえなのかもしれないですけど、意外と色あせないで今も聞けるというか。で、これの作詞・作曲・編曲はスケボーキングのSHUNさんとSHUYAさんがやっているんですけど、少年隊の『ABC』をサンプリングしてるんですよ。そこもちょっと洒落てるなと思って。それで当時、まだ嵐はデビューして3年目ぐらいだと思うんですけれども。この少年隊のサンプリングにジャニーズの歴史、伝統の継承を意味してるのかなっていうところを勘ぐりたくなってしまうというかね。じゃあ聞いてください。嵐で『a Day in Our Life』です。

嵐『a Day in Our Life』

(高橋芳朗)はい。嵐で『a Day in Our Life』を聞いていただいております。なんかサウンド的にはちょっと前のヒップホップビートなんだけども、あんまり古くなっていないっていうのが。

(高橋みなみ)いや、色褪せないですよ、本当に。

(高橋芳朗)ラップ曲なんだけど、ちょっとセンチメンタルになれるっていうか。歌メロがすごいですよね。

(高橋みなみ)ということで、今日のメッセージテーマ、「嵐の曲について教えて」ということで。メッセージがたくさん来ております。「大宮、大野・二宮ペアのイチャイチャしてる空気感。相葉ちゃんの常に一生懸命で熱い姿、千葉県民の誇り、翔ちゃんに関しては何をやっても完璧。知的でかっこいい。松潤のクールな時とたまにドジッちゃうギャップ……もうまとめきれないです!」。もう熱を帯びたコメントを(笑)。

(高橋芳朗)フフフ、すさまじい熱量ですね。いいなー。ありがとうございます!

(高橋みなみ)続いて。「高橋芳朗さん、ベスト5最高でした。こういう特集はシングル曲しか流れないと思っていたので、こうして大勢の人に向けて日の目を見ることがなかったかもしれないカップリングやアルバム曲を流してくださり、ありがとうございました」という。

(高橋芳朗)感動です。ありがとうございます。渾身の選曲でお届けをしましたので。

(高橋みなみ)でも「最高の選曲でした」っていうのもTwitterで来ていますよ。

(高橋芳朗)ああ、本当ですか? ありがとうございます! 嬉しい!

(高橋みなみ)続いて、33歳女性、主婦の方。「初めてメッセージします。嵐と聞いて、子供のお迎え遅刻覚悟でメッセージを送ります。嵐の曲には中学生の頃からお世話になっています。持久走の練習で校庭をぐるぐる回るのがつらい時に『君のために僕がいる』を口ずさみながら走り、気持ちよく走れたことを今でも覚えています」という。なんでしょう? 当時中学生になった方が母になってそして今、この企画ともに遅刻をしそうになっているという……(笑)。

(高橋芳朗)アハハハハハハハハッ! 走って!

(高橋みなみ)走って! またこの曲を聞いて、走ってお迎えして! 頑張ってくださいね(笑)。

<書き起こしおわり>

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